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【2009Jリーグ Pick Up!ニュージェネレーション】第4回:柿谷曜一朗(C大阪)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00076465.html

■柿谷曜一朗(C大阪)


感情移入できなかった涙

日本が韓国に惨めに敗れたサウジアラビアの夜。FIFA U-20ワールドカップ2009 エジプトの出場権を逃したピッチで柿谷曜一朗(C大阪)は声を出して泣いた。何人ものチームメイトが抱き起こそうとしたが、立ち上がることを拒否するように独り泣き続けた。印象的ではあったが、完全に感情移入することが出来なかった。その最大の理由は後半から途中出場した柿谷のプレーのムラッ気と軽さだった。リードされ、完全に圧されている状況で自分自身も周囲も活かすことが出来なかった。不確実なアウトサイドを使ったトリッキーなパスで、ボールを失う起点にもなった。

AFC U-19選手権 サウジアラビア2008の初戦(対イエメン)で先発の柿谷が負傷(24分)したため、永井謙佑(福岡大)が入り、日本はその後4ゴールを決めて5−0で大勝。 永井は次のイラン戦では3ゴールを決めてエースの椅子に座った。永井はそれまで後半終了間際に少し使われるだけだったが、チーム内で地位を確立しつつあったし、日本は柿谷抜きでグループリーグ1位通過も決めた。柿谷の陰は薄くなっていた。しかし、エジプト行きが懸かった韓国戦で圧されまくり期待の永井もスピードという特徴を活かせず、チームとして機能しない日本。後半から出場する柿谷に期待を持った。常にゴールを意識して、とんでもない所からゴールを決めるストライカーの本能に期待した。しかし、韓国のディフェンダー相手に個で局面を打開することは出来なかった。終盤に、水沼宏太(横浜FM)や河野広貴(東京V)と近い距離でプレーして局面を打開しようとしたが、ゴールという果実を得ることは出来なかった。気持ちで圧されることはなかった。プレーの選択肢を正しく判断できなかっただけ。しかし、それが彼個人にとっての大きな課題。

今のままの柿谷では本人が持っている自信に等しいだけの評価を周囲から得ることは出来ない。しかし、独特なリズムと技術を持った魅力的な選手であることは事実。先発で出場できるチームでプレーするのも一つの選択肢かもしれないが、一番の選択肢はC大阪でレギュラーを取ること。つまり、変わらなければならない。出場したときは比較的自由にプレーすることを許されているが、シーズン中盤から出場機会は激減した。その理由を外に向かって見つけるのではなく、自分の中で見つけなければならないだろう。
>>[002] 試合の出来次第では、イングランドに引き抜かれちゃいそうですね、

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