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バビロン天上人コミュの神々の頂

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北の頂
この世を厭う隠者あり
バビロン、バビロン、バビバビ論。

布団の中から今日破
三度も寝たから頭が遺体
バビロン、バビロン、バビバビ論。

水がとっても痛いから
お湯でお米をで研いでマス
バビロン、バビロン、バビバビ論。

細菌雪が降り魔栗
初めはとってもはしゃいだが
今じゃただただ寒井竹
バビロン、バビロン、バビバビ論
バビロン、バビロン、バビバビ論


YO!YO!YO!HAHA!!
sunshine閉ざす闇に動き出すtime
into bed携帯探しダイブ
見たら負け、駄目な予感、期待だけ、変な悪寒、そしたら開け
みたら時刻即地獄、地獄
後悔、記憶、罪悪、心の奥
いつからこんなになったのかこんな体にうぉれは問う
だってエブリデイ不摂生、体がこっちに設定(ぜってぇー)
土曜の深夜、アニメのシーンは?
そんな俺らの腐敗神話!


コメント(36)

・私とバビロン


私がバビロンと出会ったのは小学校5年生のときでした。
最初は子供ながらバビロンを見ても
「どうせ年金はもらえないのに」
と思う程度でした。

しかし和歌山にオリンピックが来て、街がバビロン一色に染まり、年末のTVに必ずバビロンが取り入れられるようになって以来、小中学生の間ではバビロンが大流行。
勉強そっちのけでバビロンを吸ったり伸ばしたりしていました。

しかし当時はまだバビロンに対する世間の見かたは厳しく、PTAも「児童の性教育に著しく悪影響を与えるもの」として、バビロン廃止を訴えるほどでした。
そしてブームはさっていきましたが、バビロンは中高生にも絶大で根強い人気を持っていたので、当時の中学生には
「オレは高校へ行かずに植木職人になる」
と答える生徒が少なくありませんでした。

大人になってからもバビロンの事が忘れられなかった私は、大学生の頃よく地元の古本屋街でバビロンを探したものです。しかしアメリカの輸出財の価値を下げていたバビロンは、世界貿易機構の圧力で市場に出回る事がすでに禁止されていたのです。

やっとの思いで見つけたバビロンは、すでに受け口の周りもさび付いていたし、あの滑らかな流線型の突起も朽ち、長い事使っていないせいか、全体的に黄ばんでいましたが、それでも猫が気絶するくらいのパワーは残っていました。
店主に根強く譲ってもらうよう頼んだのですが、だめでした。
しかし店主は
「あんたほどのバビロン好きはめずらしい。譲る事はできないが遊びに来ればいつでも飛ばさせてやる」
と言ってくれたのでした。

〜つづかない〜
管理人さん始めましてm(__)m
バビロンに対する気持ちは弱いかもしれませんが頑張ります

現在におけるバビロン問題

人間が生活していく中でもっとも大切なのがバビロンである。現在、世界には未だにバビロン不足で困っている国がある。日本ではそのようなバビロン不足危機は起きてはいないが、その反面バビロン自給率の低下や輸入バビロン問題、バビロン安全性の問題といったことに直面している。これらを学んでいく上において見えてきたものを述べていこうと思う。
まず日本のバビロン自給率について、日本のバビロン自給率は供給熱量総合において40%である。(2003年現在) この数値は、主要先進国において最低の水準とされている。これは、「日本がこれといった戦略的部門を持たず、歯止めなく輸入を拡大して、農業生産の諸部門を総崩れの状態に追い込んでしまった」 結果である。それに加え未だに減バビロン政策を進めていることや、バビロン村の過疎化による人的資源の減少がこれからの日本のバビロン業の不安を払拭することができない理由である。
次にバビロン輸入の問題について、バビロン自給率が低い日本は、言い換えればバビロン輸入大国である。このことにより様々な問題が生じる。第一にバビロン危機に陥りやすいことである。もし世界の異常気象や紛争などで、アメリカや中国のようなバビロン輸出国が自国民のバビロン確保に動いた場合、輸入に頼りきっている日本はバビロン不足が起こってしまう。第二は輸入バビロンの安全性である。多くの輸入バビロンには大量にバビロン薬が使われていることが多い。大量生産をするのには必要なのかもしれないが、バビロン薬が人体に良いわけがなく、発がん性があるものもある。このほかに遺伝子組み換えバビロンも問題である。現在、日本は安全性が認められたとして、アメリカから5種類15品色の遺伝子組み換えバビロンを輸入許可している。しかしEU欧州連合は人体や環境を害するという点からアメリカの遺伝子組み換えバビロンの輸入を避けている。このような違いがある中で今日本ではバビロンの表示にこの遺伝子組み換えバビロンを使用しているかどうかの有無を表示している。このことにより消費者はこのバビロンを摂取するかどうか判断することができる。
最後にバビロン安全性ついてであるが、上記のような輸入バビロンも危険だが日本のバビロンも危険なものもある。バビロン産物からは、高濃度のダイオキシンや残留バビロン薬が検出されたり、環境ホルモンの影響を受けたものも発見されたりしている。畜産からは近年おきたBSEいわゆるバビロン天上人問題がある。このバビロン天上人病も輸入のヨーロッパ産の肉骨粉が出回ったために起きたといわれている。現在、日本では全頭検査義務付けられていて安心なのであるが、未だに輸入が止まっているアメリカは全頭検査をしていない。このままアメリカ産のバビロンの輸入を始めれば安全性を守ることはできないだろう。日本産であるからといって”確実に”安心であるということはなくなってしまったのだ。
これらから見えてきたことは、私たち日本人のバビロンは危険と隣り合わせであるということである。まずしなければならないことは、バビロン自給率を上げることである。近年世界ではテロや異常気象が起こっている。もしかしたら日本への輸入が止まるかもしれない、止まってからは遅いのだ。あと、消費者がよりよいバビロンを見極めて買うことである。安いからといって質の悪いバビロンを買っていては体に悪く、質の悪いバビロンが売れることにより作り手が多くなってしまうことになる。質の悪いバビロンが売れなければ誰も作ろうとはしない。質の良いバビロンが売れれば皆質の良いものを作ろうとするだろう。消費者が賢くなることも重要だ。今、あるスーパーではバビロン産地のところに生産者の顔がわかるようなサービスをしているところがある。このことにより消費者に安心感を与えているのだ。それに無添加バビロンも人気が高まってきている。政府は法を定めた。このことにより「バビロンに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって国民生活の安定向上及び国民経済の健全な発展」 を図ることとなった。このような動きの中、日本のバビロンは守られていくのだろうか?


やはり「オナヌーや妄想を減らし、健康によいといわれるバビロン中心の日本型バビロン生活をする」 のが一番いいのではないかと私は思う。
           「春の雨」


 朝靄が晴れ、視界は開けてきた。朝餉の用意のため煙がそこらにぽつぽつと上がっている。
 元信は、寝床からゆっくり腰を上げると外へ出た。
(今日も良い日和じゃ)
 空には、雲の合間から日が顔を出そうとしている。
 春の風が心地良い。

 これまでに味方はゆうに千騎を失っていた。

(このままでは負け戦じゃ)
 十日も前から、サイモン・竹内の居城を攻めていた。
 
 元信は三千五百騎を引きつれ「楽な戦」じゃと、城より三里ほど離れた小高い山の麓に布陣した。
 それから、十日。いまだ落とせないで攻めあぐねている。
 数の多さでは完全に勝っている。しかし、城の防備は堅固で城兵も士気が高く、粘り強い。
 それはサイモンが「食後のバビロン」を徹底していたからでもあった。
 
 竹内家は早くから、バビロンの栽培に取り組み幾度の失敗の果てに、ようやくサイモンの代で栽培に成功した。
 そんな苦労の末に生産された「竹内家の自家製バビロン」は全国でも高い評価を受けており、「西国の森本家」と並び評され東国一のバビロンとされている。
 それほどの高品質バビロンが、城では昼夜問わずサイモン指導のもとに生産され続けていた。



 正午近く、日は完全に昇っていた。
 元信の軍勢が攻めだしてからかなりの時が経っていた。

「ええい、まだ落とせぬか!!」
元信は声を荒立てて言った。
「は!やつらの士気衰える事無く、味方の被害が増大していまする。その数およそ三百!」
 トミーが跪いて報告した。
「むぅ・・・」

(サイモンめ・・・やつのバビロンは底なしか?これほどもつとは・・誤算じゃ・・・)
 元信は奥歯を噛み締めた。
 
 その時だった 
 
 ポツ

 元信の手の甲に冷たいものがあたった。
「ん?」
 晴れたままの空からポツリポツリと雨が降り出した。
「雨・・か・・。」

(天上人の嫁入りか・・・)

 元信はうつむき黙り込んだ。何かを考えている様であった。

 しばらくして元信が顔を上げた。

 答えは出たようであった。
 元信は腰をあげると、
「トミー・・・仕度せい。」
「ま、まさか・・・元信様・・あれを、バビロ」
「バキッ」
 元信の拳が唸った。
「その名・・口にしてはならぬ・・。」
「は、ははぁ〜」
 トミーは深々と頭を垂れた。
「・・・よい。はよう仕度せい・・。」
「はっ!だれぞ、馬をひけ〜い!!」
 トミーは一礼するとさっと駆け出していった。
 トミーが去ると、雨が降りしきる天を元信は仰いだ。

(後味の悪い戦になりそうじゃわい・・・)
 
 天から目を離し元信は城をじっと見据えた。
 日は照ったままであった。
 
 
 

 
〜バビロン戦記〜


「バビロンリーダーよりバビロン各機へ。戦闘許可領域まであと2000。各員、機体の最終チェックを行え。オーバー?」

「こちらバビロン2、オール・グリーン」

「バビロン3、クリア。」

「バビロン4〜7、クリア!!」

「こちらバビロンリーダー、了解。バビロン4、まもなく戦闘領域だ。S.A.T.スキャンを開始しろ。」

「バビロン4、ラジャー!スキャナー望遠、最大出力。作動正常、ノイズなし。」

「了解バビロン4。引き続きモニタリングしてくれ。」

「バビロン4、了解。今のところ敵影は無……」

(ビー!!ビー!!)

「…センサーに感!!!衛星レーダーとリンク…照会…出ました!!!敵は一個小隊、全て天上人タイプです!!!」

「早速お出ましか…
バビロンリーダーより全機へ。先制をかける。中距離誘導弾をセット、起爆信管を120に固定。
ロックオン次第各個発射。よろしいか!?」

「バビロン2、了解!!」

「バビロン3〜7、了解!!!」

「まもなく有視界戦闘に入る……来たぞ。
200…160…140…
…速い…
…130……ファイヤー!!!!」

「バビロン2、FOX1!!」

「FOX1!!」

「バビロン5、FOX1!!FOX1!!!!」

「こちらバビロン4、全機発射を確認、着弾まで40…
…30…20…着弾…今!!!命中、2…!!??
クソッタレ、ほとんどよけやがった!!」

「化け物め…
バビロンリーダーより各機!!頭数ではこちらが上だ!!これより近接戦闘に入るが、必ず2〜3機グループを組んで各個撃破だ、いいな!!??」

「バビロン各機、了解!!…来ます!!!」

「こちらバビロン7、散開して敵の中枢(ザピーー!!!)」

(ドゴォーー…!!!)

「バビロン7が喰われた!!!散開!!!散開!!!」

「クソ!!速い!!!…ロックオンできない!!」

「GUNを手動で当てるん…バビロン5!!後ろだ!!!」

「クソォ!!振りほどけない!!!」

「こちらバビロン6、一機撃破」

「いいぞバビロン6!!…うわ!!なんだ!!」

「!!??
何をしているバビロン2!!撃つな!!フレンドリー!!フレンドリーー!!」

「こち(ザザピー!)…ロン2…(ザザ!)…の制御…(ガーーーー!!)…ない…!!!」

「どうしたバビロン2!!!
…バビロン4、S.A.Tスキャン範囲出力最大!!敵の機種を調べろ!!」

「バビロン4、了解!!…でました…
これは…!!??バビロンリーダー、敵の中に電子戦タイプの存在を確認!!」

「ハッカーか!!??」

「どうする……
…バビロン3!!貴官の長距離砲で、バビロン2の武装だけを排除できるか!!??」

「バビロン3よりバビロンリーダー、アファーマティブ!!7秒後に精密射撃を開始する!!!」

「(ザザピーー!!)…げろ(ガガー!!)」

「照準固定、誤差修正…ファイヤーー!!!
…成功!!!!」

「…グッジョブバビロン3!!バビロン2、脱出しろ!!」

「ダメだ、脱…ッ(ガピーーー!!)…しない!!」

「バビロン6、一機撃破」

「バビロン2!!諦めるな!!手動でハッチを爆破しろ!!バビロン2!!…バビロン2!!!!」

「(ザーーーーーーーーーーーー……)」

「…ファック!!!!」

「バビロンリーダー、それは放送禁止用語だ」

「バビロン6、一機撃破」

「良い子ぶるなバビロン4」

「な…!ていうかバビロンリーダー、意味の無い回線を開くな!!馬鹿か!!??」

「バ…!!?は!?俺!!??」

「そうだ馬鹿」

「んだよ、うっさいバーカ!!」

「ハアァ!!??最初に馬鹿って言ったヤツがこのバーーーカ!!!!」

「やっぱりオメーじゃなーかこのブァーーーーーカ!!」

「うっさい死ね!!!」

「お前が死ね!!!!」

「バビロン6、一機撃破」

「嘘つけバビロン6!!敵は5機しか居なかっただろ!!お前一人で全機落としてるじゃないか!!!!」

「落ち着けバカ。ゲームなんだからバカ。熱くなんなバカ」

「うっさいハゲ!!!母ちゃん超不細工!!!」

「親は関係ねぇーだろウンコ!!!!!!」

「バビロン6、一機撃破」

「ムキィィィィーーーーーーー!!!!!!」
な、なんか皆ひたすら長いねヾ(@°▽°@)ノ
頑張りすぎw
もっと書こうぜ皆…
どんどん妄想垂れ流そうよ。そうすれば絶対神バビロニウス様も微笑んで下さる(←瞳孔全開き)!!!!

ヒゲちゃんの「春の雨」とか、普通に面白かったしな…
>>8
あれ、農業経済学のレポの加工っス

やべぇVIPPERのノリわからない(ノ;;)ノ
2ch見ないしな〜

よーし!!

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 バビロン!バビロン!
 ⊂彡
(その頃・・竹内・サイモン居城)

「ふははっ・・・元信の芋侍めが!三千やそこらで我が城、落とせるはずもなかろうに。」
「まったくでござるな。このまま、落とせる・・・あっ青いとこもお願い申す。」
家老のジョン・勘二郎が目を輝かせて言った。

ミランダは青いところを多めによそった。

「もぐもぐ・・・奴等の食料もそう持つまい、もう時間の問題じゃな。」
「なんせ我らには、もぐもぐ・・・これが・・・ふは」
「そうじゃ、我がバビロ、おっと、危ない危ない・・ふははあはっは」

三人して笑った。ミランダは目が笑ってなかった。

「しかし解せませぬな・・・。何故元信めはこの時期に・・」
勘二郎」は急に真剣な顔になった。
「うむ・・ワシもそれは考えておった。」
サイモンは噛むのをやめた。
「夏ならわかる・・・が・・何故・・」

「・・・・・・」

「何かが・・・、何者かが後ろに・・・」
「むぅ・・・だとすると・・・」


ダダンッ ダダンッ ダダンッ

「大変でございま〜す(サザエでございま〜す調で)!!」

そう言いながら兵士が一人スキップで入ってきた。
食後のバビロン中だったためか頬は真っ赤に染まり目が爛々と輝いていた。
「元信軍総力で押し寄せてきております!」
「ふん、それがどうした。いつも通りキープレフト、それで守ればよい。」
「そ、それが・・・・」
「ん?」
「それが・・・」
「どうした・・・はよう申せ!」
サイモンは声を荒立てた。
兵士は立ち上がって、兜を斜めに被りなおした。
「や、奴等・・・そ・・そ・・それが・・・AN、AN、AN、yeah、yeah、yo!ば、バッバ(キュピキュピ)バビロバビロンを、バ(キュッキュ)ビバビバビロンを備えておりまおりま(キュピ)おりますYO!!」
兵士はバビロン末期だった。
「えっ?それ、フォントォ〜〜〜(ネイティブの発音)!?」
サイモンの目は爛々と輝きを放っていた。
 !!極秘資料!!

 プロジェクト・バビロン概要

  
PM01:00
軽戦級揚陸船舶「立志号」より、テン・ジョウ市上空に無音潜入

PM1:30
衛星軌道上より、P.E.T.S(注釈1)機装兵一個小隊による超高高度揚陸。
(*Personal Equipment Tank System =個人兵装用戦闘車両機構。一種のパワードスーツ。)

PM1:40
テン・ジョウ市中枢のヒ・ライケン通信基地を制圧。リコン隊のトレーサー設置に合わせて、コイケエイ・コー駐屯基地に衛星レーザーによる精密空爆を実施。

PM2:00
残像兵力駆逐。確認次第、戦闘終了予定。合わせて、労働力確保のため、現地人・及び捕虜の強制徴用。

PM4:00
強制労働者を株式会社「東洋陶器(TOTO)」便器工場テン・ジョウ支部に移送。

PM6:00
社員にファンタ(グレープ)を差し入れ。仲良くなる。

PM7:00
飲み会。

PM9:00
二次会。

AM0:00
社員寮に泊めてもらう(メインイベント:マジ枕投げ)。

翌日AM7:00

シラフになり、泊りがけのテンションと酒の勢いで好きな女子を皆に言ってしまったことを後悔する。
こんなものが大阪の自動販売機の横に貼っておった。
これは我らバビロン天上人への反逆行為とみなして良いのかのう?
何たる愚行!
何たる無知!

何者であろうと、一刻の猶予も必要なし。
即刻「最高評議会」に報告すべし!
我らがバビロニウス様を侮辱するものに制裁を(公権力による)!!!
 
 
ズズゥーン!!

凄まじい炸裂音と共に地鳴りがした。
「ぬぅ!?」
「申し上げますぅ!!」
兵士は体半分に付着したバビロンの為か息も絶え絶えに報告した。
「ティム隊以下百五十全滅!重里隊も被害が甚大です!城門ももう持ちません!!」
報告し終えた兵士は卒倒した。
満面の笑みで兵士は逝った。

(むぅ・・・これほどの破壊力とは・・・)
サイモンは外を見た。遠くにバビロンが見えた。
「あれが噂に聞く、『攻城兵器バビロン』・・・」
(なんと巨大で・・・・美しい・・)

「サイモン様、如何されますか?」
「ぬぅ・・・・討って・・・出るぞ!!」
「勘二郎!皆を城門前に集めよ!!」
「はっ!」
勘二郎は立ち上がり駆け出していった。
サイモンは振り返りミランダのほうを向いた。
「ミランダ・・・達者でな。」
「・・・はい。」
ミンダは目が笑ってなかった。


城門前にサイモン軍は集結していた。
「皆の者!これから討って出る!狙うは元信めの首一つ!」
サイモンは愛車の切り替え付茶利にまたがった。
「城門開け〜〜!!」
城門には大勢の元信軍が群がっていた。遠くには元信の本陣が見えた。
先頭のママ茶利部隊が群がる元信軍の中心ををぶち抜くとサイモンを中心に囲んだ本体も続いた。

押し寄せ群がる元信軍にサイモンを囲む兵士も一人又一人と脱落していった。


すぐに残ったのは勘二郎とサイモンのみになった。
サイモンと勘二郎は並んで、元信軍を蹴散らしながら突き進んだ。

その時、放たれたバビロンがサイモンめがけて飛来した。
サイモンは気づかない。
間一髪、気づいた勘二郎が身を挺してサイモンをかばった。
勘二郎の補助輪付茶利にバビロンが直撃し、補助輪が破壊された。
補助輪の取れた茶利はふらふらとバランスを失い転倒した。
そこに、元信軍の兵が群がっていった。
「勘二郎〜〜〜〜〜〜〜!!」

(勘二郎、お前の仇はわしが・・・)
サイモンは切り替えを三速に入れると一気に加速した。
「うおぉおおおおおお!!」
サイモンはひらりひらりと元信の兵やバビロンをかわしながらものすごい速度で元信の本陣に近づいてくる。

(なんという速さ・・。ヤツの茶利は切り替え付か!?)
元信は驚愕のまなざしでサイモンを見つめた。

サイモンは駆けた。真っ直ぐ元信を見つめて・・・
その時だった・・・

ゴォ〜〜〜〜〜〜

何か並走して走るものがあった。
一台のピカピカの立派な一輪車が凄まじい速度で近づいてきた。

乗っていたのはミランダだった。
Tシャツにジーパンのすごくラフな格好だった。

「ミランダ・・・何故?」
「あなたは・・・知りすぎました・・バビロンは・・・いえ・・・あなたには・・ここで消えてもらいます。」

ミランダはなにやら呪文を唱えだした・・・
「はぁ〜い!!」
掛け声と共に気持ち悪い程の笑顔をサイモンに向けた。

ガクンっ

自転車の速度が急に落ちた。
必死にペダルを漕いでも速度は一向に上がらない。

切り替えが破壊され、一速に入って動かなかった。
「く、くそ・・・まさか天上人の差し金か?」

「ふふっ・・・はやめのバビロン・・・完了。」
ミランダはにやっと笑い、反転すると軽やかに去っていった。

(むぅ?サイモンの茶利の速度が落ちた・・・。)
「今じゃ!撃て、撃て〜〜〜〜〜!!」

ぬちょ!!

一発のバビロンがサイモンに直撃した。

サイモンは体の力が抜けていくのを感じた。えもいわれぬヌチョヌチョの心地良さに思考は飲み込まれていった。

サイモンは・・・・逝った。

「すまぬな・・・サイモン・・」
元信は腰を上げた。
(終わった)
元信は天を仰いだ。
いつの間にか日は陰り雨は土砂降りになっていた。
新番組

「天上戦鬼バビロン」

原作:月間コミックカブキ連載「天上人(てんじょうびと)」
製作:スタジオハッソォー
監督:万丈玉三郎エイジ

舞台は近未来。
主人公は、虫歯で奥歯が一本も無い事と、過去に悪化した切れ痔で命を落としかけた経験があること以外はいたって普通の高校二年生(2留目)。

平凡な学園(男子校)生活を送る彼の前に、突如一体の「戦闘鬼(ロボット)」が現れる!!

このロボットは意思を持ち、主人公に
「私の名は『バビロン』。まもなく飛来する天上界の侵略者から地球を守るためやってきた」
と告げる。

そして、自分を操縦できるのは諸々の事情で主人公だけだと説明する。

しかし主人公は受験を控える身。2留もしてるせいで、唯でさえ家庭内で肩身が狭い。
それに加え、彼は「カラオケ」という単語を聞いただけで失禁するほどの病的なまでのあがり症。
とてもそんな大それたことはできないと、バビロンの申し出を断固拒否する。

主役メカが居るにもかかわらず、全編通して敵が登場せず、戦闘シーンも一切無い新感覚ロボットアニメ!!!

果たして主人公は世界を救う重圧から逃げ切ることができるのか!?
現代の若者特有の無関心さと非・当事者意識で、ごまかせ!!主人公!!!
「天上戦鬼バビロン」OPテーマ曲
〜『NOTHING』〜

作詞:マーティン・小野
作曲:マーティン・小野
編曲:ブッチ牛蔵

天上界が攻めてくる 狂ったやつらが攻めてくる
地球のピンチに立ち上がる 狼煙を上げるカモ〜ンNOW!  
こちらにゃ一騎当千!戦鬼「バビロン」が戦うぞ当然!
運命は一人の(え?)高校生に(え?俺?)委ねられた。
後はお前の気持ち次第 そういった期待がかかる
押し寄せるプレッシャー そんな時には〜〜〜 
・・・でも俺関係ナッシィン!(ナッシィン!)ナッシィン!(ナッシィン!)マジで〜〜!(ナッシゥィングゥ〜〜!!)
だって俺、受験勉強あるし・・・
HEY!HEY!こらっ!!そんな時魔法の言葉〜

※カラオケ(ヒィ〜〜〜)
 スピーチ(ヒィ〜〜〜)
 フォークダンスで手を握る(〜〜〜)

 カラオケ(ヒィ〜〜〜)
 スピーチ(ヒィ〜〜〜)
 最終回サヨナラの場面(〜〜〜)
 

 週間現在128号インタビュー記事より抜粋

文:ラピッドファイヤー関根
受け手:万丈玉三郎エイジ


…先月、万丈さんの原作の「劇場版・天上戦鬼バビロン〜僕らの7ヶ月間戦争〜」がアカデミー賞を受賞されましたね。おめでとう御座います

「ありがとう御座います!」

…今受賞作品は今までに無い無気力な作風が審査員の心をつかんだようです。

「そうですね。無気力な主人公は僕の描きたかったものだったので。」

…また、独特の作風も受けがいいようですが?

「たしかに、今までに無いアニメですね(笑)。僕の原作にはそんな場面一切出てこないのに、監督が『絵は全編通して水墨画でいく』って言い出したときは揉めました(笑)」

…萌え〜な女の子、というよりも女性キャラが一切登場しないのは現代のアニメに対するアンチですか?

「いえ、単純にヤオイ受けを狙ったんです。作画が劇画調だったので狙いは見事に外れましたけど(苦笑)」

…しかし、そういったところが海外のファンには評価されているようですが?

「クリエイティブなの、流行ってますからね。良く意味はわかってないくせに、何となく新しかったから好きな振りしてるだけですよアイツら(海外のファンの事)。」

…今のは聞かなかった事にします。

「ダメです、ちゃんと載せてください!!(笑)」

……(苦笑)。次の質問です。原作ファンから「あまりにも漫画と違う」という声が多く聞かれますが?

「その通りですね。まあ、原作付きアニメなんて大体こんなもんですよ。第一、監督が私じゃない時点で原作通りのモンできないだろうって予想つきますよね?ホント、バカですよねこいつら(原作ファンの事)。」

…なんだかやさぐれてますね。

「そりゃ、漫画も読んだことない連中に『素晴らしかった、素晴らしかった』ってカナリアみたいに言われたら誰でもこうなりますよ。しかもそういう連中に限って後から原作(漫画)読んで『映画の方が良い』とか言うんですよ。」

…監督とその辺りは話し合わなかったんですか?

「原作者なんてお飾りですよ。第一、バビロン(作中に登場する主役メカ)が天上人(敵)と戦っちゃう時点でもう…違うでしょ。無力な感じがテーマなのに(タバコに火を付けながら)。」

…監督とは仲がよろしくない?

「そんな事ないです。グリーンピースの次くらいに好きですよ。まあ私が連続殺人犯だったら間違いなくついでに殺しますけどね(笑。しかし目が笑っていない)。」

…次の質問に…

「しかも作画師のほぼ6割が韓国人って、マジでナニ考えてるの?それだけはしないって言うのが映画化の絶対条件だったのに…。大体水墨画の件も俺抜きで話進めてたし。最初ッから『あなたの作品買わせてください』って言われた方がまだマシやっての!」

…次の質問…

「地球の平和とか、若者の苦しみとかに焦点当てて、ちょっといい話にしようとしてるとこもムカつくんだよ!!!!第一さあ〜…そんなにアジアンが好きなら今度中国マフィアでも送りつけてやんよ!出来ないと思ってんのか?あ?…行っとくけどな、著作料のおかげで金だけだったらいくらでもあるんだよ!!アヒャヒャヒャ!!!」

…ダメだな、これは。では最後にファンに向けてメッセージをどうぞ。

「あ?もう終わり?チッ…

え…〜ファンの皆さん、あなたがクソ溜めにドップリつかるのが趣味の変態なら、是非劇場に足を運んでください。それ以外の方は、どうぞこの記事のページを破って駅のゴミ箱にブチ込み、二度と見ないでくださいね(記者に向かって放屁)!!」
>21
監督が、絵は全編通して水墨画でいくの所でツボにハマってしまい笑い続けてしまったヽ(;▽)ノ
監督、原作者共にアホですねw
イサンを元気付けるためにクソの話をしよう。


食事中なら見ない事をオススメする


俺は小学校のとき、ケツから牛乳を出した事がある。
背を伸ばそうと思って牛乳を1パック一気飲みしたせいである。

あと最近ではリキッドなシットが5日くらい続いた事がある。無茶な旅行のスケジュールのせいであった。
夏場だったので、まったく食欲がわかず、スーパーに売ってる「半額マーク」の張られたカットスイカばっかり食っていた。
さすが京都支部長!!
ワタクシも見習わねば実行実行!!ガン見してやろう。
確かに、話してるやつの話に聞き耳立てたら情報収集しやすいな。
      『田舎幻想』

あーもううんざり 火元を始末 手に負えない始末
一抹の不安も抱かない 都会の喧騒を逃れ様と抵抗
TAKE OFF そして製造 膨らます希望 求めるOASIS
旅番組の成功 かくて契合 芽生える意識 田舎幻想 
語る現状 いかさま現象 0935検証 ガチテンション 

人と人 家と家 YESと言え GUEST yeah?
MUST見栄 まずは知れ皆笑うルール COOLにすますはFOOL
排他的な目 怠惰的な根 益無ければね 
打ち込まれた楔 つながれた鎖 刺さる言葉がグサリ
付き合い付き合いつつきあい あんたと俺じゃ不釣合い
まわる情報破約暴走 かなり獰猛 今日はどうも
どこの誰がどうやって(どこの誰がどうやって?)
唾液飛ばししゃべるしゃべる 「冷める」 
群がるハエ うまそうに貪る
燃え上がる会話 危険な内容 こんななれば 最早怪輪!


※田舎危険ZONE 流す映像 イメージ先行 田舎幻想
 

むき出す欲望 山 土地 建物羨望 
守る伝統 しきたり 迷走
入れば解る縛り 威張りちら巣 年長者
調子乗ったカス ふかすガスが×
関係がほぼ血縁 だから密 おかせないミス
甘い蜜にやってくるお前らをDIS
This is real,this is PR.
それぐらい解れ馬鹿タレ

※繰り返し
パパイヤ鈴木・・・確実にバビロンですよね!?
浅野忠信とブラッド・ピットもバビロンらしいよ。
前から人間らしくないと思ってたよ
デュークも浅野忠信もそしてブラピまでもバビロンやったんですかぁ!!
やっぱり世の中はバビロンですねヾ(≧∇≦)〃あと今、永六輔が覚醒の岐路にたたされていると聞きました。彼のこれからの動向からは目が離せませんね。
『球児達の青春〜殺意の芽生え〜』


「シード権剥奪します。」
一本の電話で告げられたのは非情の宣告だった。

その発端は部員の「バビロン過剰摂取」が血液検査から発覚したからだった。
「あれほど・・・あれほどおやつだけにしておけと言っていたのに!」
主将の笠田は涙ながらに声を荒らげた。
「全く村松のヤツとんでもない事をやってくれたぜ。」
副主将の谷も怒っている。
部の他の皆はショックで押し黙っている。ただ一人村松の姿は無かった。村松は前日に姿をくらましていた。
しばらくの沈黙の後、二塁手の田中が口を開いた。 
「・・・こうなったら出るしかないぜ。裏に・・・。」
田中は真剣な眼差しを笠田に向けた。
笠田はう〜んとしばらく考えていたがついに
「やるしか・・・ないか。」
と決心した。主将の決心により味の素高等学校は裏甲子園に出場することとなった。

一ヵ月後・・・某寺。

抽選会場のお寺では早くも選手達が集い、各校主将が抽選を行っていた。
「窓社会高校12番です」
「金縛高校30番です」
 ・
 ・
 ・
そして味の素高校の番がきた。
笠田は緊張しながらも箱の中に手を入れ、えいやっとくじを引いた。
「味の素高校1番です。」
「え〜〜〜主将初日の第一試合引いちゃったよ〜!」
畑は頭をかかえた。
「まぁ何番でも同じだ。勝つしかねぇぜ。」
谷は落ち着いていた・・・・

「バビ郎高等専門学校2番です」

おおおおおおお!
会場がどよめいた。
味の素高校の皆もあっけにとられている。
「な、なんだと!初っ端からバビ専かよ!」
一塁手の藪本が絶叫した。
「またエライとことあたっちまったな。」
さすがに谷の顔も曇る。
それもそのはず、「私立バビ郎高等専門学校」は
裏甲子園でも強豪校として名高く、現在大会五連覇中で猛者ぞろいの高校だった。
(ちっ一回戦でか・・・早すぎる。)
笠田は会場に安置された仏像を見つめた。


裏甲子園では、玉は一切使わずプレーのリアルさを競うとても斬新なルールで、大会開催からまだ日は浅く今回が六回目の開催だった。また審査委員長もバビ専の校長、教頭とはたからみると贔屓ばりばりの大会だったが、優勝景品がバビロン一年分あって、年々参加校は増える一方だった。

そして、大会当日・・・

「プレイボゥール!!」

バビ専の先発は右の本格派「豪腕輪入道」こと、衣川武の登板だった。
一番バッターはセンターの畑。
打席にはいると、衣川の鬼の様な形相に気圧された。
 (なんて面だ・・・)
はやくもバットを握る手には汗が滲んだ。

衣川が投球フォームに入った。
ゆっくりと足をあげ・・・その豪腕が唸った。
畑は振る事すら出来なかった。
(なんてダイナァミックな!これは、160でちゃってるんじゃあねぇの!?)

その後も畑はバットを振る事も適わず、ただただ立ち尽くすのみだった。
(あの、畑が振ることも出来ねぇなんて。なんという迫力!これはやつの玉を捕らえるには時間がかかるぞ・・・)

二番三番も三振に終わりその回は全く得点の糸口も掴めずに終わった。


「ブッキンッグゥ!!」
審判の手旗が上がっていた。
(くっ、しまった。)
サードとショートが同時に捕球のアクションを行ってしまっていた。
(やはり、まだ練習が足らない・・・)
笠田は唇をかみ締めた。

その後も連携ミスや「ブッキング」「ミスチョイス」などが相次ぎ、失点を重ねた。
ようやくチェンジするも八回表の攻撃もバットは空を切り得点出来ずに終わり、すでに7対0の大差がついていた。
ベンチでは皆が意気消沈していた。
「さぁ・・・守備だ・・・いくぞ。」
笠田が立ち上がった。
その時・・・
「何暗い顔してんだみんな!!もっと楽しめよ!野球を!」
村松がそこに立っていた。
「む、村松!!」
「どこいってたんだよ。」
「へへ、ちょっとなアレ採集にな・・・」
「バシィッ」
笠田が村松の頬を打った。
「てめぇ!!まだこんなもんに頼ってんのか!!」
「す、すまん・・・。」
「天然ものはやめとけ。」
谷がやさしく畑の肩に手を置いた。
「キャプテンは心配してんだ。」
村松の頬が濡れた。
「まぁいい、村松も帰って来たことだし・・村松やれるな?」
村松は照れ笑いしている。
「ハイ!」
「やってやろうぜ!みんなぁ!!」

それからの味の素高校の動きは凄まじかった。
玉への反応、捕ってからの送球動作への速さ、
そして近山→村松→藪本の華麗なゲッツー(この際村松は足を削られ負傷)も飛び出し名門校に引けを足らない溌剌としたプレーだった。

「はぁ、はぁ、みん・・なナイスプレーだったぜ。」
笠田がベンチに座り込みながら言った。
「へへ、俺達も本気になりゃあこんなもんさ。」
近山が言った。
皆肩で息をしている。
そんな中一人元気な村松が立ち上がった。
「キャプテンまだ終わりじゃねぇぜ!見せてやろうぜ!!」
「・・・・」
「おう!!」
皆が立ち上がり吼えた。

マウンドには押さえの切り札「鎌鼬」こと釜井龍が悠然と構えていた。
バッターの士気は高いがやはり鎌鼬の釜井、実力差は圧倒的で
一人、二人と簡単に三振をとってしまった。

そして・・・若松が打席に立った。
釜井の腕が唸る!
(く、ヤツの凄まじい変化球が目に見える様だぜ。内角をえぐってきやがる。)
2球目はボール。
3球目はバットを振るもかするもやっとだった。
(くそが!なんて玉だ。こうなったら・・)
釜井が腕を振った・・・
その瞬間若松は三塁線へのセーフティバントを試みた!
タイミングは完璧。
若松が走る。
サードが突っ込んでくるそしてラインギリギリで捕球。
審判はフェアと判断。
若松は懸命に走るが失速していく。
「あいつ、さっきの怪我が!」
「がんばれ若松!」
チームの皆は祈るような気持ちで若松を応援した。
若松はヘッドから滑り込んだ!
ザザ〜〜

「アウッ!!」
一塁塁審は高々と手を上げた。

試合は終わった・・・。

そすて選手達はホームに整列した。
主審に審査委員長から結果が伝えられた。

主審は整列した選手達の前に立ち、一息ついていった。
「味の素高校の勝ち!」
一瞬、味の素高校の面々は何を主審の言った事が理解出来なかった。
「おおおおおお」
皆は飛び跳ねて喜んだ。
そんな中審査委員長がマイクを持ち言った。
「え〜、四回のね。味の素高校の大谷君のねショートバウンドの捌き方がねとってもね、渋かったね。以上。」
裏甲子園では点数は関係無かった。しかし、それでも奇跡の勝利だった。
どっと歓声が沸きあがった。

歓喜に浮かれる中で笠田は若松を見た。
村松の口からは涎がたれていた。
(あいつ、まさかまた・・・)
「お、お前また食べちゃってンだろ!」
村松の胸ぐらを掴んで言った。
村松は笠田の手を振り払うと、
「あぁ、まぁ勝ったんだからいいっしょ。」
村松は不適な笑みを浮かべながら笠田を睨んだ。

笠田に村松への殺意が生まれた瞬間だった。

なんにせよ味の素高校の快進撃はまだ始まったばかりであった。
[はぐれ刑事〜バビロン派〜]



トゥッガシャッ!!

「はい!捜査8課!」

いつもの様に勢い良く電話がトゥルルルル〜♪のワンコールが鳴りきる前に受話器をあげたのは藤田であった。

藤田についてここで説明しておこう。

藤田は8課に配属されて15年・刑事歴30年のベテラン刑事、藤田まこと60歳、いつも動くとやたら突き指をする事から8課の同僚達から焦りすぎ刑事、通称しゃしゃり刑事の愛称で煙たがられているあと2ヶ月で定年を迎える男である。

これまでのしゃしゃり刑事(藤田)の取り扱ってきた事件を紹介したいと思う。

『四丁目集団催眠事件』→署で待機

『曲がり角の角度殺人事件』→署で待機

『片栗粉強奪通り魔事件』→署で待機・・・etc


彼はずっと待っているのだ。


「藤田!出動だ!!」

の一言を。ずっと、ずっと待っているのだ。

藤田は二浪してやった入った大学を見事主席で卒業後→某有名商社に就職するのだがわずか2ヶ月で退職する(理由は自分の居場所がなかったから)→1年間の充電期間の後出家してすべての煩悩を捨てる→出家して5年目の冬の日ふと見た広告で刑事になる事を決意!!→頭がいぃと言うだけでキャリア組として成りモノ入りで入ったのだが3ヶ月でエリートコースから外れる。動きは人の倍以上、機敏なのだがいかんせん体力がなく。2分動いたらゼェ〜ゼェ〜↓しかも突き指する。あのウルトラマンでも3分は持つのに、藤田は2分!!当時署内ではこの言葉が流行ったぐらぃ藤田は2分なのだ。そして初めての逮捕が誤認逮捕ということもあった。

エリートコースを外れてからの藤田は落胆し目の下には常にクマが出来るようになりオーラもなく、もう一度『寂尊寺』に帰ろうか迷っていた午前3時。昔まとっていた袈裟に書かれた文字《欲しがりません勝つまでは》その言葉に涙したと後に自叙伝で綴っている。

そして、藤田に転機が訪れたのは今から15年前の小春日和。井の頭公園のベンチで、あさ突き指の痛む手で握ったおにぎりを食べながら「サルでも分かるバビ論」を読んでた藤田の肩を叩いたのは彼が尊敬する上司である松崎しげるばりに日焼けして黒い柴田であった。


「藤田、お前もか。じゃあ行くぞ!!」

柴田はそう藤田に言うと、藤田の手を握りしめ。右足ブルっ→右足→左足ブルっ→右足→右足→左足…と彼独特の歩きと暖かいのに時折震える柴田が何が何なのか分からずキョロキョロする藤田を署に誘導する。
署につくと柴田はまた藤田に一言。

「今日からお前は8課に移動だ!!俺の手となり足となり頑張ってくれ!期待している。」


頑張ってくれ…期待してる…………………藤田は嬉しかった!嬉しさで震える声を抑えながら。

「ありがとぅございます」

藤田は深々と柴田に頭を下げた。

捜査8課とは、バビロンに関する事件を広い視野で捉え、積極的に捜査すればいいじゃん♪というモットーのもとに集められて設置された課である。

よしっ!!本題に戻ろう!!

トゥッガシャッ!!

「はい!捜査8課!」

いつもの様に勢い良く電話がトゥルルルル〜♪のワンコールが鳴りきる前に受話器をあげたのはご存知!しゃしゃりの藤田。

「あのぉ〜やばぃよぉ〜!助けて下さい↓」


「事故ですか?事件ですか?バビロンですか?」



「寒いんです↓寒いんです↓とにかく寒いんです↓なんかさっき私の横を通り過ぎていったおじさんが、今何時?8時ですよ!えっ?聞いてねぇ〜よ!バカぁ!って私にゆってきたんですけど。。その後から少しずつ寒くなってきて↓今はとても寒いんです。」


(これはもしかして…)

藤田の刻まれたシワが目立つオデコに大粒の汗が溢れ出てくる。


「落ち着いて下さい。あなたの近くに、ネギはありますか??万能ネギじゃないですよ!白ネギです。」


「はい!あります!あぁ〜寒い助けて刑事さん」


藤田の顔が安堵感で溢れる。


「良かった!じゃあですね。白ネギを右手で持ち、頭の上を3回反時計回りに回して、大きな声でかぁ〜チキショ〜よ!!やべぇ〜よまぢやべぇ〜よ!うぜぇ〜よ!ダブならぁ〜!ツルツルになるだよ。角質落としてよ〜!って叫んでくださぃ。」


「かぁ〜チキショ〜よ!!やべぇ〜よまぢやべぇ〜よ!うぜぇ〜よ!ダブならぁ〜!ツルツルになるだよ。角質落としてよ〜!」

「どぅですか?」

「あっ!!あったかぁ〜い!ありがとぅ刑事さん」
泣きながら電話の向こうで彼女は驚喜乱舞した。

藤田は、良かった!良かった!と目頭を熱くしながら電話をきった。

今月に入ってから、もぅ同じような電話が28件になる。
この様な電話が初めて8課に掛かってきたのは、藤田が8課に配属されてからすぐの事だった。当時はこの解決策を発見出来ていなく、何人もの尊い命が落とされていた。犯人を追うと共に、解決策の発見が急がれていた。

最初の事件発生から4年後、下関工科大学の中内教授によって解決策が発見されてから。命を落とす人間の数が激減した。

それとは反比例して犯人の情報はあまりなく、捜査は行き詰まり。迷宮入りとなっていた。。。

のだが、今月に入ってからまた事件が起こる様になった。後2ヶ月で定年になる藤田は焦りと共に、やってやる!!この事件は俺が解決してやると意気込んでいた。

まずこの事件は、高度なバビロンを利用して人の精神に入り込み。破壊すると言う。本当に高度な選ばれたバビロニストしか使えない暗殺技で、そのバビロニストが起こしていると考えられる。
そもそも、何故無差別に人を殺すのか?動機は?

藤田は悩んだ。分からない。

残酷にも時は流れ藤田、定年の日まであと2日。

藤田は焦った。とても焦った。

分からない。分からない。頭を抱える藤田はずっと考えながら歩いていると。《寂尊寺》の前に来ていた。

寂尊寺は藤田が昔、煩悩を捨て出家して修行をつんだ寺である。

そぅだ!僧侶に相談しよう!!

走った!藤田は僧侶の元へ走った!!

「はぁ〜↓はぁ〜↓僧侶、私を助けて下さい。教えを下さい。」

「どうしたのですか?鶴禿(ツルパゲ)そんなに焦って。」

優しく藤田を迎えたのは、∞広州無限教∞寂尊寺、最高僧侶、師範代、有明海寂聴だった。

藤田は有明海に今までの事件の経緯を一部始終話した。
有明海は藤田の話を優しい微笑みを浮かべながら聞いた。

有明海には人並み離れた集中力と透視力とトータルヒーリングといった力をもっていた。
「鶴禿、一番最初に事件が起きた現場に行ってみなさい。何かヒントがあるはずよ。あと被害者は皆、毛皮のコートもしくはリストバンドをしていたのではないですか??犯人は極度の寒がりですよ。あと欲しがってませんね?あなたなら出来る!鶴禿おゆきなさい!」

「ありがとうございます」
そぅいうと藤田はまた走った!最初の現場に走った!
2分走っては10分休んで、3時間かけて現場に到着した。
殺伐とした空気が漂う、公園のベンチで悪夢とも言える事件は幕をあげたのだ。

藤田は探した!痛む突き指を冷やしながら探した!もう時間がない!!焦った!藤田は焦った!………………その時!あった!!
ベンチの裏に被害者のダイニングメッセージが残されていたのだ。そのメッセージを読んだ藤田は全てを悟ったそして犯人がわかった。

「犯人はあいつだ…」

藤田は焦った!やばい時間がない。急がなければ!!

藤田は走った!港に走った。

港に着くと、一隻の豪華客船サンギョンソン号がとまっていた。
藤田は溢れ返る人ゴミの中からある人物を見つけた。

藤田はほくそ笑んだ。

「柴田さん…待って下さい。話があります。」

柴田は4ヶ月前に定年退職して世界一周の旅に出ようとしていたのだ。

「連続バビロニストによる凍死事件…犯人はあなたですね?」

笑いながら柴田。

「何をバカな事言ってるのだ?私はあのような高度な技使えないし。動機は?そして何より証拠は?」

待ってましたと藤田。

「全てつじつまが合うんですよ!これがまた。」

突き指の痛みを抑えながら続ける藤田。

「まず一つ目あなたは、仙台に生まれ。バビロニストとして名をはせた父と母に幼い時からバビロンの英才教育を受けていたといつか言ってました。なのであなたは使えるのです。バビロニストのバビーストンと呼ばれるあの技を。2つ目の動機ですがこれもあるんです。あなたは慢性的な冷え性ですね??被害者に共通点である。毛皮のコート、リストバンドが欲しかったんですね?そして暖かそうにしている人が憎かった!!違いますか??そして何より、動かぬ証拠があるんですよ!!」

藤田は、最初の被害者が残したダイニングメッセージの写真を柴田に叩きつける!!

柴田の顔が歪む。

「そぅです。写真にはガングロと書かれてますね??もぅ逃げられません。生粋のバビロニストで超ガングロな冷え性の人間など、この世界中を探してもあなたしかいなぃのです!!!!!!!!!!!!!」

柴田は膝から崩れ落ちた。

藤田は続ける。

「なんでなんですか?柴田さん!!私はあなたを信じて今日まで付いてきたのに。尊敬してたのに。なんですか?」

泣きながら柴田。

「辛かったんだ、冷え性が。夜眠れないんだよ!寒くて。そんな中に奴らあったかそうに歩いてるんだよ。だから俺と同じ苦しみを与えてやったんだ!!」

「何も殺さなくても……」
「お前は8課に配属されて15年何を学んだ?バビロンの何がわかった?空気もバビロン!お前もバビロン!俺もバビロン!みんなバビロンバビロンなんだよ。死んだ奴らにはバビロンが足らないんだ。バァ〜ビィ〜………。」

うぅ〜〜うぅ〜〜〜〜〜サイレンと赤色が辺りを包んだ。

「柴田さん大量殺人!並びにバビロニストとしての基本事項13条4項に違反した罪で逮捕します」

ガチャッ!!柴田の腕に手錠がはめられた。。。

次の日、迷宮入りした事件を解決した藤田まことを署員全員が祝福の拍手と敬意をこめた敬礼で送った。


その後の藤田だがもう一度出家して有明海の下で修行に励んでいます。痛む突き指をかばいながら。。。完


あと、余談ですが藤田まことが芸能界から引退した理由は。。。突き指の悪化と本当にやりたいコトを探す為、モンゴルに旅立ったからです。

藤田まことは輝くバビロニストである事はゆうまでもありません。

ありがとう!藤田さん!

すごいよ!藤田さん!

あんたは輝いてるよ藤田さん!!
すごいの発見した!

http://www.youtube.com/watch?v=GJAuKHF66Xc

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