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公開前の映画情報コミュのスパイダーウィックの謎

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「スパイダーウィックの謎」 The Spiderwick Chronicles
  08年4月26日、日比谷スカラ座ほか公開
  07年アメリカ  パラマウント配給  上映時間:96分
  監督:マーク・ウォーターズ
  出演:フレディ・ハイモア、サラ・ボルジャー、メアリー・ルイーズ・パーカー
     デヴィッド・ストラザーン、ジョーン・プロウライト、ニック・ノルディ、マーティン・ショート
  http://www.sw-movie.jp/


双子の兄弟ジャレットとサイモン、その姉のマロニーは、母親とともにNY郊外にある古い大きな屋敷に引っ越してきた。母親が父親と別居することになり、数十年前にスパイダーウィック叔父さんが住んでいたという屋敷に住むことになったのだ。好奇心旺盛なジャレットは、屋敷の屋根裏部屋から「決して読んではならない」と書かれたメモが挟まれた古い本を見つけ出す。ジャレットはそれを開いてしまったところ、その夜以降、屋敷のあちこちからガサガサと音がするようになった。実はその本は、妖精を研究していたスパイダーウィック叔父さんが妖精の秘密を記し、そのまま封印した本だったのだ。ジャレットの前に次々と姿を現し始める妖精たち。しかし、彼らの中には、その本を奪って悪事を働こうと企む凶暴な妖精もいて、ジャレットたちに襲い掛かり始めたのだ!

妖精が登場するファンタジー映画というと、「お花畑の中をティンカー・ベルと戯れる」みたいなホワーンとした雰囲気をつい想像しがちですが、これは「人間対妖精」の戦いを描いたミステリー・アドベンチャー作品です。

そういう設定が若干異色という以外は、非常に基本に忠実な作りの作品です。「双子の兄弟の1人は少々ヤンチャで好奇心旺盛、もう1人は気が弱くおとなしくて、その2人を口うるさくまとめるお姉さんがいる」「母は終盤まで子供のいう荒唐無稽な話を信じない」「大げさな展開の割にあっけないラスト」などなど、登場人物たちの位置づけから展開まで、この手の映画のお約束はしっかり守っています。

悪い妖精たちは、この本の秘密を利用して世界を破滅に追い込もうと策略するのですが、結局、その攻防戦は屋敷の周囲でしか展開されず、それを阻止するのも子供たちの活躍。つい「世界制服を企んでいながら、幼稚園の通園バスをジャックするショッカー」という図式を思い出してしまいました。

まぁ、それでも妖精たちのキャラクター付けが上手にされているので、そこそこ楽しめるお話になっています。

双子の兄弟はフレディ・ハイモアの1人2役。2役の作品は、昔は顔が同時に映らないように撮影したりしたものですが、CGがあるとこういうの作るの楽ですね。フレディは声変わりが始まっている? ちょっと声を出すのがつらそうな雰囲気で、そろそろ純朴な子役は難しい年頃になっているのかもしれない。

一部からは「結構ダークで、単純に子供向きではない」という声も聞きますが、いや、そんなに気にする必要はないと思いますよ。


私的採点:3.0点(5点満点)


                    4月8日 九段会館

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