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公開前の映画情報コミュのブラック・ダリア

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「ブラック・ダリア」 The Black Dahlia
  06年10月14日公開
  東宝東和配給
  監督:ブライアン・デ・パルマ
  出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、
     アーロン・エッカート、ヒラリー・スワンク
  http://www.black-dahlia.jp/

1947年に実際に起きた女優志願の女性エリザベス・ショート、別名「ブラック・ダリア」猟奇殺人事件を題材にしたジェームズ・エルロイ(「L.A.コンフィデンシャル」など)の小説の映画化です。実際の事件は未解決のままですが、映画(小説)では犯行の全貌が明らかにされるところまで描かれています。ちなみに、写真右が実際のエリザベス・ショートです。

ロサンゼルス、1947年。ダウンタウンの空き地で女性の惨殺遺体が発見された。身体は腰で2つに切断されて、内臓はきれいに取り除かれ、しかも口は耳元まで切り裂かれていた。殺されていたのは、女優の卵のエリザベス・ショート。普段黒いドレスを好んで着ていたことから、当時流行った映画名をもじって「ブラック・ダリア」と呼ばれていた。捜査に当たった刑事は、かつてボクシングで名を轟かせたバッキー(ジョシュ・ハートネット)とリー(アーロン・エッカート)。2人はリーの恋人ケイ(スカーレット・ヨハンソン)と奇妙な三角関係を築きながら幸せな日々を送っていた。しかし、リーはこの事件の解決に異様な執念を燃やし始め、一方バッキーは捜査の過程で、富豪の娘でレズ・バーを徘徊する美女・マデリン(ヒラリー・スワンク)と出会う……。

「ミッドナイトクロス」「スカーフェイス」のデ・パルマと、全米史上まれに見る謎の猟奇殺人事件−−。なかなか興味深い組み合わせで、キャストも豪華。

でも、なんだろうな。どこか物足りない。

悪くはないとは思うんですよ。映像は少しセピア色がかって(カラーですが)、古いデ・パルマ作品を観ているような印象。

ストーリーも凝ってて、陰のある登場人物、ダークな雰囲気−−フィルムノワールの要素てんこ盛りです。

けど、いまいちパンチに欠けるというか、何が物足りないのか、自分でもハッキリわからなくて歯痒いんだけど……。冒頭で人物が名前のみでズラズラ登場して、把握に苦しんでスンナリ入り込めなかったからか……。謎解きもラストが近づくにつれて、あらかた読めてしまったせいか……。

それと、劇中でこれ見よがしに出てきたのに、全く解かれないまま終わってしまった伏線が2つもありまして、観終えて「○○と××は結局、何だったの?」という印象が最初に立ってしまいました。

うーん、何かもったいないなぁ。先週末公開の全米興行もあまりよくないようだし…。雰囲気タップリの映像を楽しむにはいい映画だとは思います。

キャストでは、やはりオスカー2度獲得のヒラリー・スワンクが、これまでとイメージを変えて妖艶な美女を演じているのが注目かな。ただ、個人的には彼女を「妖艶」というには微妙かと(笑)。むしろ、ブラック・ダリア役のミア・カーシュナー(過去シーンで登場)の方が魅力的に見えましたね。


私的採点:3.0点(5点満点)


                  9月7日 東宝東和試写室

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