．●今週のレッスン● 嫌いなことでも全力で
■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【今週の解説】
今週のレッスン内容ですが、またまた、【非道徳ピアノレッスン】の
核の部分を話します。
【非道徳ピアノレッスン】の１００分の１の内容です。
今回のレッスンも、ピアノ学習者にも有効ですが、
ピアノを指導している方、ピアノを学習しているお子さんの保護者の方々に、
そして、精神的に不安を持たれている方、ビジネスをされている方にも有効な話です。
【嫌いなことでも全力で】
ハンガリーの一流ピアニストでも、毎回好きな曲を弾けるわけではありません。
好きな曲ばかり選んでいると、やがて仕事はなくなり・・・
ピアニスト生命も終わります。
「この曲はあまり好きではないのですが」と、私が言った瞬間、師匠は、
「そんな事を言っていたら、ピアニストになれないぞ。ピアニストはいつ何時、
こちらに関係なくやって欲しい曲を要求されるか分からない。また、嫌いな事を
達成した瞬間に次のステップへ行ける。」と言いました。
この事は、帰国後、大変に役に立った言葉でした。
これを一般社会に置き換えて考えると、ピアニストになる＝会社に入る
嫌いな曲を弾く＝自分の希望していない部署に配置される
となります。
この時、ふてくされて手を抜くか、与えられた場所で結果を出すかで、
答えが変わってくるのは明白です。
また、これも師匠から聞いたのですが、彫刻家であるミケランジェロは、
ユリウス２世からシスティーナ礼拝堂の天井画を描く事を命ぜられました。
当然、彫刻家のミケランジェロにとって、精神的な苦痛だけではなく、
天井に描く、という行為自体が、とても不自然な姿勢の為、
身体もかなりダメージを受けました。
しかしミケランジェロは望まない仕事でありながらも、創作には集中し、
妥協を許さなかったのです。
その天上画は、今でもミケランジェロの代表作として残っています。
ビジネス社会に置いて、このような事はあたり前に起こることかもしれませんが、
このような境遇に立たされたときに全力を注ぎ、集中する事が出来る人、
または、好きになれる人は、おのずと結果が付いてきます。
その結果いかんによって、嫌いだった仕事が好きな仕事に転換する可能性も
あるのです。
ハンガリーの成功者は、この事を良く知っています。
ここでもう一度言いたいのは、嫌いな事をしなければならない時、
全精力を上げ、集中できるかどうかが鍵となるのです。
師匠からミケランジェロの話をされた時、何となくは理解しましたが、
実際帰国して好きでもない仕事を要求され、
達成した後は、確実に自分のレベルが上がったことを感じる事が出来ました。
ところで、ハンガリーの成功者って知っていますか？
ハンガリー人は２０世紀を創った、と言っても過言ではありません。
ここで、以外に知られていないハンガリー人を紹介します。
【ノーベル賞受賞者】
レナード・ヒュールプ（陰極線の物理学的研究）
バラーニ・ロベルト（内耳前庭器官の生理学的病理学的研究）
リチャード・ジグモンディ（コロイド溶解の特性解明・近代コロイド化学の基礎）
セント＝ジョルジィ（ビタミンＣの発見）
ジョルジュ・へヴェシ（アイソトープをトレーサとして利用する研究）
ジョルジュ・ベーケシュ（内耳における刺激メカニズムの生理学的解明）
ヴィグナー・デーネシュ（原子核と素粒子理論）
ガーボール・デーネシュ（ホログラフィーの発見と開発）
ポラーニ・ヤーノシュ（化学反応力学における新しい研究の開拓）
ヴィーセル・エリーゼル（ノーベル平和賞）
オラー・ギュルグ（カルボカチオン化学への貢献）
ハルーシャ・ヤーノシュ（非協力的ゲームの理論におけるパイオニア的な均衡分析）
ケルテス・イムレ（ノーベル文学賞）
【映画関係】
アドルフ・ズコール（パラマウント・ピクチャーズ創始者）
ウィリアム・フォックス（２０世紀フォックスの創始者）
マイケル・カーティス（映画監督・カサブランカ、ロビンフッドの冒険）
アンディ・ヴァイナ（映画監督・ランボー、エヴィータ）
メニュハルド・レンジェル（映画監督・タイフーン、絹の靴下）
ジョー・エステルハース（シナリオライター・フラッシュダンス、
ベイシック・インスティンクト）
ラースロー・コバーチ（撮影技師・イージー・ライダー、自由なウィリー）
ウィリー・ジグモンド（撮影技師・第三種接近遭遇、ディア・ハンター）
ベーラ・ルゴシ（俳優・フランケンシュタイン、ドラキュラ）
ジャ・ジャ・ガーボール（俳優・ムーランルージュ、エルム街の悪夢）
トニー・カーティス（ハンガリー人二世・俳優、お熱いのがお好き、）
ポール・ニューマン（ハンガリー人二世・俳優、スティング、長い暑い夏）
レェスリー・ホワード（ハンガリー人二世・俳優、自由な魂、ベニハコベ
、囚われの身、風と共に去りぬ）
ジョージキューカー（オスカー賞受賞監督）
ジョーゼフ・ルフス（オスカー賞受賞・アニメ監督）
ヴィルモシュ・ジグモンド（オスカー賞受賞・撮影技師）
アドルフ・ズコール（オスカー賞・生涯の業績）
【音楽家】
ベーラ・バルトーク（ハンガリーを代表する作曲家）
ゾルタン・コダーイ（ハンガリーの作曲家・教育家）
エレニュー・ドホナーニ（作曲家）
ジョルジュ・シフラ（ピアニスト）
フィッシャー・アニー（ピアニスト）
リリー・クラウス（ピアニスト）
ジョルジュ・シャンドール（ピアニスト）
シキ・ベーラ（ピアニスト）
アルトゥール・ニキシュ（指揮者）
フィリチャイ・フィレンツェ（指揮者）
ユージン・オーマンデー（指揮者）
サー・ゲオルグ・ショルティ（指揮者・ピアニスト）
ジョージ・セル（指揮者）
ジチ・ゲーザ（左手のピアニスト）
ジュラ・キシュ（我が師匠・ピアニスト）
ゾルタン・コチシュ（ピアニスト）
ディジュー・ラーンキ（ピアニスト）
アンドラーシュ・シフ（ピアニスト）
イエーノ・ヤンドー（ピアニスト）
ローラント・コバーチ（フルーティスト）
マトゥーズ・イシュトヴァン（妻の師匠・フルーティスト・現代音楽の巨匠）
ヤーノシュ・シュタルケル（チェリスト）
ミクロシュ・ペレーニ（チェリスト）
ヨーゼフ・シゲティ（ヴァイオリニスト）
ポール・サイモン（サイモン＆ガーファンクル）
【異星人と言われたハンガリー人（上記と重複あり）】
カールマン・テオドール（液体力学のパイオニア）
ヘヴェシュ・ジョージ（放射線トレースの発見）
スィラード・レオ（平和の科学伝道者）
ウィグナー・ユージン（原子炉の設計）
テラー・エドワード（水爆の開発）
ノイマン・ジョン（コンピューターの開発者）
エルデシュ・ポール（放浪の数学者）
ランツォシュ・コルネリウス（哲学する物理学者）
ケメニィ・ジョン（コンピューター教育の創始者）
グローヴ・アンドリュー（Intelの創始者）
ジョージ・ソロス（現代の錬金術師）
ケストラー・アーサー（２０世紀を駆け抜けた夢想家）
ハルシャニィ・ジョン（非協力ゲームの均衡分析）
ベーケシュ・ジョージ（聴覚の物理学的解明）
バイ・ゾルタン（実験宇宙学の開拓者）
セント・ジョルジィ・アルバート（ビタミンCの発見者）
セベヘイ・ヴィクター（天体力学のパイオニア）
ビーロー・ラースロー（ボールペンの発明者）
ジョーゼフ・ピューリッツアー（新聞王・ピューリッツアー賞創設者）
簡単に紹介しても、これだけいます。
２０世紀を創ったといっても過言ではないですよね。
【補足】
今回は、彫刻家・ミケランジェロが、本来の仕事ではない、
天上画を描いたた話が全てです。
友人にも、天上に描く作業がどんなに辛く、嫌だということを、
手紙に送っていたそうです。
手紙の最後には、
彫刻家 ミケランジェロ
とあったそうです。
よっぽど嫌だったのが分かりますね。
しかし、仕事には集中していたことが結果として出ています。
これって、よくある話ですが、「結果を出す」という点が、
なかなか難しいところです。
やはり、集中力の大切さ、与えられた場所でのエネルギーの発揮の仕方。
これが重要になると思います。
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【今週の解説】
今週のレッスン内容ですが、またまた、【非道徳ピアノレッスン】の
核の部分を話します。
【非道徳ピアノレッスン】の１００分の１の内容です。
今回のレッスンも、ピアノ学習者にも有効ですが、
ピアノを指導している方、ピアノを学習しているお子さんの保護者の方々に、
そして、精神的に不安を持たれている方、ビジネスをされている方にも有効な話です。
【嫌いなことでも全力で】
ハンガリーの一流ピアニストでも、毎回好きな曲を弾けるわけではありません。
好きな曲ばかり選んでいると、やがて仕事はなくなり・・・
ピアニスト生命も終わります。
「この曲はあまり好きではないのですが」と、私が言った瞬間、師匠は、
「そんな事を言っていたら、ピアニストになれないぞ。ピアニストはいつ何時、
こちらに関係なくやって欲しい曲を要求されるか分からない。また、嫌いな事を
達成した瞬間に次のステップへ行ける。」と言いました。
この事は、帰国後、大変に役に立った言葉でした。
これを一般社会に置き換えて考えると、ピアニストになる＝会社に入る
嫌いな曲を弾く＝自分の希望していない部署に配置される
となります。
この時、ふてくされて手を抜くか、与えられた場所で結果を出すかで、
答えが変わってくるのは明白です。
また、これも師匠から聞いたのですが、彫刻家であるミケランジェロは、
ユリウス２世からシスティーナ礼拝堂の天井画を描く事を命ぜられました。
当然、彫刻家のミケランジェロにとって、精神的な苦痛だけではなく、
天井に描く、という行為自体が、とても不自然な姿勢の為、
身体もかなりダメージを受けました。
しかしミケランジェロは望まない仕事でありながらも、創作には集中し、
妥協を許さなかったのです。
その天上画は、今でもミケランジェロの代表作として残っています。
ビジネス社会に置いて、このような事はあたり前に起こることかもしれませんが、
このような境遇に立たされたときに全力を注ぎ、集中する事が出来る人、
または、好きになれる人は、おのずと結果が付いてきます。
その結果いかんによって、嫌いだった仕事が好きな仕事に転換する可能性も
あるのです。
ハンガリーの成功者は、この事を良く知っています。
ここでもう一度言いたいのは、嫌いな事をしなければならない時、
全精力を上げ、集中できるかどうかが鍵となるのです。
師匠からミケランジェロの話をされた時、何となくは理解しましたが、
実際帰国して好きでもない仕事を要求され、
達成した後は、確実に自分のレベルが上がったことを感じる事が出来ました。
ところで、ハンガリーの成功者って知っていますか？
ハンガリー人は２０世紀を創った、と言っても過言ではありません。
ここで、以外に知られていないハンガリー人を紹介します。
【ノーベル賞受賞者】
レナード・ヒュールプ（陰極線の物理学的研究）
バラーニ・ロベルト（内耳前庭器官の生理学的病理学的研究）
リチャード・ジグモンディ（コロイド溶解の特性解明・近代コロイド化学の基礎）
セント＝ジョルジィ（ビタミンＣの発見）
ジョルジュ・へヴェシ（アイソトープをトレーサとして利用する研究）
ジョルジュ・ベーケシュ（内耳における刺激メカニズムの生理学的解明）
ヴィグナー・デーネシュ（原子核と素粒子理論）
ガーボール・デーネシュ（ホログラフィーの発見と開発）
ポラーニ・ヤーノシュ（化学反応力学における新しい研究の開拓）
ヴィーセル・エリーゼル（ノーベル平和賞）
オラー・ギュルグ（カルボカチオン化学への貢献）
ハルーシャ・ヤーノシュ（非協力的ゲームの理論におけるパイオニア的な均衡分析）
ケルテス・イムレ（ノーベル文学賞）
【映画関係】
アドルフ・ズコール（パラマウント・ピクチャーズ創始者）
ウィリアム・フォックス（２０世紀フォックスの創始者）
マイケル・カーティス（映画監督・カサブランカ、ロビンフッドの冒険）
アンディ・ヴァイナ（映画監督・ランボー、エヴィータ）
メニュハルド・レンジェル（映画監督・タイフーン、絹の靴下）
ジョー・エステルハース（シナリオライター・フラッシュダンス、
ベイシック・インスティンクト）
ラースロー・コバーチ（撮影技師・イージー・ライダー、自由なウィリー）
ウィリー・ジグモンド（撮影技師・第三種接近遭遇、ディア・ハンター）
ベーラ・ルゴシ（俳優・フランケンシュタイン、ドラキュラ）
ジャ・ジャ・ガーボール（俳優・ムーランルージュ、エルム街の悪夢）
トニー・カーティス（ハンガリー人二世・俳優、お熱いのがお好き、）
ポール・ニューマン（ハンガリー人二世・俳優、スティング、長い暑い夏）
レェスリー・ホワード（ハンガリー人二世・俳優、自由な魂、ベニハコベ
、囚われの身、風と共に去りぬ）
ジョージキューカー（オスカー賞受賞監督）
ジョーゼフ・ルフス（オスカー賞受賞・アニメ監督）
ヴィルモシュ・ジグモンド（オスカー賞受賞・撮影技師）
アドルフ・ズコール（オスカー賞・生涯の業績）
【音楽家】
ベーラ・バルトーク（ハンガリーを代表する作曲家）
ゾルタン・コダーイ（ハンガリーの作曲家・教育家）
エレニュー・ドホナーニ（作曲家）
ジョルジュ・シフラ（ピアニスト）
フィッシャー・アニー（ピアニスト）
リリー・クラウス（ピアニスト）
ジョルジュ・シャンドール（ピアニスト）
シキ・ベーラ（ピアニスト）
アルトゥール・ニキシュ（指揮者）
フィリチャイ・フィレンツェ（指揮者）
ユージン・オーマンデー（指揮者）
サー・ゲオルグ・ショルティ（指揮者・ピアニスト）
ジョージ・セル（指揮者）
ジチ・ゲーザ（左手のピアニスト）
ジュラ・キシュ（我が師匠・ピアニスト）
ゾルタン・コチシュ（ピアニスト）
ディジュー・ラーンキ（ピアニスト）
アンドラーシュ・シフ（ピアニスト）
イエーノ・ヤンドー（ピアニスト）
ローラント・コバーチ（フルーティスト）
マトゥーズ・イシュトヴァン（妻の師匠・フルーティスト・現代音楽の巨匠）
ヤーノシュ・シュタルケル（チェリスト）
ミクロシュ・ペレーニ（チェリスト）
ヨーゼフ・シゲティ（ヴァイオリニスト）
ポール・サイモン（サイモン＆ガーファンクル）
【異星人と言われたハンガリー人（上記と重複あり）】
カールマン・テオドール（液体力学のパイオニア）
ヘヴェシュ・ジョージ（放射線トレースの発見）
スィラード・レオ（平和の科学伝道者）
ウィグナー・ユージン（原子炉の設計）
テラー・エドワード（水爆の開発）
ノイマン・ジョン（コンピューターの開発者）
エルデシュ・ポール（放浪の数学者）
ランツォシュ・コルネリウス（哲学する物理学者）
ケメニィ・ジョン（コンピューター教育の創始者）
グローヴ・アンドリュー（Intelの創始者）
ジョージ・ソロス（現代の錬金術師）
ケストラー・アーサー（２０世紀を駆け抜けた夢想家）
ハルシャニィ・ジョン（非協力ゲームの均衡分析）
ベーケシュ・ジョージ（聴覚の物理学的解明）
バイ・ゾルタン（実験宇宙学の開拓者）
セント・ジョルジィ・アルバート（ビタミンCの発見者）
セベヘイ・ヴィクター（天体力学のパイオニア）
ビーロー・ラースロー（ボールペンの発明者）
ジョーゼフ・ピューリッツアー（新聞王・ピューリッツアー賞創設者）
簡単に紹介しても、これだけいます。
２０世紀を創ったといっても過言ではないですよね。
【補足】
今回は、彫刻家・ミケランジェロが、本来の仕事ではない、
天上画を描いたた話が全てです。
友人にも、天上に描く作業がどんなに辛く、嫌だということを、
手紙に送っていたそうです。
手紙の最後には、
彫刻家 ミケランジェロ
とあったそうです。
よっぽど嫌だったのが分かりますね。
しかし、仕事には集中していたことが結果として出ています。
これって、よくある話ですが、「結果を出す」という点が、
なかなか難しいところです。
やはり、集中力の大切さ、与えられた場所でのエネルギーの発揮の仕方。
これが重要になると思います。
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