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わが母の記コミュの公開せまる!

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昨日の夜、テレビCMを初めて見ましたよ。
樹木希林さんや役所広司も各種メディアで宣伝が始まってる様です。
こりゃ景気づけに初日舞台挨拶に早朝から並ぶかな・・・。

コメント(16)

さて、すでに全国で試写をご覧になった方々が、Yahoo!にレビューに『わが母の記』の感想を投稿されています。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id340543/s0/or1
ネタバレになる内容では無いので、ご覧になっていただけると良いと思うのですが、一部酷評を投稿されている方の内容に共通しているのが「ボケた母親を見て笑って良いのか?」という事。

私が見た完成披露試写でも、何度も笑いが起こっていました。
これはボケた母(樹木希林さん)を笑っているのでは無く、ともすれば深刻な状況でもある「ボケ」による行動や発言に対して、向き合っている家族の一人一人が明るくユーモアのある反応をしていることに対して、微笑ましいと感じて笑っているんだと思います。

ドキュメントで見た老人介護の現場でも、日本人だけでなくフィリピン人介護士達も笑顔を絶やさずに「自分の祖父母の様に思って接している」と言って頑張っていました。また、外出時のファーストフード店で、支払いの際にティッシュペーパーを差し出した老人に対して、笑顔で「申し訳ありませんが、現在このお札はご使用いただけません」と対応したスタッフがいて、「おぉ、それはすまんな」と小銭で支払ったというエピソードがあり、多くの方々から絶賛されていました。ここでストレートに「それはティッシュでしょ?」と対応したら、老人は激怒していただろうと、同伴していた介護士も語っていました。本人は自分がボケていると自覚していないのです。

一緒に暮らす家族にとって、そうでなくても目が離せない存在になった身内が、意味の分からない行動や言動は困惑したり怒りを感じたりしてしまう事も多いと思います。介護している方が精神的に追い込まれ、実の親を殺害してしまうという事件を聞いたのも、1度や2度では無いでしょう。

そんな状況で笑って接し続けるという事は、強さすら感じてしまうのです。
逆に、この状況を深刻にしか受け取れない真面目な方は、日々悪化していく肉親のボケに対して、自分自身が病んで行ってしまう気がします。
とりあえず、私は東京到着初日の夜に観ようと思っているのですが、
一応リンクにあったレビュー、見に行ってみました。

うん、どうやら概ね高評価のようですね。
酷評を投稿されている方の内容を読んでみましたが、
恐らくそれらの方の年齢は、世代単位で固まっていそうですね。40代くらいかな?

うん、まずは見て判断しなくちゃ、ですね。
樹木希林さんのキャラクターが(いつも通り)笑っちゃうほど面白いのか、
樹木希林さんと他の方の掛け合いが面白くて笑ってしまうのか、
ボケた母を取り巻くそのシチュエーションが(コメディとして)笑えるというのか、
それとも酷評にあるように、ボケた年寄りをブラックユーモア的に笑う人が居て、ホントは笑う場面じゃないのか。

酷評はどうも、物語の表面だけさらって出てきた嫌悪感を(レビューを書くためにわざわざ)
大げさに書き出しているだけ、のようにも思えますので、
一番最後の選択肢は多分選ばない気はするんですけどね……あせあせ

ま、ともあれ、観ないと始まりませんねぇ。
あ、そうだ、秋葉原周辺の映画館調べておかないとなぁ……。

っと。
観てない人間のコメントが先に来ちゃってすみません(^^;
また観終えたらコメントに来ますです(^^;
ま、観た人の感想なので、それを論破したいとかそんなんじゃないんですよ。
もちろん原田監督の作品は大好きなものが多いけど、誰もがそうでないといけないとも思わないですもんね〜。

阪本順治監督の右腕でもある椎井プロデューサーと話した時にも、言ってましたが「その人がどんな状況・生活環境の時に見たかでも、映画の印象は変わる」ってもんですから、年齢・性別・メンタリティー・モラル・インテリジェンス・人生観でも違っていてあたりまえ。

そーなると、万人が認める映画・ドラマ・小説ってのも存在しないワケで、その好みや「どこが気になる・気に入っている」などを聞く事によって、その人の人柄なんかも理解出来たりしますよね。だから、同じ作品を良しとしていなくても、語る事によって面白さも増幅します。

そう考えると、作り手はある意味心理学社的な立場であったりもするんだと思います。脚本家の吾妻正義さんが喫茶店で大先輩の脚本家である田中陽造さんと遭遇した時の事。同席した際に陽造さんから「何かたのめよ」と言われ、ミックスジュースをオーダーしたとたん「おまえ、奥さんとうまくいってないのか?」と指摘されたそうです。
実際うまくいっていなかった吾妻さんは驚きつつ、「なんでですか?」と尋ねると、「新婚の男が外で栄養取ろうとするなんて、自宅でキチンとメシ食ってないんじゃないかと思って・・・。」と言われ、「このヒト怖いな・・・」と思ったそうな。監督や脚本家によるこんなエピソードは多く聞きます。
それがドラマに反映した時に、理解出来た人にはリアリティを持つんですね。
でも、それに気づかない人もいる。違う反応・印象を持つ人もいる。そんなもんです。
確かに、感想にはその人のバックボーンが大きな影響を及ぼしてますもんね。うんうん。

あ、そう言えば監督と役所さんと樹木希林さんで記者会見があったんですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120418-00000055-dal-ent
かなり楽しかったようで。映像で見たかったです(笑)
あ、心理学社じゃなくて「心理学者」だ・・・。なんでこんな変換しちゃうんでしょ?

で、それぞれの人による感想って話ですね。
Yahoo!のレビュー読んでると、樹木希林さんのイメージが邪魔するみたいなコトもありました。その方が持っている役者のイメージってのもあるんでしょうから、こればかりはなんともなりませんねぇ。役者はいろんな役をやりたい。でも観客は固定したイメージの方が良いって人もいる・・・。映画を見ててスクリーンの中の世界に入れるか、没頭出来るかどうかって、重要な事でもありますもんね。何か違和感があったら観客としての自分が意識として別に存在したままだもんな・・・。
そのあたり、導入部の「つかみ」にかかっちゃうのかもしれないですね〜。
役者のイメージが邪魔をする……確かにそう言ったレビュー有りましたね。
確かに、樹木希林さんや、例えば北野武さんや福山雅治さん、トヨエツさんのような強烈なイメージを持っている方が出てると、
映画を見に来るのか、それとも彼らを見に来るのかわからなくなる時がありますね。

そう考えると、反論もあるかも知れませんが、役所広司さんって凄いなぁ、って思います。
いや、堤真一さんとかもそうですけど、なんて言うか、無色透明なイメージがあるんですよ。
どの映画にでても、きちんとその役のイメージを作り上げてくるような。

あ、あくまでも私見ですけどね(^^;
役所広司さんは何度かお会いしましたけど、全く普通の静かな方なんですよ。
演技でもテンション高い役は少ないですよね。ま、『シャブ極道』はテンション高かったか・・・。ま、あんなに普通の方が、ある時に感情を高ぶらせるって抑揚が良いんでしょうねぇ。

堤真一さんは2年前(?)の原田監督の還暦のお祝いの際に、一緒に焼き肉屋さんで盛り上がりました。関西弁でガンガン話すテンション高い方でしたねぇ。
たぶん役所さんと逆パターンで、落ち着いた演技が本人とのギャップなのかも?
その意味では『容疑者Xの献身』が実際と真反対の仕事だと言えますな。

豊川さんは、昨年湯布院映画祭へ参加していただきまして、これまたユーモアのある静かな方でした。原田監督の『自由戀愛』の打ち上げで、ビンゴで豊川さんの商品が当選した原田監督の奥様をお姫様抱っこしたとも聞いたので、その場のムードを盛り上げるワザを持ってる方なのかと・・・。
04/22 23:30 〜 2012/04/22 24:00 (TBSテレビ)
「アシタスイッチ MY TIME TO SHINE」にて、役所広司×原田監督出演!
 沼津にて3月15日に試写会がありました。原田監督、役所さん、樹木さんの3人が来場して目の前で会えて感動です。

 上記に書かれている酷評は人それぞれのとらえ方なので内容にはあえて触れませんが、私は久し振りに良い映画を観たと言える映画でしたね。是非皆様にも観ていただきたい。
 
 私は公開したらもう1度観たいと思ってます!
沼津のつんくさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ〜。人それぞれのとらえ方はなんともなりませんよね。
私は原田映画のバイオレンス『KAMIKAZE TAXI』『タフ』からファンになったので、この10年ほどの作品は好きなんですけど、冷静に「原田監督ってどのジャンルでも上質な作品が作れる方だな」と感心している状態なんです。
特に今回の『わが母の記』は素晴らしい!でも、そろそろバイオレンスも・・・見たいな。
この作品が興行収入的にも好評価となり、社会派としてだったり文芸作品に限らず、もっと環境の良い状態で原田監督が活躍出来る様になるといいな〜と願っております。

沼津駅前のシネコンがオープンの際に、原田監督の特集を上映&トークが催されたんですが、その時に同行させていただいて司会(?)もさせていただきました。
良い映画館ですよね。また行きたいです。
はじめまして

 本日から配布されている「オヤノコトマガジン」に、役所広司さんのインタビューが載っています、って、私が書いたんですが。

(以下引用)

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 【2】オヤノコト.マガジン8号、27日(金)から街頭配布スタート

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オヤノコト.マガジン8号が間もなく発行になります。
東京駅周辺ほかでの街頭配布は27日(金)からスタートです。
おなじみの黄色いジャンパーを着たスタッフが元気よく配布します。
お見かけになりましたら、ぜひお手にとってご覧ください。
なお、オヤノコトメンバーで送付希望をされている方には
5月中旬までにはメール便にて弊社よりお届けいたします。
(中略)
■ 発行元:株式会社オヤノコトネット
   http://www.oyanokoto-net.co.jp

(引用ここまで)



 明日の公開が楽しみです。
もりすさん、「オヤノコト.マガジン」初めて読ませていただきました。
役所さんのインタビューもですが、映画を観賞後の方々の感想は、味わい深いものばかりですね。それぞれ自分の家族を思い出しつつ、介護や家族の事を考えている。

私の祖母はとてもおおらかで聡明な方で、親族の中で最も人生の手本となる方でした。
80代の終わりまで一人でしっかりと生活し、動けなくなってからは父母と同居していたのですが、ボケずに96歳で亡くなりました。

意識がはっきりしているだけに、見舞いに行った際に手を握ると「結局あなた達に迷惑をかけることになってしまった。毎日寝る時にはこのまま逝きたいと思うんだけど、目が覚めてしまうんだよ。」と謝るんです。私は「また来るんだから、しっかり生きていてもらわないと」と言いながらも、祖母はボケてしまった方が楽だったのかな?とも考えたり・・・。

誰もが向かえる「老い」ですが、(人にもよりますが)向き合った経験が無ければ辛い事も多いと思います。それぞれの方がどのように介護に向き合うか、条件は様々だと思いますが、肉親を看取るまでの姿勢や気持ちを思い出す作品でもありました。
@naiさま
 ありがとうございます。オヤノコトマガジンのインタビュー
↓実はここで、全文読めます
http://www.oyanokoto.net/?page_id=2090

それから、同じ時にいた別の媒体のライターさんのインタビューは
↓役所広司「わが母の記」撮影でめぐらせた母との思い出
http://eiga.com/movie/56018/interview/


 この映画、主人公を「伊上洪作」にした功績は大きいと思うんですよね。
 東京新聞の映画評で「私の知る井上靖はこうではなかった」っていう趣旨のまとめがあったのですが、その通りで、そのために「伊上洪作」にしたんじゃん、わかってないな、と思ったのでした。
 「原作」にはない沼津の海が出てくるのは「夏草冬濤」への敬意なのだと思いました。希林さんに「洪作が泳いだ海だよ」と言わせてる。
 家人が気に入ってるのは、結末近く、希林さんを背負って「昔はね、沖に飛び込み台があったんだよ。沼津中学の生徒は、みんなそこまで泳いだんだ」というのが、まさに中学生の少年が母親に教えてあげるような明るさがある(お前は怖くて泳げなかったじゃないか、と、密かにつっこんでたりする))。それを受けて、八重さんは「海は怖いね、洪作さん」と至福の表情でつぶやく。
 その意味では、沼津中学の後輩として、監督は伊上洪作と八重さんを、和解させたかったんじゃないのかな、と思ったりして。すみません、とりとめもないことを書いています。

 5月27日に、沼津市の井上靖文学館で、「私の役を宮崎あおいちゃんがやったのよ」とはしゃいでいた黒田佳子さんの講演会があるそうなので、時間を作って行こうかなと思っています。

てなわけで、
失礼しました

もりすぐる
もりすさん、どうも昨今の「わかりやすく楽しめる娯楽映画」しか見ていない方々もいらっしゃるらしく、「なぜそう思っちゃうんでしょう?」と不思議に思う反応もありますね。
少子化・核家族など影響や、バーチャルでのコミニュケーションに寄って来た現代の若者達の傾向なのか?そうであれば、ちょっと怖い気もしますが・・・。

この映画のロケーションにもなった沼津には、原田監督がらみで何度も行かせていただきました。そのうち『わが母の記』のロケ地巡りでもしてみようかな?

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