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自由律俳句でポン!コミュのフリー投句コーナー

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コメント(70)


71農園に暮らすアイス珈琲オレ達斯馬尼

72そんなに昔だったか伯林の壁崩壊

73夏はリゾート鄂霍次克海昔蟹工船

71タスマニア
72ベルリン
73オホーツク海
 

74残暑戻るかシケモクを吸うみんみん蝉

75横になっても物思い苦しく駄句をひねる

76ふと思う幻かと

77往く路帰る道どうしようもない

78蛙も鳴かない田舎田圃が無い

80海月水母刺されてやるせなく痛い

81焦燥の夜、気付けば空白む鳥の囀り

82今年まだ海を見ていないのに寂寞

83茄子焼いて生姜醤油で喰うもう晩夏

84残暑酷しく疲労困憊つくつくぼうし

85ちょっと狂うけど壁掛け時計の半世紀

86行く夏惜しみ「逝く夏」と言う友あり

87灰皿で蝿を炙り殺す博愛主義

88野球帽に黴生やし残暑去る

89急な冷え込み秋の腹を下す

90僅かづつ陽が短くなる経済学

91蝉の声やみ蟋蟀たちの管弦楽

92戻り鰹をいただく、もう彼岸花

93蝉たちも死ぬに死ねない残暑戻る

初秋

94九月の颱風なぜか切ない雨風の音

95長月は心が寒い曼珠沙華


96まだ鳴いているのかつくつくぼうし

97何もかも厭になるノオトを全て焼く

98早過ぎないか夜の帳が降りるには

99夜長本を読むラヂオ絞れば虫の声

100なぜ蜘蛛よ獲物ない十月に巣を張るか

101酒呑めばどうしようもない涙流るる

A.G.に

102古き友逝く巡る想いは走馬燈

103女郎蜘蛛哀し廻る因果は万華鏡

104演者の居ない脚本(シナリオ)終幕(フィナーレ)もない

105古き鎧脱がん過去が重すぎる

寒露

6水のおいしさ山々のありがたさ

107水が冷たいリウマチ病みの母の掌偲ぶ

自嘲
108水が冷たくなる洗濯物が滞る

109この秋初めての炬燵、布団は掛けない

110こんなに生きてしまった夭折を羨む罰当たり

霜降

111颱風が陽気連れてきた

112十月の蚊に喰われる苛々

113寒い雨降り山は冠雪の便り

114束の間の秋晴れ颱風がまた来るのか

115シケモク指焦がし俯いて吸う


立冬

116鶏頭も紅かった今は荒れ庭

117落葉の日和夕暮が切ない

118紅葉黄葉、常緑樹だけ青々

119年長の友より詩集借りる、詩魂の彼岸

120落ち葉多過ぎて路が見えない

小雪

121小春日和凍えた指先血が通う

122小春日和猫と昼寝し縁側か

123この冬の凍る生牡蠣をいただく

124ひと雨ごとに寒くなる凍ってゆく森

125上空の寒気地上は襟巻の街

126短い午後の陽に透ける紅葉眩しい

大雪

127永き午睡の涯何か見た気がする

128眠っている夢を見て眠っている

十二月の家蜘蛛
129毒餌で死んだ蜚蠊(ごきぶり)喰らい蜘蛛死す

130獲物がない、家蜘蛛は死す

131昨日まで紅葉今日はもう落ち葉

131本読みつつ待つ宅配便もまた本

132吾の庵破れ寺(やれでら)の趣き隙間風

133寒過ぎてライターが点火(つ)かない

134午後四時の早過ぎる黄昏が侘びしい

135オリオンの下犬と並びて立小便(いばり)する※

136夢で見た絵ピカソの「天国の家」
冬至

137喩えば死んだように眠る

138嫌いなもの救急車のサイレン

139どぶ浚い気付けば髪に南天の枝

140嗚咽噛み殺し胸中で哭く

141何も出来なかった木枯しの吹く

修学旅行
142西芳寺苔剥がされし痕酷し※

ホットカーペット
143背中は氷点下俯臥せでいる※
新年

元旦
144何事もなし昼過ぎに起きだす

145年末から繰り返し聴くレクイエム

小寒

146凍えた手足ストーブの熱さ

147窓際の午睡陽射しに汗ばむ

148本の山の麓に暮らす

1493時過ぎのビール宵闇がすぐ来る

150友逝きてひと月経たん寒中見舞い

151涙涸れたはずなのに

大寒

152高熱に臥す節々の痛み寝返り打ちつ

153魘されて一睡もせず迎える朝

154風邪癒えて吾が野山に雪の降る

155快気祝いか予定延ばし雪見酒

156夜半に止んだか牡丹雪濡れる

157翌朝の陽射し銀世界眩しい

158どさりと音立てて融け落ちる雪

159気温上り見る間に泥濘の野山

160道端に残る雪の汚れ哀し

161ひやっと滑る通勤路のアイスバーン


節分
162恵方巻切り分けて食す老父

立春

163名ばかりの春足先冷える

164夢に虹を見る何か吉兆か

165夢の武蔵小杉駅に彷徨う

166咲くはずもない枯れ梅の枝

167残照刻々と燃えつつ消え

自嘲
168寝てばかりいる足腰萎える

自嘲続き
169吾が庵荒れ山破れ寺ごみ屋敷

170陽の射す間だけ身体(からだ)ほぐれる


171あの坂は天国に往ける道?

172ガスだけ出るのと火花だけのライターと

173真夜中に台所で長髪を洗うひとり

174肉まん三個蒸して晩飯とし

175茶の間ヒーターで温めて置いて居らず

176ラヂオの音絞り夜明けを待つ

177悲しくもなんともないのに泪

178友もまたインフルエンザの三連休

179ちょっとだけ苦かった母の義理チョコ

180寒さ緩む雨降りも好し


181陽が墜ちてカーテンをまた締める

182身を削る様にして絵を描く?

トイレ詰まる─朔太郎に
183竹の根排水槽(マンホール)の形した塊となり

184本も読めず他にやりたき事もなし

185電燈の明るさストーブの温かさ

186今日も何も出来ない冬晴れ

187古きラジカセで聴くヴィラ=ロボス

188紙が無い明日の絵をどうする

189肴なしのビール塩昆布舐める

190零時過ぎに句をひねる唯独り

雨水

191日が長くなる水未だ冷たし

192日没後の空は紫影絵の樹

193宵闇降りるあおるウヰスキーがない

194煙草切れコンビニ遠くシケモクを吸う

195胸焼けが治るまた呑みたくなる

196餃子と炒飯胸焼けにわるし

197洗濯出来ない明日穿く靴下もなし

198冬の蛾は好きになれない硝子窓

199一人P・K・ディックを読む夜更け

200ほろほろと黒ビール呑むどうでもよくなる


201突然の陽気スゥエーターに汗ばむ

202菜種梅雨暑さ寒さも代わる代わるに

啓蟄

203寒の戻りかダウンジャケットの襟締める

204日々の愚痴ツイートと言われるそれでよし

205冷たい雨降り半日読書半日午睡

206真夜中のどしゃ降り雨音に眠れず

207杏子の花梅の花夕陽に香る

208カレーライスが食べたいが胸焼け怖し

209吾が庵を蛇眼庵(だめあん)と名付けり春の日に

210芽花野山(めげのやま)蛇眼庵とは吾が棲み家なり


211昼間お荷物夜は着たいダウンジャケット

212我等集いし木瓜の里阿吽庵(あんあん)の日々

─染井吉野樹齢90余年
213櫻古木春の嵐に枯大枝落とし

214櫻古木残りし枝の花芽疎らに

215櫻老木立枯れて花と散るか

216寒暖の差厳し冷蔵庫のもやし凍る

217赤斑入り桃色八重椿咲く彼岸

218廃庭に八重椿花ごと散りぬ

春分

219急な冷え込み腰痛座骨神経痛

220お彼岸の寒の戻りに調子を崩し

221老木に春が来た花は疎らだけれども

222櫻古木いつまで待っても三分咲き


223彼岸過ぎいつのまにやら還暦プラス1

224水は冷たい口を漱げば歯に滲みる

225先程浮かんだ句をもう忘れている

Skyさんの写真より
226菜の花土筆桜満開春の日も一人

227トースターで餅焼いて忘れカチカチ

228二度焼きした餅を食うバリバリ

229この春初めて小綬鶏の啼くを聞く

230電子レンジで餅焼いてどろどろ

231胸焼け胃もたれ少々飲んだだけなのに

232胸焼け苦しくて二時間ベンチから立てず

 

233胸焼けにありがたき粥をいただく

234ビール試すげっぷが出ない七転八倒

235葉桜もまた良いなあとしみじみ

236不調になって思い出す木の芽時

237花吹雪の後には碧い葉の芽吹き

238塩昆布噛み絞めてウヰスキーを舐める

239心体調子狂わせて莫迦陽気続く

240ビール飲まずには居られない時刻となる

241ビールまだ無理だったげっぷ出ず苦しむ

清明

242今夜はヤモリも来ないひとり


243シケモク上向いて吸え眉焦がさぬよう

244午睡貪る愚かなるのは誰か

245寝台で文庫本を読む半覚半睡

246腰痛病み痛み止めを切らしている

247窓明かり今夜の家守は元気がない

248カーテンの陰巻き尻尾だけ見せている

249集めたフケを灰皿で燃やしてみる

250汗染みたシーツとタオルケットに眠る

251腰痛病み時折の激痛に悲鳴あげる

252すべて虚しくなる

253翌日少しだけ回復する

254あちらの本こちらの本落ち着かない

 

255鼠雨漏りハクビシン天井墜ちる

256やもりは来ないカーテンを閉める

257懲りずにまた粥をいただいている

258クリームシチュー粥にパセリふる

259雨降って肌寒いストーブを点ける

260腰が痛いからと言い訳する

穀雨

261初夏の太陽に上着脱がされる

262夏日来る頭火照って足許冷える

263カフェインニコチンアルコール私の燃料潤滑油

264唐突な腹痛パンツ洗っている

265雨音が激しい起きる気力なくす

266電子レンジでお粥吹き溢れた

267昼夜の温度差着てゆく服に困る

268まだガスが有るのに点かないライター

269どうせ酔生夢死

270今夜はしこたま酔っぱらいたい

271明日朝白紙の自分に戻ればいい

ゴールデンウィーク

272本物ビールを飲む小さな幸せ

273シケモクは宅急便が来るまでの筈だった

274あればあったで灰皿に煙草吸わせてる

275大型連休私には関係ない青い空
立夏

276昼夏日朝晩冷え込み端午の節句

277大物狙いちびやもり獲物が大き過ぎる

278ちびやもり叔母さんに怒られている

279暑い午後果てない昼寝(シェスタ)カリブ海

280前線緩んだ躰に冷たい仕打ち

281予報では晴れと言っていたのに雷雨

282肌寒い出掛けるのをやめ寝ることにする

283冷蔵庫干からびた葱一本

284たばこ屋に行く気力無しシケモク

285絵を描く紙が無い本当に困っている

286夢現亡き母と料理の勝負をすることに

 

287気付けばミンミン蝉の鳴く夏になる

288未だ五月なのに熱帯夜茹だる

289狩りの下手なちびやもり見ていて苛つく

290狩りの下手なちびやもり午前三時の待ちぼうけ

291狩りの下手なちびやもりやる気あんのかコラ

292熱帯夜の脱力扇風機だけフル回転

293熱帯夜タオルケット残して布団を仕舞う

294具材が無い素ラーメンを食べている

小満

295夜に本を読む温くなっていくビール

296寝てばかりいた好天の初夏一日

297ちびやもり今夜はオヤジやもりに追いやられ

298雨降り夜更かし何をするでもなく

299あと一本だけビールを飲もう朝が来る

300雨降りヴィラ=ロボスを聴く涙する

 

301梅雨前の貴重な晴れ間を寝て過ごす

302初夏の月光に厳冬の幻を見る

芒種

303梅雨入りの便り寂しき東大東島の彼方より

304今日は颱風の雨に降られて黄昏ている

305その昔雨だれを音楽とした詩人あり

306低気圧前線雨雲雷雲腰痛坐骨神経痛

307雨の日にヤモリは来ない令夫人の鉄面皮

308梅雨入りもチビヤモたちには関係なしか

309梅雨寒に冬の靴下引っ張り出す

310梅雨寒に震える指先プラモデル弄る
夏至

311雨の日にはじっと書籍郵便を待つ

312皐月晴れ晴れたら晴れたで盛夏の暑さ

313今年初めての蚊がこんなに痒い

314この程度の温度湿度で蒸し暑い扇風機回す

315揺れる木洩れ日の打ち寄せて打ち寄せて

316まだ6月の朝から猛暑ゼノンの矢

317老眼鏡左右のピントが合わないアキレスと亀

318もう梅雨明け水甕の水足りてるのか?

319つい先頃暑いと感じた25℃今は感謝の涼しさ

320突然の盛夏偶然の真夏不自然な夏メイク

※ 316.317「パラドックス」とは関係ありません。語感が好きなのでつい使いました(笑)。
※ 320全くの想像です。女性のことはよく分かりません(爆)。

小暑

321みんみん蝉が夜も鳴く生態系大丈夫なのか

322前線が蝸牛梅雨明けてから大洪水

323まわり道近道抜け道黙り込む道

324妬み嫉みは紙一重君は僕に恋してる

325夏至過ぎて時告ぐる鶏(とり)も最早往ぬ

326暑過ぎて脳が働かなくなる夏

327幼き夏に憧れし日射病今は夢

大暑

328炎暑の昼過ぎ儚き午睡汗みずく

329此の夏ろくに鰹を食べてない不漁か出無精か

330遠雷に涼風を期待するまさか幻聴か

331猛暑炎暑酷暑何もする気がない不貞寝

332Tシャツ脱いで汗と老眼鏡でこんがらがる

333今までが暑過ぎたのだ今日が寒い

立秋

334暑さ寒さが沁々身体(からだ)にひびく歳となり

335いくら待っても夕立ちは来ない暑い儘

336俄か雨たった2℃(ど)差のありがたさ

337家蜘蛛が死んで行く餌の蜚蠊(ごきぶり)もいない

338ちょっとした拍子の深爪秋草を想う

339明日は暑くなるそうな夏はまだ続くか

340颱風がまた来るくる廻る回るまわる

処暑

341もう鳴いている気の早い秋の蟲ども

342羽根の無い巨大蜚蠊の幼虫を幻視する

343出来ないことは全て腰痛のせいにする

344借りたくないもの付箋でいっぱいの本

345温くなったビールに氷入れて飲んでいる

346まつげが目に入る涙が出る

347シケモクにマッチも風情があるなと強がる

白露

348白露とは何かいちおうググる

349日が短くなるちょっと哀しくなる

350秋雨前線寒くなったり暑さ戻ったり困る

 

350秋雨前線寒くなったり暑さ戻ったり

351シケモク十日目もう煙草の味がしない

352牛乳を切らして居る北の大地を想う

秋分

353陽が沈む毎夕のセレモニーを見ている

354冷たい雨降り何も出来ずにいた

355秋霖寒く冬の上着を羽織る

356風見鶏、夢思い出せず立ち止まる

357十月の颱風暴風雨の音が恐い

358停電の晩懐中電灯でレトルトご飯をいただく

359颱風の夜のキャンドルサービス独り

 

寒露

360シケモク煙が余計に眼に沁みる

361新しい文庫本の活字大き過ぎる秋

362今さらの残暑眠くて困る夢現

363煙草さえ買いに出れない情けない夜

364地上に居る間くらい斜め上を見ていたい

365 20度C以下がこんなに寒いとは。震える

366久しぶりの秋晴れに安堵して何もしない

367具無しラーメンを茹でるのさえ億劫

霜降

368薄日射すかえって寒々しい午後

369冬が来る唇の皮がやたらに剥ける

370瓦斯使い切りライターを往生させる

371赤い紐蜻蛉結びのアキアカネ寂しく

372いちょうの樹秋晴れ銀杏と葉を落とし裸

373銀杏(いちょう)の樹夕映え枝振り黒く屹立(た)つ

374ストーブに賢きプロメテウスの火を入れる

立冬

375颱風の片付けせぬまま落葉降り積る

376午後四時の夕闇年の終わりが迫る

377小春日和結局何もしない儘

378小春日和今日もいちにち日が暮れる

379小春日和日向縁側猫となる

380深夜一時冷え込み厳しく冬がもう来ている

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