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<輪廻>生まれ変わり<転生>コミュのこの世は死後の世界

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無数の他人たちのうちの或る特定の一つだけがなぜか自分である。

物理法則に書かれていない自他の区別が心理現象としてはなぜかある。

なぜか。

このような、心についての問いへの答えは、それと同構造の問いを、見出すことによって、得られます。

同構造の問いとは、物理法則に過去現在未来の区別は書かれていないにもかかわらず、無限の時点たちのうちの或る特定の一つだけがなぜか現時点であるという時間についての問いのことです。

哲学者ベルクソンは「時間とは全てが一挙に与えられることを妨げるものである」と言ったけど、言い換えれば、時間とは出し惜しみしつつ一つ一つ小出しにしていくものです。

現在が顕在化している間は現在によって現在以外が抑圧されて潜在させられているけど、現在という抑圧者が過ぎ去って過去になれば、未だ来たらざるものへの抑圧が解けて潜在していた未来が顕在化して、次代の現在になります。

それと同じことで、自分が生きているから他人が抑圧されて自分以外になっているだけで、自分が生き終えて死ねば他人が自分として生き始める、つまり生まれ変わる、と考えれば、心についての問いへの答えは与えられます。

すべての時点が一回づつ現時点になるのと同じように、自分は次々と生まれ変わってすべての人の人生を一回づつ生きるわけです。

このように、物で出来た空間を動かしている時間が心であると解釈すれば初めて、心という意志が身体という物体を動かしているという反唯物論的心身連動順を、説明できます。

つまりこういうことです。

学校に遅刻しないために足を動かして走るのも、授業中に手を動かして挙手するのも、心という意志が体を動かしている一例だけど、体は物で出来た世界の一部なので、心が物を動かしていることになります。

ところが、心は脳生理過程の随伴現象にすぎないとする唯物論によれば、脳生理過程は物理過程の一部だから、心は、物理過程に随伴しこそすれ逆に物で出来た世界の事態の推移に影響を及ぼすということはできないはずです。

心が物を動かしているということは、言い換えれば、内的現実である心が動いて外的現実である物を動かすという連動関係があるということだけど、このような連動順は唯物論に反します。

つまり、脳以前である最初からすべての物に心という意志があって、すべての物は心という意志によって衝き動かされている、というふうに、唯心論的に解釈すれば初めて、心という意志が身体という物体を動かしているという反唯物論的心身連動順を、説明できます。

言い換えれば、物で出来た空間を動かしている時間が心であるわけです。

コメント(5)

>>[1]

難解な文章であるにもかかわらず読んで理解を示して下さってありがとうございます。

「精神は、まさにその特性からして単一のものなのであります。一切の精神は一つだと言うべきでしょう。私はあえて、それは不滅だと言いたいのです。なぜなら、精神は特別の時刻表をもっておりまして、精神にとっては常に「いま」があるのみなのですから。まことに精神にとりましては、過去も未来もありません。記憶と予想を包み込んだいまがあるのみです。」(シュレディンガー『精神と物質』)

物理学者シュレディンガーはウパニシャッド哲学の梵我一如の考え方に基いて以上のように言ってて、それを自分なりに解説してみたんです。
>>[3]
分かりやすいと言って下さってありがとうございます。
仏教に、身口意の三業という概念がありますね。
あることをしようと心が意志するのが意業で、それが身体的行動としてあらわれるのが身業、言語表現としてあらわれるのが口業です。
すなわち、われわれは心が命じる通りに口や身体が言動するわけですけど、この心身関係が反唯物論的であるわけです。
この心身問題は唯心論的に解決される、というのがトピの主張です。

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