THE　半ば面白い話（仮）コミュの問題児な男（ﾁﾝ族）

おわたあ!!!

俺の名は
北斗神拳伝承者
ｹﾝｼﾛｳ…。

今日は
俺が小学校へ行った時の話をしよう。

お前はもう
読んでいる…。

すまん…。

事の発端は
拳法ばかりしていて
少し頭がﾊﾟァな
俺が原因だった。

『親父…。挽き肉とメンチカツをくれ…。』

『あいよ!250円と180円だから1000円ね!』

会計を済ませ
家に帰ると
ﾕﾘｱがお釣りをせびってきた。

『ケン…お釣りを…。』

『釣りはない。会計は1000円だ…。』

『またやられたのですか…。』

『あの親父の闘気には一片の迷いもなかった』

『ケン…。』

こうして
俺は小学校という訓練の施設に
通う事となった…。

夏からの転入となり
まずは
校長先生とやらに
挨拶をしにいく事に。

校長先生もびっくりしていた。

俺の筋肉をマジマジと見つめ
少し気分が悪くなった俺は
机を
叩き割ってしまった。

『が、岩斬両斬波!?』

『死にたいやつ…前に出ろ…。』

翌日から
おれはランドセルをしょって
小学校へ行く事となった。

流石に登校班の子供達は
引いていた。

俺を見て
いきなり泣き出す子供さえいた。

『何かおかしいか…。』

『うわあああん!!』

わかっている…。
この俺の奥義　夢想転生
を子供達は感じとったのだ…。
無理もない。
俺は北斗神拳伝承者だ…。
この俺の闘気は
子供達には
重圧なのだ…。

学校へ着き
教室へと入った。

それまでガヤガヤしていた
小学生達が
一瞬で静まり返った。

お通夜のような
教室に担任の先生が来て
俺を紹介したが
何故か皆震えていた。

仕方がない…。
俺の奥義　夢想転生の前に
敵はいないのだからな…。

一時間目は
体育の授業だそうだ…。

俺は
上着を筋肉で破り
子供達を和ませてやろうとした…

『うおあああああ!!!!』

子供達は
皆泣き出してしまった…。

あまりにも子供達が泣き出すため
俺は退学となった。

明日からは
北斗神拳伝承者として
歩もう…。

おわり。