韓国保険情報コミュの基礎知識?(生命保険や実損医療保険)

　人を対象とする民間保険は生命保険と実損医療保険に大きく分けられます。
両方はお互いに補完しており、どっちが良いと言い切れない関係になっています。本日は補償範囲の比較や加入する時の注意事項に関して考えてみましょう。

1)死亡
・生命保険：一般死亡(100%)、加入して2年後は自殺も補償
・実損医療保険：疾病死亡、障害死亡
⇒生命保険は原因に構わず、全ての死亡に対して保険金を支給しますが、
実損医療保険は例えば、疾病/障害でもない自然死亡、自殺、失踪等の原因で死亡する場合は保険金を支給しません。

2)手術/入院費用
・生命保険：定額支援
・実損医療保険：治療費の本人負担金中、90%を支援
⇒生命保険は加入時に決められた診断金、手術費/入院費を治療費に関係なく定額支援しますが、実損保険は領収証に請求された本人負担金に対して90%を補償します。

3)海外治療
・生命保険：全額支援
・実損医療保険：2009年9月以前に加入した保険に対して本人負担金の40%支援。
⇒韓国に住んでいる皆さんには一番気になる部分でもありますが、生命保険は世界どこで治療を受けても全額を支援しますが、実損保険は2009年以前加入者のみ本人負担金の40%を補償します。なので、もし本人が保険に加入していないか実損保険にしか加入していない場合は、出国前に海外旅行者保険に加入しておくと1万～3万Won程度の保険料で治療費が補償出来ますので、ご参考下さい。