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映画『北のカナリアたち』コミュの【ネタバレアリ】『北のカナリアたち』レビュー

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コメント(14)

 東映60周年に引っかけて、どうせ吉永小百合をよく見せるだけの企画だろうと、全く期待しないで試写会に参加しました。ところが、会場ではあちこちからすすり泣く声。吉永小百合の存在感を超越して、観客の誰もが原作の湊かなえが描き出す世界観にすっかりはまってしまい、深い感動を感じてしまったのです。今年一番の泣ける映画として特選しておきます。

 長い女優人生のなかでも、吉永小百合主演のサスペンスは珍しいと思います。本作は主人公の元教員川島はるが抱えていたこころの秘密を、まるでサスペンスドラマのように、現在と過去を行き来しながら、明かしていきます。
 舞台となるのは礼文島の岬の突端に立つ分校。目前にそびえる利尻島の利尻冨士を背景とした雄大な映像美は、それだけでこの物語をドラマアップしていました。はるが現役の教員だった頃の6人の生徒と触れあうシーンは、夏場の快活な風景に。そして、厳しい現実と立ち向かっていくことになる現在の映像は、厳寒期の荒涼とした雪景色に。この対比を見ていくと、これ一本が吉永小百合の女優人生を言い表しているような気がしました。

 夏場の過去のシーンは、『青い山脈』に代表される青春映画に主演したころの作品とイメージが重なり、ました。そして厳冬期に描かれる現在のシーンは、『夢千代日記』など、最近の人生の荒波を渡っていく彼女の主演作品を彷彿させてくれました。それでも吉永小百合主演作品に対する、「アンチブランド」(^^ゞの思いは強く、序盤は斜めに見てしまったのです。けれども、はるの教員時代と老境を迎えた現在の約20年もの段差を、違和感なく演じてしまう小百合の爽やかな変身ぶり!この人はまだまだ現役の大女優なんだ!熟々感心させられたのです。
  なので、世のサユリストの皆さまには、こころからお詫びしたいと思います。吉永小百合は、ミーハーに持ち上げられた存在だけでなく、その人気はしっかりした演技力とオーラに包まれていたことを、本作で再認識いたしました。

作品の感想の続きは日記まで。
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=492091&id=1878259022
昨夜観ました。


皆さま、はる先生のご主人(柴田恭平)と謎の男(中村トオル)のことについてお尋ねします。



謎の男ははる先生とどういう関係だったのでしょうか? はる先生独身時代の恋人だったけど(気が変わって)柴田恭平さんと結婚なさったということでしょうか?



私の頭が悪いのは重々承知しています。

どなたか教えてください。

>>[004]


ありがとうございます。



もう1つ。はる先生はあの島ご出身なのでしょうか?
お父さんがあの島に住んでいるというのはあの島出身ということでしょうか?
映画が公開されているというのに誰も書き込みしないって寂しいね。
おじいちゃんの家が利尻(映画の舞台の一部)にあるので、映画の内容にはそれほど期待しないで観たのですが、ところがところが、とっても良かったです。映画の感想絵を描いたので、載せておきます。

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