実務家からみた司法試験コミュの家族法判例百選第７版

民法の百選とかなりだぶっています。司法修習までにはぜんふよんでおいてほしいものです。

別冊ジュリスト　Ｎｏ.１９３２００８／１０
家族法判例百選　[第７版]
平成２０年１０月３０日発行
４４巻　５号
編集人　　高橋　均
発行人　　江草卓治
発行所　　株式会社有斐閣
ＩＳＢＮ９７８－４－６４１－１１４９３－７
ＩＳＳＮ１３４２－５０４８
雑誌　６５２８４－９４

目　次
はしがき　･････････････････････････････････････････････････････････････････････････････　水野紀子／大村敦志／窪田充見

?　婚　姻
　１　子に嫡出性を付与するための婚姻の効力　･･･････････････････････････････････････････　前田陽一
　２　本人の意識不明の間に受理された婚姻届の効力　･････････････････････････････････････　滝沢昌彦
　３　婚姻の無効と追認　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　前田　泰
　４　離婚により解消したのちの重婚の取消し　･･･････････････････････････････････････････　神谷　遊
　５　女性の再婚禁止期間の合憲性　･････････････････････････････････････････････････････　君塚正臣
　６　夫婦同居に関する審判の合憲性　･･･････････････････････････････････････････････････　高橋宏志
　７　別居中の婚姻費用分担の義務とその程度　･･･････････････････････････････････････････　冷水登紀代
　８　夫婦相互の日常家事代理権と表見代理　･････････････････････････････････････････････　吉政知広
　９　夫の所得と共有財産　･････････････････････････････････････････････････････････････　緒方直人
　１０　夫と通じた者に対する妻の慰謝料請求権　･････････････････････････････････････････　窪田充見

?　離　婚
　１１　生活保護の受給を継続するための方便としてなされた離婚届の効力　･････････････････　久保野恵美子
　１２　協議離婚届作成後の翻意と離婚届の効力　･････････････････････････････････････････　森山浩江
　１３　離婚原因としての精神病　･･･････････････････････････････････････････････････････　犬伏由子
　１４　有責配偶者の離婚請求　･････････････････････････････････････････････････････････　高橋朋子
　１５　離婚訴訟における別居中の監護費用の請求　･･･････････････････････････････････････　青木　哲
　１６　離婚訴訟における財産分与と過去の婚姻費用分担の態様の斟酌　･････････････････････　水野紀子
　１７　財産分与と離婚慰謝料との関係　･････････････････････････････････････････････････　常岡史子
　１８　離婚に伴う財産分与(金銭給付合意)と詐害行為取消しの範囲　･･･････････････････････　森田　修

?　婚姻予約・内縁
　１９　婚約の成立　･･･････････････････････････････････････････････････････････････････　本沢巳代子
　２０　婚姻外の男女関係(「パートナーシップ関係」)の解消と不法行為責任　･･･････････････　山下純司
　２１　内縁の法的性質・不当破棄　･････････････････････････････････････････････････････　木幡文德
　２２　内縁の解消と財産分与　･････････････････････････････････････････････････････････　大村敦志
　２３　遺族給付の重婚的内縁配偶者への帰属　･･･････････････････････････････････････････　嵩さやか

?　実　子
　２４　推定の及ばない嫡出子　･････････････････････････････････････････････････････････　松倉耕作
　２５　親子関係不存在確認請求と権利濫用　･････････････････････････････････････････････　西　希代子
　２６　虚偽の嫡出子出生届等と認知の効力　･････････････････････････････････････････････　岩志和一郎
　２７　認知の訴えの性質　･････････････････････････････････････････････････････････････　池田辰夫
　２８　母の認知　･････････････････････････････････････････････････････････････････････　石井美智子
　２９　死後認知の相手方　･････････････････････････････････････････････････････････････　高田裕成
　３０　男性死亡後に保存精子を用いた人工生殖によって生まれた子の親子関係　･････････････　小池　泰
　３１　外国における代理出産によって出生した子の出生届　･･･････････････････････････････　早川眞一郎
　３２　認知者の死亡後における認知無効の訴え　･････････････････････････････････････････　畑　瑞穂
　３３　婚外子(重婚的内縁子)の父の氏への変更　･････････････････････････････････････････　二宮周平

?　養　子
　３４　認知無効と養子縁組の成否　･････････････････････････････････････････････････････　床谷文雄
　３５　虚偽の嫡出子出生届と養子縁組の成否　･･･････････････････････････････････････････　本山　敦
　３６　他人の子を嫡出子として届出した者の代諾による養子縁組の効力　･･･････････････････　青竹美佳
　３７　特別養子の要件　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　中川忠晃
　３８　特別養子審判の準再審事由　･････････････････････････････････････････････････････　中島弘雅

?　親権・後見・扶養
　３９　子の命名権－悪魔ちゃん事件　･･･････････････････････････････････････････････････　河上正二
　４０　幼児引渡請求の性質　･･･････････････････････････････････････････････････････････　山口亮子
　４１　人身保護法による子の引渡請求と拘束の顕著な違法性　･････････････････････････････　棚村政行
　４２　父母別居中の面接交渉権　･･･････････････････････････････････････････････････････　石田敏明
　４３　連帯保証等と利益相反行為　･････････････････････････････････････････････････････　角　紀代恵
　４４　遺産分割と利益相反行為　･･･････････････････････････････････････････････････････　合田篤子
　４５　親権者の一方に利益相反関係にある場合における代理方法　･････････････････････････　佐久間　毅
　４６　物上保証行為と親権者の法定代理権濫用　･････････････････････････････････････････　福永礼治
　４７　児童相談所長の申立てによる親権喪失の宣告　･････････････････････････････････････　吉田恒雄
　４８　相続放棄と後見人の利益相反行為　･･･････････････････････････････････････････････　田中通裕
　４９　父母による養育費支払の合意と子からの扶養料請求　･･･････････････････････････････　吉田邦彦
　５０　兄弟姉妹間における過去の扶養料の求償　･････････････････････････････････････････　野沢紀雅
　５１　扶養義務のない第三者が立て替えた扶養料の請求　･････････････････････････････････　小川栄治
　５２　後見人の追認拒絶　･････････････････････････････････････････････････････････････　熊谷士郎

?　相続人
　５３　遺言書の破棄・隠匿行為と相続欠格　･････････････････････････････････････････････　石川博康
　５４　廃除原因としての「重大な侮辱」　･･･････････････････････････････････････････････　井上哲男
　５５　生存配偶者の婚姻関係終了と祭祀承継　･･･････････････････････････････････････････　許　末恵
　５６　特別縁故者への遺産分与対象としての共有持分権　･････････････････････････････････　山田誠一
　５７　相続財産法人の法的地位と被相続人からの物権取得者との関係　･････････････････････　田髙寛貴

?　相続の効力
　５８　非嫡出子の相続分規定は合憲か　･････････････････････････････････････････････････　吉田克己
　５９　「遺産確認の訴え」の適否　･････････････････････････････････････････････････････　山本克己
　６０　寄与分と遺留分の関係　･････････････････････････････････････････････････････････　川　淳一
　６１　共同相続人間における相続回復請求　･････････････････････････････････････････････　副田隆重
　６２　本人が無権代理人を相続した場合と無権代理行為の効力　･･･････････････････････････　潮見佳男
　６３　無権代理人が本人を共同相続した場合における無権代理行為の効力　･････････････････　後藤巻則
　６４　慰謝料請求権の相続性　･････････････････････････････････････････････････････････　米村滋人
　６５　生命保険金請求権の相続性　･････････････････････････････････････････････････････　水野貴浩
　６６　連帯債務の相続　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　福田誠治
　６７　遺産たる金銭と遺産分割前の相続人の権利　･･･････････････････････････････････････　道垣内弘人
　６８　遺産中の不動産の賃料債権の帰属　･･･････････････････････････････････････････････　尾島茂樹
　６９　遺産中の特定財産の持分権の譲受人による分割請求　･･･････････････････････････････　小粥太郎
　７０　遺産分割協議と詐害行為取消権　･････････････････････････････････････････････････　池田恒男
　７１　遺産分割後の負担不履行を理由とする解除　･･･････････････････････････････････････　沖野眞已
　７２　遺産たる建物の相続開始後の使用関係　･･･････････････････････････････････････････　髙橋　眞
　７３　共同相続と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　七戸克彦
　７４　遺産分割と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　大塚　直
　７５　相続放棄と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　山本敬三
　７６　遺贈と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････････　山野目章夫
　７７　相続させる旨の遺言と登記　･････････････････････････････････････････････････････　加毛　明

?　相続の承認と放棄
　７８　民法９１５条１項の「自己のために相続の開始があったことを知った時」の意義　･････　小賀野晶一
　７９　再転相続人の相続放棄　･････････････････････････････････････････････････････････　千藤洋三
　８０　限定承認をした相続人が死因贈与による不動産取得を相続債権者に対抗できるか　･････　河内　宏

?　遺　言
　８１　自筆証書遺言の方式－押印　･････････････････････････････････････････････････････　松原正明
　８２　カーボン複写による自筆証書遺言と自書の要件　･･･････････････････････････････････　池田清治
　８３　公正証書遺言の方式－盲人の証人適格　･･･････････････････････････････････････････　大島俊之
　８４　死亡危急者遺言の方式　･････････････････････････････････････････････････････････　山本顯治
　８５　共同遺言　･････････････････････････････････････････････････････････････････････　石畝剛士
　８６　受遺者の選定を遺言執行者に委託した遺言の効力　･････････････････････････････････　新井　誠
８７　不倫な関係にある女性に対する包括遺贈と公序良俗　･･･････････････････････････････　松川正毅
　８８　負担付死因贈与の受贈者による贈与者生前の負担履行と贈与撤回の可否　･････････････　鹿野菜穂子
　８９　「相続させる」旨の遺言の解釈　･････････････････････････････････････････････････　水野　謙
　９０　「相続させる」旨の遺言ある場合の遺言執行者の職務権限　･････････････････････････　磯村　保
　９１　遺言執行者がある場合の相続人の遺産処分　･･･････････････････････････････････････　田中宏治

Ⅺ　遺留分
　９２　相続債務がある場合の遺留分侵害額の算定方法　･･･････････････････････････････････　瀬川信久
　９３　遺留分権利者の減殺請求権の性質　･･･････････････････････････････････････････････　南方　暁
　９４　遺留分減殺請求権を債権者代位権の目的とすることの可否　･････････････････････････　幡野弘樹
　９５　特別受益者への贈与と遺留分減殺の対象　･････････････････････････････････････････　浦野由起子
　９６　遺留分減殺請求の目的物の価額算定の基準時　･････････････････････････････････････　内田　貴
　９７　相続人に対する遺贈と１０３４条の目的の価額　･･･････････････････････････････････　横山美夏
　９８　減殺の順序－死因贈与の取扱い　･････････････････････････････････････････････････　中田裕康
　９９　価額弁償－目的財産の各個につき許される　･･･････････････････････････････････････　石田　剛
　１００　遺留分減殺の目的物についての取得時効の援用と減殺請求　･･･････････････････････　森田宏樹

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収載判例索引

コメント(102)

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[63] mixiユーザー 08月23日 02:47

６３　無権代理人が本人を共同相続した場合における無権代理行為の効力　･････････････････　後藤巻則
重要判例ですが総則でつぶしていますね。

[64] mixiユーザー 08月23日 02:48

　６４　慰謝料請求権の相続性　･････････････････････････････････････････････････････････　米村滋人
判例はかたまっていますので学説分岐のこまかいところはいいでしょう。

[65] mixiユーザー 08月23日 02:48

６５　生命保険金請求権の相続性　･････････････････････････････････････････････････････　水野貴浩
実務でも重要です。

[66] mixiユーザー 08月23日 02:50

６６　連帯債務の相続　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　福田誠治
重要判例です。債権総論でつぶしていますね。

[67] mixiユーザー 08月23日 05:48

６７　遺産たる金銭と遺産分割前の相続人の権利　･･･････････････････････････････････････　道垣内弘人
重要判例です。債権総論でつぶしていますね。

[68] mixiユーザー 08月23日 05:50

　６８　遺産中の不動産の賃料債権の帰属　･･･････････････････････････････････････････････　尾島茂樹
契約法でつぶしていますね。
　

[69] mixiユーザー 08月23日 17:13

６９　遺産中の特定財産の持分権の譲受人による分割請求　･･･････････････････････････････　小粥太郎
あまりおきない事態です。

[70] mixiユーザー 08月23日 17:13

７０　遺産分割協議と詐害行為取消権　･････････････････････････････････････････････････　池田恒男
債権総論でもうつぶしていますね。

[71] mixiユーザー 08月23日 17:14

７１　遺産分割後の負担不履行を理由とする解除　･･･････････････････････････････････････　沖野眞已
こまかいかもしれませんが実務的にはおさえておかないといけないところです。

[72] mixiユーザー 08月23日 17:15

７２　遺産たる建物の相続開始後の使用関係　･･･････････････････････････････････････････　髙橋　眞
物権法でやっていなければここでつぶしましょう。

[73] mixiユーザー 08月24日 14:58

７３　共同相続と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　七戸克彦
上同

[74] mixiユーザー 08月24日 14:58

７４　遺産分割と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　大塚　直
上同

[75] mixiユーザー 08月24日 14:59

７５　相続放棄と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････　山本敬三
上同

[76] mixiユーザー 08月24日 14:59

７６　遺贈と登記　･･･････････････････････････････････････････････････････････････････　山野目章夫
上同

[77] mixiユーザー 08月24日 15:00

　７７　相続させる旨の遺言と登記　･････････････････････････････････････････････････････　加毛　明

実務的に重要です。択一用に結論はあたまにいれておきましょう。

[78] mixiユーザー 08月24日 15:01

７８　民法９１５条１項の「自己のために相続の開始があったことを知った時」の意義　･････　小賀野晶一
実務的に重要です。

[79] mixiユーザー 08月25日 21:43

７９　再転相続人の相続放棄　･････････････････････････････････････････････････････････　千藤洋三
司法試験としては少し細かい論点でしょう。

[80] mixiユーザー 08月25日 21:44

８０　限定承認をした相続人が死因贈与による不動産取得を相続債権者に対抗できるか　･････　河内　宏
これは財産法の理解をとういい問題になりそうですね。

[81] mixiユーザー 08月31日 03:34

８１　自筆証書遺言の方式－押印　･････････････････････････････････････････････････････　松原正明
択一用にはおさえておく必要があります。

[82] mixiユーザー 08月31日 03:36

８２　カーボン複写による自筆証書遺言と自書の要件　･･･････････････････････････････････　池田清治
これも択一レベルです。カーボン複写は領収書をかく機会がない学生にはピンとこないかもしれません。

[83] mixiユーザー 08月31日 03:36

８３　公正証書遺言の方式－盲人の証人適格　･･･････････････････････････････････････････　大島俊之
択一レベルです。

[84] mixiユーザー 08月31日 03:37

８４　死亡危急者遺言の方式　･････････････････････････････････････････････････････････　山本顯治
よみとばしてもいいでしょう。

[85] mixiユーザー 08月31日 03:37

　８５　共同遺言　･････････････････････････････････････････････････････････････････････　石畝剛士
択一レベルです。

[86] mixiユーザー 08月31日 03:38

　８６　受遺者の選定を遺言執行者に委託した遺言の効力　･････････････････････････････････　新井　誠
遺言の確定性について理解をとう問題にできます。こまかいところです。

[87] mixiユーザー 08月31日 03:39

８７　不倫な関係にある女性に対する包括遺贈と公序良俗　･･･････････････････････････････　松川正毅
比較法で許容されない地域があることを知っていると理解がふかまります。国際私法をやっているとわかりやすい。

[88] mixiユーザー 08月31日 03:40

８８　負担付死因贈与の受贈者による贈与者生前の負担履行と贈与撤回の可否　･････････････　鹿野菜穂子
択一レベル。結論はおさえておきましょう。

[89] mixiユーザー 08月31日 07:00

８９　「相続させる」旨の遺言の解釈　･････････････････････････････････････････････････　水野　謙
実務的にはだいじなところ。択一レベルです。

[90] mixiユーザー 08月31日 07:00

９０　「相続させる」旨の遺言ある場合の遺言執行者の職務権限　･････････････････････････　磯村　保
司法試験としてはこまかすぎるか。

[91] mixiユーザー 08月31日 07:01

９１　遺言執行者がある場合の相続人の遺産処分　･･･････････････････････････････････････　田中宏治
取引安全保護をまったくしないのです。択一レベル。

[92] mixiユーザー 08月31日 07:02

９２　相続債務がある場合の遺留分侵害額の算定方法　･･･････････････････････････････････　瀬川信久
択一レベル。

[93] mixiユーザー 08月31日 16:06

９３　遺留分権利者の減殺請求権の性質　･･･････････････････････････････････････････････　南方　暁
択一レベル。

[94] mixiユーザー 08月31日 16:06

９４　遺留分減殺請求権を債権者代位権の目的とすることの可否　･････････････････････････　幡野弘樹
債権総論でつぶしていますね。択一レベル。

[95] mixiユーザー 08月31日 16:07

９６　遺留分減殺請求の目的物の価額算定の基準時　･････････････････････････････････････　内田　貴
択一レベル。結論はおぼえておく必要あり。

[96] mixiユーザー 08月31日 16:08

９７　相続人に対する遺贈と１０３４条の目的の価額　･･･････････････････････････････････　横山美夏
実務的にはだいじ。択一レベル。

[97] mixiユーザー 08月31日 16:08

９８　減殺の順序－死因贈与の取扱い　･････････････････････････････････････････････････　中田裕康
択一レベル。結論はおぼえておくこと。

[98] mixiユーザー 08月31日 16:09

９９　価額弁償－目的財産の各個につき許される　･･･････････････････････････････････････　石田　剛
択一レベル。結論はおぼえておくこと。

[99] mixiユーザー 08月31日 16:10

１００　遺留分減殺の目的物についての取得時効の援用と減殺請求　･･･････････････････････　森田宏樹

わりといい論文問題がつくれそうですが難問すぎるかもしれません。

[100] mixiユーザー 08月31日 16:11

択一レベルは判旨まで。論文レベルは解説をふくめてよみましょう。
基本書が内田のひとは内田を参照しながらよむことになります。ダットサンの場合はのってない理由づけとかは補充しながらよみます。

[101] mixiユーザー 08月31日 22:45

　９５　特別受益者への贈与と遺留分減殺の対象　･････････････････････････････････････････　浦野由起子
難問ですが判例の結論はおぼえておきましょう。択一レベル。

[102] mixiユーザー 05月09日 02:23

民法の勉強方法
日本民法典の構造は六法の民法のところをみればわかるとおり、総則編・物権編・債権編・親族編・相続編の5編から成っています。前の3編は，1896年（明治29年）に民法が公布された当時のものを修正・補充しながら，今日に至っているものです。後の2編は，第二次世界大戦後の1947年（昭和22年）改正により，全面的な改正がほどこされたものです。戦後改正前の親族・相続編の規定は，明治民法とか民法旧規定といわれれいます。。法典全体は，2004年（平成16年）に｢現代語化｣されています。漢文・古文の必要性が法学部ではだいぶへりました。

かならず｢総則｣があります
日本民法典には，法典全体としてみたときに｢民法総則｣が存在しています。各編・各章・各節・各款においても｢総則｣があります。各ブロックの共通準則がまとめられているわけです。物権・債権・親族・相続のすべての編には冒頭に｢総則｣が置かれています。第3編｢債権｣を例にとりますと，第1章｢総則｣とあって次章以下が続き，その第2章｢契約｣には第1節｢総則｣があり，その後に出てくる第3節｢売買｣中の第1款にも｢総則｣があるといった具合です。

　日本民法典は，私的生活関係に適用される各種の準則について，共通の準則としてまとめることができるものについてはできるだけ1つにまとめあげる作業を法典内部で繰り返すことによって，抽象度の低い準則から抽象度の高い準則へと順次に段階づけ，系統的に積み上げたピラミッドを構築しています。これはドイツ民法と類似する。このような体系のことを，ローマ法にちなんでパンデクテン体系という。わかりやすい紛争類型ごとにまとめたものをインスティトゥーティオ体系といいます。ぱっとみてわかりやすいのは後者ですが法典が膨大な量になってしまいますし、どっちにしろ法律の隙間部分ができて判例やら学説を専門家にきく必要がでてくるのは同じなので、日本民法は簡潔さと体系の美しさを重視したものといえます。そのかわりひとつの法律関係にかかわる条文があちこちにわかれていますから条文操作ができるまで習得しないとつかいこなせないことになります。司法試験レベルの民法の勉強には２０００時間くらいかかりますから、通常の法学部生は９割は挫折します。
法学部の民法は総則が民法第１部で４単位、物権担保物権で民法第２部で４単位、債権法で民法第３部と特別講義をいれて８単位、親族・相続で民法第４部で４単位となっているところが通常でしょう。講義のはじめには総則部分で実際の紛争とはなれためったにつかわない原理を勉強していくことになり、秀才タイプのひとでないと記憶の定着がしにくいものです。
９割挫折するうえにその段階でもやくにたつ知識をえておくという意味では鈴木録弥先生の債権法講義のように条文にそわないでインスティトゥーティオ体系で交通事故処理の実務、契約等の消費者被害での実務、その過程での総則、商法、不動産の売買、建築契約の実務、その過程での行政法と各種の融合をしたうえで理解を深めるのがはやいのではないでしょうか。
売買から、民法について基本をおさえていきましょう。親族相続はそれと並行していくか最後のほうでやるのがいいとおもいます。
　国際私法を選択するひとは親族相続を前倒ししましょう。

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