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公開前の映画情報コミュのイーグル・アイ

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「イーグル・アイ」 Eagle Eye
  08年10月18日、丸の内ピカデリー1ほか公開
  08年アメリカ  角川映画+角川エンタテインメント配給
  上映時間:117分  日本語字幕:林完治
  監督:D.J.カルーソ
  出演:シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン
     マイケル・チクリス、アンソニー・マッキー、ビリー・ボブ・ソーントン
  http://www.eagleeyemovie.com/intl/jp/


製作総指揮スティーヴン・スピルバーグのサスペンスアクションです。スピルバーグが14年間温め続けたという企画で、「テイキング・ライブス」「ディスタービア」のD.J.カルーソのメガホンで、主演のシャイア・ラブーフとは「ディスタービア」に続くコンビ。

コピーショップで働くジェリー(シャイア・ラブーフ)は、どこにでもいるお気楽な青年。しかし、ある日、彼が仕事からアパートに帰ると、自宅に大量の武器・弾薬が送りつけられていた。直後に携帯が鳴り、謎の女性から「今からFBIがやってくるからすぐ逃げなさい」と伝えられる。果たして、アパートに武装したFBI部隊が押し寄せてきた。テロを計画したという身に覚えのない容疑で取り調べを受けるジェリー。ところが、また携帯が鳴り、「今からすぐ逃げなさい」と伝えた直後、クレーンがFBI本部に突っ込んだ。何とか脱出するジェリー。さらに携帯の指示で駅に向かい、レイチェルという見ず知らずの女性と落ち合うことになる。彼女も同じように謎の携帯電話で「息子の命を助けたければ……」と脅迫を受け、やむを得ず行動していたのだ。「逆らうと命はない」という電話の声に、2人は仕方なく行動をともにするが、徐々に、先日死んだジェリーの双子の兄が一連の出来事と関係しているらしいことを知る……。

前半、気を持たせてワクワクさせ、後半に全容が分かった途端に一気に萎える、典型的な竜頭蛇尾の作品でした。

不満点を挙げればキリがないけど、まず、導入部分がかったるい。タイトルロールの前に思わせぶりな前振りがあり、主人公の日常生活の描写へと展開していきます。そこから、いきなり兄が死んだり、大量の武器・弾薬が届いたりと、主人公が抱える背景などが分からないまま、登場人物たちがどんどん動き出しちゃうから、若干置いてきぼりの印象が残ります。

それでも、途中から何とか追いつくことができれば、それなりに楽しめる展開になっていくんだけど……。


<以下、若干のネタバレあり>



















謎の黒幕が分かった途端、「なーんだ」とその期待感は一気にしぼました。だって、もう使い古されたような種明かしなんだもん。どこかの映画のパクリみたいなシーンも多く、前半ある程度盛り上がった分だけ、損した気分になります。

特にクライマックスのシーンなんか、この作品の直前に日本で公開された映画とそっくり。「これでいいんかい!?」と声を上げそうになりました。もちろん、日本公開日が生んだ偶然なんだろうけど、不運と言うか何と言うか……。

今さら新しくもないネタで、さも新感覚サスペンスみたいなことを言われても……。スピルバーグが温めているうちに、すっかり賞味期限切れになってしまったようです。



















<以上、ネタバレ終わり>

演出面でも、たとえばカーアクションでは画面ブレブレ、カメラはグルグル回りすぎ、コマ割りも多すぎで、酔いそうになりました。もうスクリーンで何がどう起きているのかわからないくらい。

D.J.カルーソと聞いて、何か、イヤーな気はしてたんですが、悪いことにその予感が当たってしまいました。

シャイア・ラブーフって、何でこんなにウケるんだろう??? 女性なら分かるのかもしれませんが、私には魅力がトンとわかりません。ほかでは、捜査官役のロザリオ・ドーソン。どこかで見た顔だな、と思ってたら、「デス・プルーフ in グラインドハウス」で、威勢のいい黒人のお姉ちゃん役をやった女優さんでした。


私的採点:前半3.5点、後半1.5点で総合2.0点(5点満点)


                  9月26日 新宿ピカデリー1

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