縄文土器を楽しむコミュの■番外編・黒曜石■畑宿（神奈川県・足柄下郡）

縄文土器とは離れますが黒曜石のお話です。

関東の黒曜石の産地と言ったら長野・神津島・箱根が有名です。
無謀にも土地勘もないまま箱根の畑宿に行ってみました。

地図で見ると箱根湯本の駅からバスが出ている模様。２０分ほどです。
畑宿のバス停を降りると目の前に旧街道の石畳の道があります。
寄木細工で有名な地ですので寄せ木細工のお土産屋さんが数軒ありました。

バス停から大きくカーブしている道を登り「飛竜の滝」へ向かいます。
道路の上にある遊歩道に看板がありました。
そのまま上に向かう道路（舗装路で車１台分の幅）を上ります。
ここまでは地図の通りです。
この道に入ってすぐ、ごく小さな黒曜石のかけらを見つけました。

左に国道１号線の車の騒音を聞きながら約１０分程度上ると未舗装の道（林道）
となります。ゴウゴウという滝の音を聞きつつ歩くと小さい橋があります。
黒曜石は川に流されて平地にたどり着くことが多いので意を決して
沢へと降りました。
履いて来たオシャレなブーツでは少し躊躇しましたが（笑）

異様な石の城壁を登ったりしながら川の石を足がかりに川の中を探します。
見つけた黒曜石は長野や北海道の白滝に比べると無骨な感じで
インクルージョンも多いようです。

冬は虫が居ない。木も葉っぱが落ちているので森の中の見通しが良い。
山菜もキノコも終わっているので人が居ない。
ただ川に入る為の長靴は必要だな～と感じました。
雪が降るとやっかいですが冬はおススメです。