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枳棘洞百里庵コミュの辞世種種

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論語に曰く、

『鳥の将に死なんとするや、其の声悲し。人の将に死なんとするや、其の言善し。』とあります。


花散る故に美しく、人死する故に哀し。


末期に、或は死を覚悟した時に、その人の人生観や感慨を和歌、或は偈頌に詠んだものを、『辞世』と言う。

古来から、多くの日本人が遺して来た辞世の数々を、徒然なるままに紹介いたします。

敢えて解釈やら訳やらは付けません。各々の心にて捉えてくださいませ。

コメント(6)

楠正行

かへらしと
かねておもへは
梓弓
亡き数に入る
名をそととむる
吉田松陰

身はたとひ
武蔵の野辺に
朽ちぬとも
留置まし
大和魂


鼠小僧次郎吉


天か下
古き例は
しら浪の
身にぞ鼠と
現れにけり
三遊亭一朝


あの世にも
粋な年増が
ゐるかしら
十辺舎一九


此世をば
どりゃ おいとまに
せん香の
烟りとゝもに
灰左様なら
守屋仙庵

われしなは
酒屋の庭の
桶の下
われてしずくの
もりやせんもし

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