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矢武 久実【ピアノ弾き語り】コミュのライブ@日吉Nap (2014年7月26日)

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猛暑の日々が続く中、7月第2回目となるライブが日吉Napで行われました。

4名のアーティストが出演するライブで、矢武さんが3番手でした。
今回も、前回のライブでお互いの曲をカヴァーした相原邦弘さんと
再び共演されました。
相原さんはが4番手だったのですが、ここでも矢武さんが再び登場します。

今回のライブは、週刊誌なら「矢武久実さん、新アルバム発表間近か?」
と見出しをつけそうな趣がありました。
ちなみに、東スポの見出しであれば、「か?」は折り返しで見えないように
することと思います。

曲目(セットリスト)は、以下のとおりです。

  1. 最古の図書館(Librarium)
  2. Loireag-水の精-
  3. 祈雨 -kiu-
  4. Yu sontie〜輪廻〜
  5. 茜
  6. Self(Song of Kunihiro Aihara)
  7. Legend

今回は、1〜5曲目まで新曲で揃え、残りの2曲は相原さんの曲のカヴァー、
そして共演という内容で、まるでミニアルバム5曲にボーナストラック2曲が
付いているような印象がありました。
聴きながら、まるで新しいアルバムを手にしたような感動がありました。

肝心の内容ですが、個々の曲は既に紹介しているので、全体的な
雰囲気をご紹介します。

まずは「最古の図書館」の静かなピアノの音と歌声で始まります。
続いて、2曲目は朗々とした「Loireag-水の精-」。
再び、深遠な曲に戻り「祈雨 -kiu- 」。
そして、感情あふれる「Yu sontie〜輪廻〜」。
最後は、久しぶりの、この曲が好きという方も多い「茜」。
どちらかというと空想的な世界を思い浮かべることが多い矢武さんの
曲の中で、日本の風景を思い浮かべる落ち着いた曲です。
子守唄になりそうな優しい歌だと思います。

このように、静、動、静、動、静というリズムで進んだ内容でした。
このままアルバムになりそうなのですが、きっと新しいアルバムが出る時は、
もっと良い意味で裏切られるのではないかと思います。

6曲目は、相原さんの「Self」という曲です。
矢武さんの公式ブログに、ヒントが書いてあり、謎かけのようなことが
書いてあったので、日吉に向かう電車の中で、相原さんのアルバムを聴いて、
矢武さんが歌う姿を想像しながら、数曲予想したのですが、
見事に外れました(苦笑)。

このタイトルは普通名詞ではなく、心理学用語から来ていて、最初の「S」が
大文字になっているのはそういう背景だそうです。
ちなみにSelfは、Wikipediaに「自己」という翻訳で紹介されています。
「自分によって経験または意識される自分自身」とのことですが、矢武さんの
歌を聴いて、幸せを経験する自分もSelfというのだろうか?

ちょっと脱線しかけましたが、この曲はオルガニートの演奏と詩の朗読、
そしてピアノ弾き語りで紹介しました。
相原さんのオリジナルは暖かい優しさのある歌なのですが、矢武さんが歌うと、
しっとりした優しさを感じる歌になりました。

最後は、相原さんが登場し、共演でした。
曲は「Legend」。最初に相原さんが歌いだしたので、矢武さんのピアノ伴奏で
歌うのかなと思ったら、途中から矢武さんがハミングをかぶせてきて、
これは今までにない素敵なハーモニーでした。
聴きながら、70代のフォーク、ダ・カーポなんかを思い起こさせる歌声でした。

前回のライブで、カヴァーをすることで「化学反応」が起きたと書きましたが、
今回は矢武さんでもなく、相原さんでもない、まったく新しいものが生まれて
きたように思います。

矢武さんのセッションは、これで終わりです。
・・・が、まだまだ続きがあります。


休憩をはさんだ後、相原さんのセッションが始まりました。
持ち歌を数曲歌った後、今度は矢武さんがゲストで出演です。

ここでは何と鍵盤3台が舞台に並びました。正確には、これに矢武さんの
ティンホイッスルと相原さんのアルトサックスもありました。

共演は、2曲です。
1曲目は、矢武さんの「Silver Lining 」。まずは詩の朗読です。
いつもオルガニートで語っている詩を朗読のみで語るのですが、
矢武さんが語ると、相原さんがこだまのように語り、途中からは
交互に語ったり、一緒に語ったりという形で朗読が進みました。

そして、この曲の歌が続きます。
いつもは、ティンホイッスルで演奏される旋律を相原さんがアルトサックスで
演奏するという部分があり、ティンホイッスルとアルトサックスで協奏する部分が
あり、再び2人でハーモニーで歌う部分がありという内容の濃い演奏でした。

最後は、相原さんの曲(曲名は分かりませんでした)を2人で歌って、終わりです。
この曲の出だしの部分で、少しだけ「スノードーム」のメロディが演奏されました。

前回のライブが「1+1=A」ならば、今回のライブは「1+1=(ルノアールの絵画)」
というほどの化学反応があったライブでした。

矢武さんの歌にはカシミアのマフラーのようなしっとりした優しさがありますが、
相原さんの歌には火鉢の暖かさのような優しさがあります。
優しさの種類は少し違うけれど、どこか優しさを感じるという点では共通の解を
持つだけに、一緒に演奏するとどちらの世界とも言えない不思議な優しい世界が
生まれたように感じました。(注:あくまで個人的な感想です(苦笑)。)

ライブは、8月にもう一度予定されています。
また、11月には、再度相原さんと、そして今度は更に馬頭琴の演奏家と
共演されることが予定されています。
しかも場所は教会という、何か起こるか予想ができないライブになりそうです。


※写真は、出演者リスト。
 そして、会場入り口。会場は地下にあるのですが、1階から地下に降りる階段を
 写した風景です。
 最後は、演奏後のステージ。分かりづらいと思いますが、3台目のキーボードは
 真ん中に左向きに置かれています。
 左は矢武さんが演奏したもの。右と真ん中は相原さんが 演奏していました。

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