美容メディカルサロン　La　Cherコミュの肌の老化を早める有害物質

・活性酸素とは何か

老化を引き起こす原因として色々なものが考えられるが、近年注目されているのが、活性酸素です。
　活性酸素とは体内に取り込まれた酸素の一部がほかの物質と反応しやすい状態に変化したものです。
　人間などの生物は、呼吸によって取り入れられた酸素が食物から得た栄養素を燃やしてエネルギーを作っている。この際、大半の酸素は水に還元されるが、一部は中途半端な還元反応によって活性酸素になる。また、紫外線や放射線、排気ガスをはじめとする汚染物質、タバコ、ストレス、さらにОＡ機器から発生する電磁波やさまざまな化学物質などが活性酸素の発生要因となる。
　活性酸素は老化の因子だけでなく、ガン、動脈硬化を起因とする心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病、そしてアレルギー疾患などさまざまな病気と密接に関係していることが知られている。美容の面でもニキビの悪化、シミ、シワ、かぶれなど、ほとんどの肌のトラブルに活性酸素が関わっている。

　

　　

抗酸化力を高める食品は

抗酸化力を高める栄養素として知られているのが、ベータカロチン、ビタミンＣ、ビタミンＥの抗酸化ビタミンである。

　　抗酸化ビタミン
トマト、納豆、アーモンド、レモン、にんじん、ブロッコリー、イチゴ、キャベツ(抗酸化ビタミンは互いに補完しながら活性酸素を撃退する働きがあるので、一緒に摂ると効果的)

　　ポリフェノール
赤ワイン、緑茶、紅茶、ウーロン茶(緑茶に含まれるカテキン、赤ワイン、ココア、チョコレートに含まれるポリフェノールは代表的な抗酸化食品)

　　ミネラル類
そら豆、イワシ、カキ、海苔、ごま、小魚、カニ(ミネラルは抗酸化酵素の活性を活性を助ける補酵素として役立つ)

日ごろの生活習慣や食生活により、活性酸素を抑えることも大切です。

?睡眠不足を避けて十分に休養をとる。
?適度な運動を心がける。(ただし激しい運動は避ける)
?紫外線を浴びすぎないように気をつける。
?クヨクヨしたり、イライラしたりして、ストレスをためない。
?肥満にならないように、栄養バランスのとれた食事を心がける。
?タバコをやめ、大量の飲酒は控える。
?油を使った加工食品は賞味期限に気をつける。
?ОＡ機器や家電製品の電磁波にも注意する。
?車や工場の排気ガスなど空気の悪い環境は避ける。
?風邪やインフルエンザなどのウイルス感染に気をつける。
　