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ホタルを育てる会@越谷コミュの飼育の部屋

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ここでは、ホタル等の発光生物の飼育法の紹介や相談をするための部屋です。

●ホタルの産卵のさせ方
 ホタルを産卵させる時にモモの箱の下に敷いてある薄いスポンジを敷いて使っていました。スポンジはカビが生えず、水にも浮くので卵が産み付けられた部分を切り取って水に浮かべればよいので幼虫の孵化が簡単です。
 しかし、最近の八百屋では1個500円以上する高級なモモの箱や高級メロンでないとスポンジを敷かなくなり入手に困ります。
 皆さんミズゴケ派ですか?その他どんなものを使われていますか?

コメント(9)

●ホタルのエサ
タニシは、取ってから真水で数日糞をさせ、農薬等も除いてから冷凍すれば使えるそうですが、冷凍後真空乾燥させてフリーズドライにしたタニシは食べるでしょうか?
研究してみたいですね。
●ヘイケボタルの幼虫の飼育法
幼虫は淡水に棲む貝を食べ1年で成虫になります。
幼虫飼育用の容器は、50から100匹程度ならばホームセンターで売っている昆虫飼育用の大きめのプラスチック水槽で十分です。ホタルは夜行性ですから直射日光の当たらない場所に置いて下さい。
水は水道水をそのまま使えますが、水を代えたら1時間位エアレーションすると安心です。
水換えは月に1度位行って下さい。
水が緑色になっても水が腐って酸欠になっていなければ死にません。
自然ではモノアラガイ、ヒメモノアラガイ、サカマキガイ等の幼虫サイズの小さな貝類や、タニシ、ヒメタノシの稚貝を食べています。
人工飼育のエサは夏に100個位捕り置いたヒメタニシを八百屋さんでもらった発泡スチロールの箱を使った水槽等に小分けしておき、1週間に2個程度つぶしてホタルの水槽に入れ与えれば春まで持ちます。
タニシはフタがあるので大きな貝は食べられませんが、幼虫の長さと同程度の直径のタニシならば割らなくても食べられます。
夏は水温が30度になっても大丈夫。
温かい時期はたくさんの幼虫が光ると星座のように光り綺麗です。

冬にエサが不足した際は魚屋で買ったシジミでも代用できます。
冬は氷が張っても死にません。
少し大きくなれば1ヶ月位断食しても死にません。

ホタルの幼虫の飼育は金魚の飼育よりも簡単で手間がかかりません。

5月になると、大きくなった幼虫は上陸し始めます。気を付けないと水槽から逃げ出してしまいます。
上陸すると、土で繭を作って蛹になります。
土が無くても水ごけの中でも蛹になるようです。
上陸してから1ヶ月位で成虫になります。
成虫は水だけしか飲まず、2週間位の命です。
●ホタルの上陸と羽化
5月の初めから7月初め位が幼虫の上陸の季節です。

5月位になると、水槽の中の幼虫の数が減ってきます。
幼虫が蛹になるため水槽から逃げ出しているのかもしれません。
逃げだせなかった大きな幼虫は水中で死んでいることがあります。
網をかけておくと良いでしょう。

気温が上がり水中で良く光るようになったら上陸のサインです。
そのようになったら強制的に上陸させるか、素焼きの容器に水と幼虫を入れてミズゴケを入れた水槽に載せておきます。
水槽はメダカや昆虫を入れる荒い網の蓋の付いたプラスチックの水槽で良いです。
底から順に細かい赤玉土、細かい砂に鹿沼土を少々、ミズゴケを数cmずつ入れて水を注ぎ、ミズゴケを十分湿らせ傾けても水が流れ出さない程度に水を切ります。材料は園芸店で購入できます。
幼虫を入れたらガラス繊維の黒いアミ戸の網を挟んで水槽の蓋をします。
水槽の側面をアルミ箔で覆って遮光します。
そのまま室内の玄関などに置いて表面のミズゴケの様子を見ながら時々霧を吹いていると、早くて3週間から4週間で羽化すると水槽の中で光り出します。

今年は7月4日の鑑賞会で展示した幼虫は、夜には良く光っていましたので7月5日に20匹ほど上陸させました。7月26日から羽化し始め光り始めています。

蛹の発光写真、お見事です。来年に向けて、無事、成虫になって、たくさんの卵が孵化しますように!!
●2017年の上陸と蛹化
昨年10月2日に数えて123匹いた幼虫が、年を越して5月28日で116匹、途中死んだ幼虫を見たのは1匹でした。今年は殆ど死なず元気なホタル達でした。
残り6匹は行方不明です。餌のヒメタニシは割らずにそののまま与えていたので、水槽掃除のときに貝殻の中にいたホタルを捨ててしまったのかもしれません。

 5月下旬になると夜の気温が20度C前後になり、幼虫の尻尾の2点の発光器が良く光り、水槽に入れた水面より高いブロックに上ってきます。
 蛹化のための水槽を用意します。蛹化水槽には、よく洗った川砂、ミズゴケ、赤玉土と鹿沼土を砕いた土、ピートモスを適当に混ぜた蛹化土のベッドを作ります。中央に、内面に接着剤で砂を貼った水を入れた小さいプラスチック容器を埋め、水槽に網をかけ、周囲のガラス面を黒いビニールで覆い遮光します(左写真)。
 小学生のころ、アリの観察で遮光したビンの中にアリの巣を作らせて観察しましたが、同じような感じです。ガラスに接して土繭を作ったホタルの幼虫はビニールを取れば土繭の中の様子が観察できます。 

 5月28日に90匹の幼虫をスポイトで吸って蛹化水槽中の小さい水を入れたプラスチック容器に移しました。
一晩で殆どの幼虫は上陸し、星座のように光りながら土に潜って行きました。
2〜3日しても潜り切れない幼虫には上から蛹化土をかけてあげます。

残りの小さめの幼虫は7月1日の「ホタル観賞の夕べ」での展示用に幼虫飼育水槽でとっておくことにします。
 6月8日以降土繭中の幼虫は脱皮し蛹になりました(右写真)。蛹も発光します(中写真)。ガラス面で6匹ほど蛹になっています。
 6月10日撮影の右写真には幼虫、脱皮したばかりの蛹、体に色が付き始めた蛹も同時に写っています。気温にもよりますが羽化は1〜2週間先でしょう。

訂正
色付き始めた蛹ではなく、幼虫の脱皮した皮がまとわりついて黒く見えているようです。
そうすると、羽化は約2週間後ですね。

会員各自の家で育てていただいたヘイケボタルの幼虫も大きく育ち上陸を待つ季節となりましたが、
残念ながら2020年はコロナウイルス感染拡大のため大規模なホタル鑑賞会開催は難しくなりました。
そこで自宅でホタルを羽化できるよう蛹化・羽化までの方法を紹介致しますので参考にして下さい。

羽化の方法は幼虫の数や、飼育が室内なのか外なのか、羽化させる日を集中させるのか分散させるのか等により適した方法が異なり、各会員独自の工夫とノウハウが色々とあると思いますが、ここでは10匹程度の幼虫の室内で強制上陸による羽化方法について主に紹介します。

前述しました「2017年の上陸と羽化」での方法との違いは幼虫と水を入れた小さな容器を水槽に入れずに直接十分育った幼虫を上陸用土に乗せることです。

 ホタルの幼虫は夜の気温が20℃位になる5月中旬から光りはじめ上陸し蛹になります。上陸から3〜4週間位で成虫になります。
 自然では、幼虫は水中から上陸し湿った土の中にもぐり外敵から身を守るため土繭を作って脱皮し蛹になります。蛹は土繭の中でさらに脱皮し成虫になり、雨が降って土繭が柔らかくなると土繭を破って羽化します。幼虫はエラと気門を持ち水中でも空気中でも呼吸ができましたが、蛹になるとエラがなくなるので水没しない場所で蛹になります。

 飼育下では湿った水苔に幼虫を載せておくだけでも水苔の中で土繭を作らず蛹になり、成虫になることも可能です。蛹は水槽を軽く叩いたり刺激すると連続した黄色の発光を観察できます。

一般的には蛹化は次の2通りの方法で行われています。
1)自然上陸法
 水槽の一部に上陸用の陸地を作るか、上陸用土を入れた水槽の一部に幼虫と水を入れた容器を置き、自然に幼虫の上陸を待つ方法。陸地には細かい赤玉土を数cm敷いた上に、濡らした水苔を数cm敷きます。
 これは成長の揃っていない幼虫が混ざっている場合にエサをやりながら十分育った幼虫から順に上陸させ蛹化、羽化させるのに適した方法です。長い期間に渡って少しずつ羽化します。

2)強制上陸法。
 幼虫の水槽とは別に蛹化、羽化させるための砂や土を絡ませた水苔を入れた水槽を用意し十分育った5齢の終齢幼虫(オス約1.5cm、メス約2cm)を水苔の上に直接載せてしまう方法。
 強制上陸法は鑑賞会の日に合わせて羽化させるのに適した方法です。また産卵や孵化する時期も揃うので人工飼育に適した方法です。

以下10匹程度の幼虫を強制上陸させる簡単な方法を紹介します。
数百匹の規模で羽化させる場合は水槽に代えてプラ船を利用します。
○用意するもの。
プラ水槽数個 (100円ショップの100円のプラ水槽なら10匹程度入れられる。30cm程度の水槽なら30匹程度入れられる)
キッチンペーパー(水槽の底に数枚敷き水槽の底の水を吸収させ水分を保持調整する)
水苔 (ホームセンターで売っている園芸用のもの)
赤玉土 (普通の庭の土ではカビが生えるので焼いてある赤玉土を砕いて使う)
細粒砂 (ホームセンターの細粒砂を上澄みの濁りが無くなるまで良く洗ったもの。洗わないとカビが生える可能性あり)
黒い遮光用ビニール
霧吹き 

○手順例
1)水苔を水に漬けて軽く水を切った後、良く洗った細かい濡らした砂と赤玉土を絡ませ幼虫が潜り込みやすいようふわふわした湿った状態の上陸用土を準備する(砂や土を混ぜるのを省略もできるが土繭作りの観察ができないので、土繭を作らせるためには土を多めに混ぜる)。

2)水槽の底の形に合わせてキッチンペーパーを折りたたみ数枚敷いた上に湿らせた赤玉土と砂を混ぜて2〜3cm位固めて敷き、幼虫がキッチンペーパーの下に潜り込まないようにする(省略しても良いが念のため)。

3)その上に1)で作った砂と土を絡ませ十分水分を含んだ水苔(水が垂れ落ちない程度に絞ったもの)を底は硬めで表面がふわふわの状態で7cm位載せる。

4)十分育ったホタルの幼虫を水道水で良く洗ってから水苔の上にのせ、羽化した成虫が逃げないよう細かい目の網戸の網かガーゼの上から水槽のプラスッチックの網の蓋をする。

5)ゴミ袋などで水槽の外側を覆い遮光し室内の日陰に置きます。多くの幼虫は一晩で水苔を混ぜた上陸用土に潜り込みますが、1週間以上蛹化の適所を探して表面で光っている幼虫もいます。

6)あまり水を足す必要はありませんが表面が乾いてきたら霧をかけます。
1週間位したら時々開けて覗いてみると水槽の壁付近に作った土繭の中で蛹になる様子や発光を観察できます。3週間前後で羽化します。 羽化率は十分育った幼虫ならば9割前後期待できます。

では皆さん、今回紹介しました方法にこだわらずいろいろ工夫して取り組んでみてください。

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