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地点/三浦基コミュのKappa/或小説

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3月11日(金)から21日(月・祝)まで横浜・神奈川芸術劇場大スタジオで。

関西では3月26日(土)と27日(日)にびわ湖ホール中ホールだそうです。

今この時期に何故芥川なのか、興味があります。近代日本人の意識が明治以来どのように形成されてきて、今現在どのような状態なのかは、私にとっても興味があるところ。

ちょっと横浜は遠いけど、足を運んでみるかな。。。

コメント(2)

今日行ってきました。

東北で震災があり、11・12と中止になって今日が初日だったようです。震災直後とあって、いろいろ大変そうですが、偶然の一致にせよ、東北の震災の直後だからこそやる意義のある内容だったように思います(その意味は見てのお楽しみ)。

観劇後の芥川のイメージは、「虚無から生まれ虚無に消えていった人間」という感じです。三浦氏もアフタートークで「虚無」について語っていましたが。

「虚無」「ニヒリズム」というのは色々な意味があると思いますが、一つには不条理に直面した後の人間の精神状態、と言えるかもしれません。「言語にとって、文字は肉体であり、意味は精神である」という台詞があったと思いますが、文字と意味、肉体と精神、その双方が結合している状態は幸福な状態ですが、その結合関係が揺らぐとき、人間の精神は危機的状況に陥ります。

例えば大災害の後、思い出の土地が見も知らぬ土地に変わり、思い出の品がガラクタに、愛する人が物言わぬ躯に変わり果てるとき、人間はその場における言葉と実体の結合の乖離に直面します。それが極端な状態になるとき、文字と意味、肉体と精神は引き裂かれた状態になってしまう。

芥川が東京大震災で受けたショックというものが、そういったものであるとき、彼は何によってその分裂から自らを取り戻したのか、そして結局何によってまた虚無に捕らわれて自殺するということになったのか、それが非常に重要な問題となって浮かび上がってくるように思える。。。。

そういったことが感想として感じられました。
横浜公演の中止が決まったようですね。私が見に行ったのが唯一の横浜公演になってしまったようで。

時節柄やむを得ないとは思いますが、もう一回位見に行ってみようかな、と思っていたので、率直に残念です。もう少し掘り下げた視点で見たいと思いまして。

次回作に期待しています。

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