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アナムネーシス3.11コミュのNo.1 宮古ボランティアNEWS LETTER

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大震災復興支援 宮古ボランティアNEWS LETTER No.1
Viento(風)宮古 Estimado(親愛なる)宮古
発行者 札幌教区サポートセンター 2011 年7 月5 日発行
http://www.csd.or.jp/newslist/sapporoscnews/sapporoscnews01.pdf

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6 月17 日(金)15 時から、聖ベネディクトハウス(札幌市中央区)で、4 月に開始された東日本大震災災害復興支援ボランティア活動の報告会が札幌教区サポートセンターの主催で開催され、札幌市を中心に全道から57 名の参加があった。
報告会は、担当司祭上杉昌弘師による宮古拠点の活動報告ならびに今後の展望、参加ボランティアによる体験報告を軸に、これから参加する人を中心に熱心な質問があり、会場は終始熱気にあふれ17 時過ぎに終了した。

《主な内容の紹介》
◆6/5 出発までの参加延べ人数約70 名(一般市民、秋田、千葉、の参加者を含む)
◆宮古拠点リーダー常駐へ5 月9日より仙台サポートセンター石巻拠点から佐久間力氏(伊達教
会所属)が宮古拠点の常駐となり、教区ならびにカリタスジャパンとの連絡調整、拠点の運営にあたることになった。

◆宮古拠点の整備
駐車場を3台分確保し、幼稚園に負担をかけずに活動可能となった。
側溝のヘドロ処理のために高速洗浄機を購入し、作業の効率化も図られた。また、聖堂後部に仮に置かせていただいている支援物資の保管場所を現在検討している。

◆活動内容
瓦礫片づけ、泥さらい、個人宅清掃、側溝のヘドロさらい、分かち合いマーケットなど肉体労働が中心。
今後は仮設住宅入居に伴い孤立化しないよう仮設住宅付近に傾聴のためのテント喫茶など検討中である。

◆活動期間の延長
当初は7月末までの予定であったが、年内継続を考えている。7月以降の参加希望者が激減しているので、是非多くの人に参加してもらいたい。

◆ボランティア登録・お問い合わせ先
E-mail : officecsd@csd. or. jp  FAX : 011−221−3668
追って担当者からお電話差し上げます。

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◆分かち合いマーケット
宮古教会に隣接する小百合幼稚園との共催で行っている無料配布のバザーだ。受けるだけでなくできることを互いに分かち合おうという思いから、「分かち合いマーケット」と宮古の信者さん達が命名した。
会場には募金箱も設置され、市民から約3万円の献金がよせられている。4月下旬と6月上旬に実施され、どちらも300 人ほどが利用している。次回は7月23 日実施を予定している。

6月のバザーには、北海道ジンギスカンが提供され大盛況だった。4月同様に町内を代表して物資を受け取りに来た方もおられたし、4月のバザーに感謝し手伝いを申し出た被災者の方もおられた。
物資の提供も行き過ぎれば、自立の妨げや地元経済への悪影響が懸念されるので、拠点では本当に困っている人は誰か、本当に必要なものは何かを把握することが重要である。

ある小教区の関係者(市民)が座布団80 枚を作って送ってくださったが、現地では大好評だった。
これまでの札幌教区の皆様のご協力には心から感謝申しあげ、これからもの現地のニーズにあった支
援物資提供などご協力をお願いしたい。

◆墓地の掃除で信頼関係
派遣当初、宮古市社会福祉協議会では県外からの平日のボランテイアを受け付けていなかった(注:現在は平日受付実施)。そのため、いち早くボランティアセンターが立ち上げられた山田町(宮古市から30
キロ南)で作業しつつも、「宮古市内の仕事は自分たちで捜そう」をモットーに、教会の信者さん達の伝手をたより信者さんの個人宅、親戚宅、友人宅、職場、市会議員の紹介による町内会等で仕事を開拓していった。
雨天のため屋外仕事がボランティアセンターから依頼されない日などに、第一陣のボランティアが宮
古教会の墓地の掃除を行ったことがあった。教会に納骨堂ができて山の墓地に行く機会が減る中で、竹やぶが道をふさいで信者さん達も心を痛めていたが、竹やぶ伐採で、墓地に行けるようになった。震災復興支援と直接には関係のない作業だったが、大変喜ばれた。
このように現地との信頼関係を築くことができたのは、同じ信仰を持つ者なればこそなのだろう。

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◆お風呂
教会から車で5・6分のところに「旭湯」があり、作業の疲れを癒してくれる。「銭湯は生まれて初めて」という女性も、札幌に帰ってから「この私でもやれました」と教会で報告され、ボランティアのハードル
を一気に下げたそうである。また、震災から1ヶ月半も経った頃だが、旭湯の脱衣場のロッカーの
扉を開けると、そこにお骨壺が・・・。

火葬を終えた被災者の方が久しぶりのお風呂に入られたのだろうか。被災地の現実を垣間みる一瞬だった。

◆寝るところ
菊地司教様出身の宮古教会一帯は被災を免れており、教会を拠点としてお借りし活動している。
女性は司祭館の2 階の和室を、男性は聖堂後方の畳のコーナーに寝ている。宮古教会の信者さん達が教会の布団を貸してくださっている。
(注:シーツ2枚の持参がのぞましい)。

信徒集会室は司祭館の一階にあり、ボランティア達の食事の場所にお借りしている。トイレは聖堂には
なく司祭館にあり利用させてもらっている。男性陣の夜中のトイレは、懐中電灯を持参し近くの公園を利用している。

編集後記
◆NEWS LETTER サブタイトル
Vient(風)、Estimado(親愛なる)これらの単語は何語か、わかりますか?答えは、スペイン語。
宮古教会の主任司祭マルコ・アントニオ神父様(グアダルペ宣教会所属)は、メキシコのご出身。神父様は来日25 年、とても流暢な日本語だが、母語はスペイン語である。

そこで、サブタイトルにスペイン語を使ってみた。Vient(風)は、宮古からの風を札幌教区に届けたい、そして聖霊の息吹(風)が東北にとの願いを表し、また、Estimado(親愛なる)はボランティアを札幌司教館から宮古教会、現場まで運んでくれる車、エスティマ号に因んでいる。

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