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琉球・沖縄史コミュの展示会のご案内 「琉球陶器の来た道」

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 1月22日より、沖縄県立博物館・美術館と那覇市立壺屋焼物博物館の2会場で沖縄の焼物に関する展示会が始まりました。伝世する名品、考古の発掘資料によって、これまでにない切り口で沖縄の焼物の歴史をひも解きました。見応えのある展示会だとおもいますので、是非、足をお運び下さい。


沖縄県立博物館・美術館×那覇市立壷屋焼物博物館
共同企画展 「琉球陶器の来た道」

                                       
要旨
 九州と台湾のあいだ約1000キロにわたり弧を描いて連なる琉球列島。沖縄島を中心に2000キロの円を描くと、北は北京、ソウル、東は江戸・東京、西は福建、南はマニラがスッポリと入ります。古代から琉球と大陸を隔てる海は船によって海上の道となり、琉球を取り巻く地域の人とモノが頻繁に行き交いました。古琉球期の交易時代に培った美意識は近世に入り朝鮮や中国、日本から導入された技術と結びつき琉球・沖縄の独自のやきものを育みました。展示会では、琉球・沖縄という地で育まれた陶器により、現在の壺屋焼以前のやきものの全貌にせまります。

概要
○沖縄県立博物館・美術館×那覇市立壷屋焼物博物館共同企画展
 65年の歴史を持ち、多くのやきものを収蔵する沖縄県立博物館・美術館と壺屋というヤチムンのマチという背景をもとに設立された那覇市立壺屋焼物博物館による、県内初の二館共同開催になります。二館の共同開催によって那覇のマチも展示会場となる博物館を飛び越えた企画展です。

○沖縄の焼物のルーツをたどる
 17世紀から19世紀前半までに琉球王国内で生産された近世琉球陶器は、瓦・瓦質土器生産を起源に持ち、無釉陶器・施釉陶器の技術導入、赤絵などの新技術を習得しながら発展し、今日の壺屋焼などにつながっていきます。
この企画展は、これまでの研究成果を骨格にすえ、埋蔵文化財の最新研究成果や、県内外で活発に交わされる近世琉球の陶器の起源をめぐる議論を反映した展示構成となっています。展示会場には荒焼大壺(個人蔵)、荒焼壺(沖縄県立埋蔵文化財センター蔵)、色絵紅葉文風炉(国宝 那覇市歴史博物館蔵)、緑釉嘉瓶(那覇市立壺屋焼物博物館)などの名品とともに、これまで注目されてこなかった鬼瓦(伝円覚寺竜淵殿隅棟設置の鬼瓦 沖縄県立博物館・美術館蔵)、瓦質土器製植木鉢(宜野座村立博物館)などの琉球陶器の起源をさぐる資料が並び、琉球陶器研究の新しいスタートを予感させます。
 

展示資料数
 展示資料総数:178件
 おもろまち会場(沖縄県立博物館・美術館):132件(国宝4件、県指定文化財4件)
 壺屋会場(那覇市立壺屋焼物博物館): 56件



会場
 沖縄県立博物館・美術館 企画展示室
 那覇市立壷屋焼物博物館 企画展示室 

日程  
 2011年1月22日(土)から3月6日(日)

 
主 催 沖縄県立博物館・美術館/沖縄県教育委員会 
        那覇市立壷屋焼物博物館/那覇市
 
協力機関  浦添グスク・ようどれ館 浦添市教育委員会 浦添市美術館 うるま市立石川歴史民俗資料館 うるま市立与那城歴史民俗資料館 沖縄県立芸術大学附属図書・芸術資料館  沖縄市立郷土博物館 恩納村博物館 宜野座村立博物館 財団法人海洋博覧会記念公園管理財団 首里城公園管理センター 壺屋町民会自治会 壺屋陶器事業協同組合 壺屋やちむん通り会 那覇市歴史博物館 読谷村立歴史民俗資料館 琉球大学資料館(風樹館) 垣花隆夫 古美術観宝堂


後  援 沖縄ケーブルネットワーク株式会社 沖縄タイムス社 沖縄テレビ放送株式会社 株式会社エフエム沖縄 FMレキオ 株式会社ラジオ沖縄 財団法人沖縄観光コンベンションビューロー タイフーンfm 琉球朝日放送株式会社 琉球新報社 琉球放送株式会社 NHK 沖縄放送局

展示構成
〈おもろまち会場〉
○寺院の荘厳―瓦の成立と仏教寺院
○花を愛でる―瓦質土器の成立と植木鉢
○大壺の時代―無釉陶器の成立
○彩りへの憧れ―施釉陶器の成立
○酒の器―嘉瓶と抱瓶
○祈りの形―厨子甕の成立
○獅子、吠える―シーサーの起源
○交差する色と形
○琉球の美意識―茶道具と中国茶芸の道具
○継承される近世

〈壺屋会場〉
○近世琉球陶器の曙光―湧田焼

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