誠(元from和を以て貴しと為す)コミュのさよなら、キイロ

さよならイエロー

沈み行く太陽を眺め街を目指す
ポンコツを引きずって太陽背に向ける
ずっと幻みたいな景色を眺めてた
いつしか灰に染まってオレンジを高く掲げてる

誰かが言った終わりのない未来さえ
霞んで見えなくなってどこか弾けた
ずっと考えてみたんだ、最新の答えを
いつかは灰になって、星の一つになれるかを

君の赤い目が睨む、夜明け前の曇り空
君が思い描いた、安らげる場所はあった？
君の赤い目に浮かぶ、広すぎた曇り空
君が寂しくならない、居場所は見つかった？

遥か遠い筈だった空が近付いて
僅かな隙間だった空白が滲んで
勝手な理想に嵌め込んで、覚悟をした振りして
悲しさや寂しさを紛らわしていただけ

誰かが言ってた終わりの未来にさえ、
縋り付いて静かに泣いたりしてみた
分かってるんだ、一人きりで、不安な夜を重ねてた
君のその赤い目には、全てが写し出されてたから

まだこの手に残ってる、温かさと愛は、
この先何があっても、消える事はない
まだこの耳で鳴ってる、「寂しいよ」の声は
これからの理由で、繋いで生きるから

魂の抜け殻は、太陽と花の下
これからも大丈夫、ずっと近くにいよう
君が遺した全ては、心臓と脳の裏
これからも大丈夫、永遠にそばにいてよ

さよなら、僕のキイロ
ありがと、僕のキイロ
さよなら言えなかった僕を許してくれ

さよなら、僕のキイロ
ありがと、僕のキイロ
いつかまた会えるからその日まで羽根、休めといて。