ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

公開前の映画情報コミュのグラン・トリノ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「グラン・トリノ」 Gran Torino
  09年4月25日、丸の内ピカデリーほか公開
  08年アメリカ  ワーナー・ブラザース映画配給
  上映時間:117分  日本語字幕:戸田奈津子
  監督:クリント・イーストウッド
  出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーリー
     ブライアン・ハーレイ、ジェラルディン・ヒューズ
  http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/


「ミリオンダラー・ベイビー」以来、4年ぶりのクリント・イーストウッド主演・監督作です。彼は最近のインタビューで「もう俳優業からは手を引く」という趣旨の発言をしていて、彼がスクリーンで見られる新作は、これが最後かもしれません。彼以外に有名な俳優は出ていませんが、しっかり息子(スコット)は出演しています。もちろん、音楽も息子(カイル)です。

<あらすじ>
仕事を引退してからはビールを飲み、月に一度理髪店に通うという決まりきった生活を送る元・軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)。彼の亡くなった妻は、最後に彼が教会で告解をすることを願っていたが、ウォルトにはその気は一切ない。そもそも彼には信頼のおける人がいなかった。そんなウォルトに転機が訪れたのは、愛車の“グラン・トリノ”が盗まれそうになった夜だった。彼が嫌悪するアジア系移民の不良集団が、内気な少年・タオ(ビー・バン)に盗みを強要したのをきっかけに、ウォルトはタオと接するようになる。この出会いが、思いがけない友情につながり、2人の人生は変化を見せていく――。
(「cinema cafe.net」より引用)


イーストウッドをとことん堪能できる映画です。とにかくかっこいい! 彼の役にしては珍しく饒舌ですが、渋い表情でスクリーンに写り続けます。

孤独な主人公は、善良な市民を窮地に追い込む無法者のあくどい行為に怒りを募らせ、自らの贖罪の意味も込めて復讐に向かおうとする。それは、まさに「許されざる者」の主人公のマニーの姿。現代の西部劇です。しかし、ただ銃をブッ放せばOK、というのとは時代が違う。彼はどのように?決着?をつけるのか……そこがこの作品の最大の見所でもあります。

ガンコで差別に凝り固まったジジィが、相手の熱意で徐々に心をほどけていく、という流れは「ミリオンダラー」的でもあり……彼の映画歴がすべてブチ込んである、集大成のような映画です。

それでいて、物語のスパイスとなる笑いを忘れない。まさか試写会場で笑い声が上がる作品だとは思いませんでした。おまけに、ラストで彼の○○まで○○ことができます。

「ミリオンダラー・ベイビー」でアイリッシュの文化にかすかな光を当て、「硫黄島」2部作で悲劇しか生み出さない戦争の悲惨さを、日米両方から描いたイーストウッド。今作では、米国に移住したモン族にスポットを当ててます。

モン族はラオス、タイ、中国の国境付近に住んでいて、一部はベトナム戦争時に迫害を受け、それから逃れるために米国に移住した、という歴史を持っています。人種に関係なく、善良で努力する人間に暖かい眼差しを向ける、その姿勢は今作でも遺憾なく発揮されています。

個人的には「チェンジリング」の方が好きですが、こっちももちろん大満足。イーストウッドの西部劇LOVEの人は、絶対こっちでしょうね(事実、知り合いのイーストウッド命の映画ライターさんは「現段階の今年ナンバーワン」と言っておりました)。

イーストウッドの次作は、アパルトヘイト後の南アフリカを舞台にしたマット・デイモン、モーガン・フリーマン主演の「ヒューマン・ファクター」(10年公開予定、彼は監督・製作のみ)だそうです。?市政の人?を描くイーストウッドにしては、珍しくネルソン・マンデラを主人公にしていますが、いずれにせよ、5月で80歳を迎える彼の新作が観続けられる。それだけで、私たちは幸せ者です。


私的採点:4.5点寄りの4.0点(5点満点)


                09年2月26日 ワーナー試写室

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

公開前の映画情報 更新情報

公開前の映画情報のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング