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続・旨い日本酒を呑む会!コミュの「第11回・旨い日本酒を呑む会・純米大吟醸編(サブタイトル・やるならやらねば大奥頂上決戦、1番目立つのはダリだ?)」

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先日も皆さまお疲れ様でした〜(*´∀`)

今回も少しずつではありますが、ラインナップを御紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

コメント(8)

先ずは1本目に登場しましたのは、和の民族だからこそ出来た奇跡と言える素晴らしいお酒です。

平成25年7月28日、山口県萩市にあります株式会社・澄川酒造場は豪雨による甚大な水害を経験しました。

土砂により全て飲み込まれてしまい、なすすべも無い状況に手を差し伸べたのは、全国の蔵元や酒販店、蔵のファンに限らず飲食店などの方々までがこの蔵の復興の為に集まりました。

懸命な復旧作業により、年内に蔵の改築と酒の仕込みを再開出来たコトは、まさに伝統を重んじる心と思いやりの精神、そして絶対に諦める事の無い向上心!

沢山の方々の協力があって、まさに素晴らしいお酒が復活いたしました。

「東洋美人・原点・本生酒・槽垂れ」
原材料・アルコール度数以外の表記は記されてはいませんが、間違い無く「東洋美人・純米大吟醸・生原酒」です。

さて、皆さんの反応はと言うと…?

皆さん的には「ニュートラルな感じ」と言われました(笑)

これは決して悪い意味では無く、ここが原点とも言うべく「最も純米大吟醸らしい香りと味」と言う高評価であり、これから紹介する銘柄の厳しいジャッジの登龍門になってしまいました(笑)

何はともあれ、皆さまこれからも「東洋美人」を応援、よろしくお願いいたします(_ _ )ペコリ
さてさて2本目を御紹介したいと思います。

こちらの銘柄は、今月3月号の「dancyu・特集 日本酒。」でも6ページに渡り注目を集めました。

秋田県秋田市にあります「新政酒造」さんより「新政・No.6・X−type・純米大吟醸生原酒」を御紹介したいと思います。

どんな蔵元さんかは「dancyu」を読んだらわかります(笑)

簡単に言うと日本最古の酵母を持つ蔵で、現代の日本酒の出発点になっている功労者です。

そして、ここの八代目蔵元の佐藤祐輔さんは東大卒で民族楽器の演奏家で元ジャーナリストと言う異端な生い立ちがまた面白いと言うところでも「はたしてどんな酒を造るんだろうか?」と話題になりやすい。

この蔵に注目したのは丁度4年前、しかも同じく3月号の「dancyu・日本酒 絶好調宣言!」という特集だった(笑)

この頃は秋田のお酒の旨さにドップリハマり、ほとんどの蔵の純米酒を呑みましたが、晩酌酒で最も飽きの来ない旨口酒だったのが「新政・六號」でした。

同じ年令の若き蔵人の思想は、まさに今!呑み手のニーズと共感した!と声を大にして言いたい。

全量純米造り・速醸廃止・低精白・無加水・木桶仕込み

個人的に理想としていた酒造りを、この男はなんなく当たり前にこなしている…

勿論、米造りや濾過などもこれからもっと深く追求してくださるであろう期待を大にして、今回のラインナップに登場いただきました!

さて、皆さまの厳しいジャッジはと言うと…

「香りだけなら東洋美人のほうが良い!」

(ノД`)ナント…

だがしかし「おかわりください」との嬉しい声(*´∀`)

そうなんです。

生原酒なのにアルコール度数を16度まで抑えた、非常に口当たりの良い深みのある酒だった為、皆さんには高評価をいただきました。

あらためて、新政の魅力に感動しましたので、S−typeやR−typeも是非ともチャレンジしたいと思います。
お待たせいたしました。

3本目を御紹介したいと思います。

吟醸王国の先駆者となった山形県は、酒田市にあります「楯の川酒造」より「楯野川・純米大吟醸・中取り・美山錦」

山形県と言えば、最近話題性に富むのは「十四代」

今やネット上だけに限らず、取引店においても価格が異常に高騰する銘柄…

一升瓶で二万円もする、この煽り方はバブルの名残でもあるかのように思われてならない…

そんな第3期日本酒バブルの波が押し寄せている中、リーズナブルな価格帯で地道に世界を見据えて精進している素晴らしい蔵元がこちら。

「楯の川酒造」の創業は天保3年(1832年)、そこから数えて現在六代目蔵元にあたる佐藤淳平さんは大英断をいたしました。

吟醸王国山形県で初めて、全量純米大吟醸に踏み切ったのです!

ここはかなりの期待をして、先ずは一口…

静謐さの中に柔らかな香りが包まれており、口に含んでからゆっくりと呑むコトで香りの広がりを堪能することができました。

最初の2本のようにハッキリした香りやコクがバーン!とインパクトとして出てくるようなタイプではなく、全く飲み飽きしないレギュラー酒に近い優しさと柔らかさがあります。

女性に例えるなら東洋美人はホステスさん?(笑)

新政はキャリアウーマン

楯野川はすっぴん美人

そんな印象です(笑)

でも、楯野川の無濾過の生原酒をまだ呑んだコトが無いのでチャレンジしたいと思います。

そっちはひょっとすると、ツンデレのキャバクラ嬢みたいな雰囲気なのかもしれませんね(笑)
さて4本目に御紹介いたしますのは、私のタイムラインでもお馴染み(笑)

長野県駒ヶ根市にあります(株)長生社の「信濃鶴・純米大吟醸」

こちらの蔵元さんも、比較的早い時期から醸造アルコールの添加を抑えた酒造りを目指し、平成14年より作るお酒は全て純米酒に切り替えた素晴らしい蔵です。

しかも凄くリーズナブルで、1升瓶の純米酒が2000円を切る安さ!

しかし「安かろう、不味かろう」などと言う言葉は絶対に出てこない程しっかりとした造りをしているので、燗冷ましをいただいても味がダレません。

是非とも皆さんにも知って頂きたく、今回ご用意させていただきました。

その感想は?と言うと「うわぁ〜」と皆さん一斉に同じ反応

旨い日本酒の会の重鎮…最高齢にして最強…ミーシャ会長より「素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただきました。

使用酵母こそ不明ですが、ミカンやオレンジにも似た華やかな香りは恐らく長野酵母かと思われ…

美山錦の柔らかさとの相乗効果により、純米大吟醸らしい気品溢れる味と香りでした。

凛とした着物美人をイメージしたのは私だけでしょうか?

名旅館の女将的な…(笑)

まさに今回のドレスコードに相応しい1本でした。
皆さまお待たせいたしました。

吟醸王国静岡のこれぞ!と言う1本

とは言いますモノの、今回のお酒を選出するにあたり1番難しいと感じたのが静岡県のお酒でした。

サミットの乾杯酒に選ばれた「磯自慢」をはじめ、昨年は大変出来が良かった「臥龍梅」、全量純米酒造りに切り替えた「白隠正宗」、鑑評会でも毎回評価の高い「正雪」、銘門酒会の花形「女泣かせ」で知られる「若竹」
まだまだ名前を挙げたらキリがない素晴らしい蔵元ばかりです。

しかし、ここであえて厳しい評価を言わせていただきますと、静岡吟醸の名のもとに没個性化している現状があるのでは無いでしょうか?

ちなみに今や静岡のお酒は日本全国何処へ行っても飲めると言うほど大量に出荷されている為、速醸タイプは作るサイクルが早まる度に米の銘柄が変わる始末…

まさに本末転倒

多くを求められる今だからこそ、探求心を持って取り組んで頂きたい。

今、県内で私が推奨する蔵は2つ。

前回の熱燗の会で紹介した「金明」、そして今回登場する「杉錦」

両方とも経営者でありながら杜氏をしている、探求心溢れる蔵元さんです。

今回は「杉錦」より「生もと・純米大吟醸」を用意いたしました。

さて、皆さんの反応は?というと…

「………」(笑)

生原酒や香りのある日本酒のインパクトが強過ぎたのか、皆さんコメントに困っていた様子(笑)

「生もと造り」はこういう感じなんですよ、って言うコトを知って頂きたく用意した1本。

せっかくですから、お燗して皆さまにも呑んでいただきました。

「なるほど…」と言った表情で納得されたご様子(笑)

冷やした状態よりも、少し人肌燗くらいにするコトで香りが咲いて呑み心地よくなりました。

生酒や吟醸酒はお燗出来ないと世間一般では言われますが、それは熟成したお酒を造れない幼稚な蔵元の商売口上!

冷やした酒しか造れない大量生産の蔵が、自分達を正当化させる為にメディアを使って正しい酒のあり方をねじ曲げて、間違った情報が現在まで浸透してしまったコトは大変残念に思います。

でも世間と逆行するかのように、古典的な手法を取り入れたり挑戦して行く姿勢の「杉錦」さんには大変アタマがさがります。

ぜひ1度「杉錦の会」を開いてみたいと思いました。
更新遅くなって大変ご迷惑おかけしてます(_ _ )ペコリ

6本目のお酒を御紹介いたします。

津軽の兄弟杜氏が仕込む、青森県は弘前市にあります三浦酒造さんより「豊杯・純米大吟醸・生酒」を頂きました。

こちらの蔵元さんが復活させた酒造好適米である「豊杯米」を40%まで磨いて造られています。

豊杯の純米吟醸はお店のラインナップにもありますが、純米大吟醸は初めて頂きました。

やはり優しく膨らみのある香りは、名前の如く豊かなコクと「豊杯米」ならではの米の旨味がしっかりとした素晴らしいお酒です。

酸は少ないように思いましたが、吟醸香の高いお酒ですので、初めて日本酒を飲む方の間口になって貰えたら清酒業界ももっと盛り上がるのになぁ〜って思いました。

皆さんの反応も良く、ラベルのレインボーカラーも華やかな1本でしたから、今回の会にも相応しかったんじゃないでしょうか?(笑)

また、こちらの蔵元さんには面白い銘柄が沢山あり、商品名「ん」とか「モヒカン娘」とか(笑)

三浦酒造さんの「豊杯の会」も是非やってみたいと思いました。
お待たせしました7本目のお酒です。

現在、最も話題性があり入手困難?なお酒を御紹介いたします。

山口県は岩国市にあります、旭酒造さんより「獺祭・純米大吟醸・磨き二割三分」

「造るお酒は全て山田錦を使った純米大吟醸のみ」と言うハッキリとしたコンセプトを持つ、この蔵元の名前を業界紙で見ない時は無いんじゃないか?

そう思ってしまうほど露出度の高い蔵元です(笑)

実際、商品はと言うと取扱店へ連絡しても「今現在、在庫が全く無い状況でして…」やら「獺祭に関しましては電話でのご注文は…」

挙げ句の果てには「フリーのお客には一切販売しておりません!」

直接、蔵元へ問い合わせてみると「現在約2ヶ月待ちで、ご注文される方はご自宅のFAXからお願いいたします」とのコト…

なんとか入手出来ないものかとインターネットで検索すると定価5000円のこのお酒が、平均価格15000円にまで跳ね上がっていました(笑)

しかも最近売れなくなった有名銘柄と抱き合わせで売られる始末…

久保田や越乃寒梅などがブームになった時と同じ印象を受けたのは、私だけでしょうか?

少し話しが脱線しますが、社員100名で造るこのお酒は前期の生産量が1万1000石(1升瓶の大きさで約110万本分に相当)

2015年12月に本蔵の改築が完成すれば5万石(1升瓶の大きさで約500万本分に相当)となるそうです。

たった2年で5倍の量になるってのは少し異常事態ではないでしょうか?

かつてプレミアムの高さで有名だった鹿児島の芋焼酎「森伊蔵」が「年間10万キロリットルしか作れないので、抽選販売しかいたしません」と言っていたにも関わらず、焼酎ブーム到来で蔵の増築をして40万キロリットルまで増やしたのも記憶に新しい…

その後、各地相次いでの産地偽装問題…(笑)

急に仕込む量を増やしても、原材料は追いついて行くものなのでしょうか?

今、日本酒は世界を目指して造られています。

注目されるコトは素晴らしいコトではありますが、先走ってしまうのもどうかと思います。

少し長くなってしまいましたが、なんとか入手出来た獺祭の2合瓶(笑)を、皆さんと飲ませて頂きました。

私の講釈が効き過ぎたのか、皆さんの反応も「う〜ん………」と言った感じ…

しかし、初めていただいたのですが上品で柔らかく香り高い素晴らしい純米大吟醸だと思いました。

ただ、これだけフル回転しているとお酒を寝かせて熟成させる余裕が無いのでは?と疑問に思います。

それまでいただいたお酒と比べてしまうと、平坦でコクの無い素っ気無さみたいなものを感じてしまったのは、皆さん同じだったかもしれません。

でも、これが日本酒を飲んだことが無い人々や、イメージだけで苦手と言ってしまう方々などの間口となって、今のブームを作っているのであれば素晴らしいコトだと思います。

そしてこの蔵の最上級酒「獺祭・純米大吟醸・その先へ」と言う4合瓶で1本30000円もするこのお酒もいつか飲んでみたいですね(笑)
最後に御紹介いたしますのは、私の酒呑み人生においてアンチ日本酒派だった私をここまで導いてくれた、最も衝撃的な最高の蔵元のお酒です。

10年前までの私は、日本酒とは全く無縁のバーボン党…

ビールをチェイサーにしながら記憶無くなるまで飲むのが常だったあの頃…(笑)

酒のアテは、もっぱらウィンストンの赤箱で、まともにツマむと言うならせいぜいチョコレートかミックスナッツ程度…

今考えると、全く酒の飲み方も知らないしゃらくさい若造でした(笑)

きっかけは家業を手伝うようになって煙草を止めたコトから始まり、ある日友人に酒をプレゼントしようと思い、信頼している酒屋さんに日本酒を見繕ってもらった時でした。

「自分が飲んだことが無いのに人に勧めるのは失礼だなぁ〜」と思い、プレゼントしようと買ったお酒を晩酌に飲んでみました(笑)

口に含んだ瞬間、雷に撃たれました!

今まで味わったことの無い素晴らしい香りと独特のコクと甘味…

どうして今まで口にしなかったのかの後悔以上に出会えた感動で、酒の味に初めて涙しました(笑)

その時飲んだお酒は福井県鯖江市にあります、全量純米造りの優良蔵!、加藤吉平商店の「梵・純米大吟醸・無濾過生原酒」

以来、日本酒は私のライフワークになって行きました。

以前の日本酒の会でも登場しましたが、今回はこの蔵の中でも秘蔵酒に数えられる1本をご用意させていただきました。

「梵・磨き二割・究極の純米大吟醸・中取り無濾過原酒・団」

使うお米は、兵庫県産特A地区(口吉川)産・契約栽培・山田錦100%使用

そして獺祭を超える!「磨き二割」精米歩合20%!

氷温熟成で2年以上寝かせた極旨の逸品です。

しかし感極まって味覚が鈍ることが無いよう、ここは冷静に厳しく吟味して…

雪冷えから涼冷えにかけては、若干の老香がシェリー酒にも似た渋みがあり、生魚との相性はイマイチ

日向燗だと葡萄のような香り

ぬる燗だと芳ばしいナッツのような香り

さらに熱燗だとチョコレートにも似たコクと香り

もう此処まで来ると、アテに怖いモノ無し!

後日イロイロなアテを試しましたが、鮪のトロも鮃の昆布締めも納豆もスモークチーズも牛タンシチューもバッチリでした(笑)

皆さんにも大変喜んでいただきましてので、嬉しく思います。

今回は人数分しかお出ししませんでしたが、今回残してある秘蔵酒3本と、今回入手出来なかった皇室献上酒「梵・超吟」を改めて用意しましたら「究極の純米大吟醸の会」をいつか開催したいですね。

少し間が開きますが、次回「第12回・旨い日本酒を呑む会」を企画中ですので、皆さまのまたのお越しをお待ちしております。

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