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リリー賞コミュの第13回精神障害者自立支援活動賞

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2017年3月10日

第13回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)が発表されました。

統合失調症などの精神障害者2組の「当事者部門」・支援者・団体などの「支援者部門」の2組計4組が受賞しました。

エントリーは当事者部門61件、支援者部門36件でした。

このトピックで受賞者のみなさんを紹介していきます。

コメント(4)

「当事者部門」受賞

NPO法人 精神障害者回復者クラブすみれ会(北海道札幌市)

統合失調症などの精神障害の当事者のみで運営する日本初の共同作業所を30年運営。1970年北海道立精神衛生センターの社会復帰学級の卒業生4人が当事者の会として「すみれ会」を立ち上げ、「すみれ共同作業所」を16年後創設。日本初の精神障害者だけで運営する共同作業所として、2つの作業所を運営し、2007年にNPO法人となり、現在2つの地域活動支援センターとして活動。設立して47年間、一貫して当事者だけで運営、活動し段ボール加工から小物作り、すみれ会便りといった回報の発行、語る会などの当事者会の運営活動など、現在の精神障害者の居場所作りといった活動の先駆けとして、長きにわたりピアスタッフの草分けとなり、継続し運営発展させてきたことが高く評価されての受賞。

北海道では3組目の受賞。第9回受賞したあのべてるの家よりも先に運営していたこの北海道のすみれ会は現在たくさんのピアスタッフのお手本として長く活動されていることに、深い感銘を受けました。北海道はこういった精神疾患の当事者を受け入れる道民性も長きにわたり活動できるのかもしれないと、地域に根差した居場所作りの大切さを思い、今後の活動にも大いに期待しております。
「当事者部門」受賞

一般社団法人 UnBalance〈アンバランス〉(大阪府大阪市)

発達障害の当事者によるピアサポートグループとしてユニークで多面的な活動を展開しています。設立は2013年1月、大阪市平野区の借りたアパートの一室で大人の発達障害の当事者が自助グループとして発足。当事者が居場所として当事者サロン、臨床心理士などによる勉強会、当事者が得意とする分野で講師を務めるワークショップ、そして他の当事者グループとの交流会、そして居場所作りとしての役割を持つなど、多面的に展開される活動のユニークさと発信力が高く評価されての受賞。

大阪府では8組目の受賞。代表の元村祐子さんはNHKEテレでもよく出演されており、大人の発達障害の生きづらさを体現し、積極的に啓発活動をされております。今回の当事者部門は居場所作りが大きなテーマでもあり、多方面にわたる活動や発達障害の特性を生かしたワークショップを展開するなど、リリー賞の精神障害の受賞の範囲を広げることになることは、今後のリリー賞の受賞に大きく展開するものであります。今後の活動にもおおいに期待しております。
「支援者部門」受賞

会津若松市立川南小学校(福島県会津若松市)

第1回リリー賞福祉活動部門受賞の精神障害者福祉事業所「ほっとハウスやすらぎ」と18年にわたり交流、川南小学校の生徒と精神障害者とが、学年別にさつまいも、ラベンダー栽培、そして田植えと稲刈りという作業をすることで、精神障害の啓発と正しい理解、それにより当事者の地域参加や就労へと繋げることで、地域での共生と思いやりの精神を小学生が理解することでより早く当事者も生きがいを得ることにつながり、周りの地域の大人たちも自然に地域に根付いた共生の精神をうまく発揮し、地域で当たり前に精神障害者が生活を応援するようになるといった啓発につながる活動が高く評価されての受賞。

福島県では2組目の受賞。ここ数年、最終候補として残っていましたが今年受賞したということで、小学生と当事者とのふれあいを小学校が支援していったというまさに独自性が活きた活動であるということと、あきらめずに応募し続けたことに大変意義深い受賞につながったと感じました。今年は団体のレベルも拮抗していた中での受賞に喜ばしく感じております。これからもこういう活動を続いていけることによりリリー賞の支援者部門の多様な活動を今後も大いに期待しております。
「支援者部門」受賞

高槻精神障害者スポーツクラブ〈愛称 WEARE ウィアー〉(大阪府高槻市)

2006年4月、精神科病院のデイケアでバレーボールをしていた当事者が母体になり、病院外の当事者や、スポーツが好きな精神保健福祉の関係者が集まり発足した地域型スポーツクラブ。サッカーが盛んな高槻でのフットサルや6人制バレーボールを軸に競技スポーツとして活動。2011年3月、フットサルの「YARIMASSE 大阪」が精神障害者のスポーツ団体として初のイタリア遠征を実施、Jリーグのガンバ大阪とも交流するなど、積極的に地域にネットワークを広げ、精神障害者の社会参加を支援する取り組みが高く評価されての受賞。

大阪府では9組目の受賞。独自性としては難しいとされたスポーツで初めての受賞は、今後実績も重視されることでより多くの当事者や支援者がリリー賞を受賞できる可能性を広げた意味でも意義深いものであります。こうした国際大会や海外遠征なども大きな受賞のきっかけになるとともに、今後もこうした精神障害者や支援者の可能性などを大いに期待しております。

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