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公開前の映画情報コミュの007/カジノ・ロワイヤル

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「007/カジノ・ロワイヤル」 Casino Royale
  06年12月1日公開
  ソニー・ピクチャーズ配給
  監督:マーティン・キャンベル
  出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン 
     ジュディ・デンチ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、ジェフリー・ライト
  http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/


007シリーズ第21作目となる本作は、ジェームズ・ボンドの誕生秘話、いわゆるビギニングもの。6代目ボンドに初の金髪・碧眼のダニエル・クレイグが決まった時は、007ファンクラブから反対署名が起きたほどのいわくつきの作品です。批評家筋の評判は悪くないようですが、果たして……。

ジェームズ・ボンドはまだMi6(英情報局秘密情報部)の駆け出しの諜報部員。武器商人の追跡に失敗し、治外法権の大使館を爆破させてしまう失態を犯すなど、上層部からの信頼を勝ち得ることができない。そんな時、アフリカの反政府ゲリラの資金を運用する?死の商人?が、投資で失敗した穴埋めにカジノで大勝負をするという情報がMi6に入る。ポーカーの腕に覚えがあるボンドが、死の商人を破産させるべく、カジノに潜入する−−。

とにかく、荒削りでスマートじゃないボンドです。女に優しい(だらしない?)のは同じですが、荒々しく、感情の起伏も激しく、少しヤンチャです。従来のイメージのボンドを求める人は「うーん」と考えてしまう可能性大ですが、これからスマートなボンドに脱皮していく「007の卵」と考えれば、悪くないかもしれません。

アクションは思ったより控えめ。冒頭の肉体派を誇示するようなチェイス劇が見応えありましたが、その後はどちらかというと頭脳戦が中心。ボンドシリーズ第1作目となるイアン・フレミングの原作自体がそのような設定になっているようで、それに沿ったつくりになっているそうです(ちなみに67年に映画化された「カジノ・ロワイヤル」は原作を大幅に脚色したパロディ)。

一時の007でおなじみになったハイテク機器の類もあまり出てきません。あくまで肉体アクションと人間ドラマで構成しています。

で、ダニエルのダンナですが、……やっぱり個人的には少し違和感あったなぁ。同行者は「人間味があってよかったよ」と言っていましたが……。さまざまな試練を乗り越えて、一人前のスパイに成長する姿は、確かに人間味あふれていますが、私はスマートなスパイ劇を期待していたのかもしれない。けど、ダニエルは熱演でしたよ。それは認めます。

007といえば、何といってもボンド・ガール。今作では新進気鋭の女優・エヴァ・グリーンが演じています。彼女は映画「ドリーマーズ」で大胆なヌードを披露しているそう(私は観ていない!)なので、今作ではどこまで……と少し期待していました。……まぁ、どこまで、というのは観てのお楽しみにしておきましょう。

脱ぎといえば、ダニエルの脱ぎが凄かった!(笑) この役のために鍛えたであろう肉体を誇示するかのように、とにかく脱ぎまくる! ケガを負ったといえば脱ぎ、バカンスの海水浴シーンで脱ぎ、ちょっと汗をかいたと言っては脱ぎ……。ダニエルのダンナはどこかホモさんに受けそうな顔をしている感じもするので、同行者と「これ、そっちの趣味の人が大喜びしそうな映画だな」と笑って話しました。

今作はビギニングだから、こういうボンドもいいと思いますが、次回作もダニエル続投が決まっているそうですので、そこが試金石になりそうですね。


私的採点:3.0点(5点満点)


                11月14日 サロンパス・ルーブル丸の内

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