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ユング心理学コミュのC.G.ユング著『ヨブへの答え』を読む

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とても学ぶところの多いこのユングの著書を読んで、お互いの思うところ、考えたことなどを自由に分かち合いましょう。

(画像はみなとみらいにあるオブジェを夜、描いたもの)

コメント(2)

ユングの言う〈自己〉とは、私たち一人一人の無意識から内発的に涌出する人生の行くべき目標、すなわち自分の全体性の実現であり、個性の豊かなる実現だ。
これは表面の意識に沿うものであることもあれば、逆らうものであることもあるのだから、表面意識が無理に専制を敷くべきではない。
個人の表面意識がたとえ専制君主のように自分の意志の働きしか認めようとしなくとも、あるいは外界でどんな出来事が起ころうとも、〈自己〉すなわち個人の全体性と個性の実現へのプロセスは〈本能〉によって推し進められる。
そして本能はこのプロセスにおいて、個人の生に含まれる一切がこのプロジェクトに参画するように計らう一一一

このようなユングによる私たち魂の見取図は、とても癒されるものだし、大いに私たち一人一人をわくわくさせ、明るい笑顔にさせるものだと思います。
日々、私たち一人一人にはいろいろな出来事が起こる。中には自分にとって嬉しい出来事もあれば、自分にとって嫌な出来事もある。
しかし、嬉しい出来事だけで自分の心や人生を満たそうと企図しても限界がある。常にその企図は裏切られ破綻する。
自分にとって嫌な出来事が必ず起きてくる。

「嬉しいことと嫌なこと」という自分の判別そのものが自分の牢獄となっているのだ。この二元論が常に自分をつまずかせるのだ。
ユングは「嫌なこと」だと思う自分の反射的反応、思い込みの向こうにあるやわらかな受けとめ方に気づかせてくれる。
一切の出来事がすべて素晴らしい自分の豊かな人生を構成してくれるのだという受けとめ。気づき。境涯。心の明け開け。

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