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原発、放射線 まじめに語るコミュの1ミリから20ミリ事件の謎解き

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 みんなで、「1ミリから20ミリ事件」 の謎解きをしていきましょう。

 まずは、その発端から。

 内閣官房参与が「抗議」の辞任
 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1587587&media_id=2

 リンク切れになってはいけないので。下記内容です。



 小中学校の屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリ・シーベルトを基準に決めたことに 「容認すれば私の学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」 と異論を唱えた。同氏は東日本大震災発生後の3月16日に任命された。

 小佐古氏は、学校の放射線基準を年間1ミリ・シーベルトとするよう主張したのに採用されなかったことを明かし、「年間20ミリ・シーベルト近い被ばくをする人は原子力発電所の放射線業務従事者でも極めて少ない。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたい」 と主張した。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


 これには 「原発ハンターイ!」 とやってた人の多くが驚いたようです。

 だってそうでしょう。

 これまで年間1ミリ・シーベルト以上の放射線は危険だと思ってきたのだから。

 この 「年間1ミリ・シーベルト」 って、どうやって求めたの?

 それって、科学的なの?

 そんなこと考えずに・・・かな。



 で、ボクなんかヘソマガリだから、もし小佐古さんと対談する機会があったら、まっ先こう質問するでしょう。

 ハーイ手(パー)

「学校での屋外活動の放射線基準、年間1ミリシーベルトってセンセーは主張されてましたが、どうしてですか?」

「それと、小中学生の学校でのことに、どうして乳幼児まで引っ張りだすんですか?」



 さて、このあたりから追いかけると、「1ミリから20ミリ事件」 の謎が解けると思います。

 みなさんのご意見、よろしく。
 

コメント(11)

 ボクが 「小佐古さん、いったい何が言いたいの?」 というタイトルで日記を書いたのは、2011年4月30日の 01:32 でした。小佐古さんが参与辞任を表明した記者会見から8時間ほどしか経っていない。

 ところが、その後、小佐古さんを評価・激励・絶賛する記事が相次ぎました。

 騙されてはいけない。

 記事をよく読むと、「?」なところがあります。



 さて、小佐古さんとは、どんな人物なのでしょう。

 全面的には信用できないけど、参考程度にはなる Wikipedia で調べてみましょう。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E4%BD%90%E5%8F%A4%E6%95%8F%E8%8D%98

 ★原爆症認定集団訴訟では、国側の証人として出廷し、国の主張に沿った証言を行った。原爆症認定集団訴訟では、国側の証人として出廷し、国の主張に沿った証言を行った。

 小佐古さんが証人として出廷した裁判は、国側が全て(?)敗訴している。

 これ、じつは有名な話なんですよ。

 小佐古さんが参与辞任を表明した記者会見は、4月29日。
 衆議院議員空本誠喜さんが同席していました。

 空本誠喜を Wikipedia でみると
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%9C%AC%E8%AA%A0%E5%96%9Chttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E6%9C%AC%E8%AA%A0%E5%96%9C

 なるほど。
 空本さんの大学時代の先生が、小佐古さんだった。

 で、空本さんの推薦で小佐古さんは参与になったようです。

 ところが、「なんであの人を参与に?」 という声もあったのです。


 民主党 衆議院議員 空本せいき HP を見てみましょう。
 http://www.soramoto.com/

 トピックスは、2011年4月14日の 「プレス民主 2011年04月11日号外_全地区版」 から、
 2011年5月9日 「5/6_岩上安身さんのインタビュ−」 まで飛んでる。

 あれほど世間を大騒ぎさせた小佐古さん関係の事は、何も書かれていない。


 辞任直後、5月1日の出来事を2つ。

★官房長官:「小佐古教授、水規制値は引き上げ提言」と暴露
 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110502k0000m010108000c.html

★小佐古教授から空本氏に、「(官邸関係者から)老婆心ながら、守秘義務があると言われた」 として、説明会には出席できないと電話で伝えてきたという。
 http://ameblo.jp/news024/entry-10879969006.html

 守秘義務云々は、いったい誰のこと?

 水道水、もっと放射線量があっても大丈夫と提言したことは、外に漏らさないはずじゃなかったの。。。かな。

 幼稚園児の父親でもある官房長官、伝家の宝刀を抜いた!


 次、だれか続きを書いて。

 反対意見でもけっこうです。

 小佐古さんの辞任直後、5月1日に2つの出来事があった。

 結局、小佐古さんが5月2日に予定していた記者会見は中止に。

 中止の報告まで、なんで空本さんが?

 これじゃもう、小佐古さんは表にでてこれないでしょう。


 5月2日には、1ミリと20ミリをめぐってこんなイヴェントもあったのです。

 主催者は、この前日に官房長官の口から暴露された 「小佐古さんの水道水に関する」 提言について、知ってたのか。

 知ってたけど、今さら引っ込めるわけにはいかない、ということだったのでしょうか。


空本さんの説明だと 5msvだったら反対しなかったとかいうことなんですかね?
そこらへんの経緯も聞きたいものです

個人的には発言者としてのパワーバランスや、政権の不安定さ(不人気さ)に嫌気がさしてさっさと逃げただけのような感は否めませんが…
謎解きのヒントとなりそうな考察があるので
ご本人の了解ナシにリンクさせていただきます
(たぶんこの後ご本人もこちらを見るでしょうから、ここで謝っておきます、勝手に貼ってすみません)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1714591277&owner_id=454353

naka-takeさんの日記です
るんるんなるたけ・東北野・菜食さん

 書き込み、ありがとうございます。

 こういうこともあるんです。

 http://matome.naver.jp/odai/2125187572949261627/2125194617072618041
すみません 空本さんの顔しか出てきません・・・
るんるんなるたけ・東北野菜食 さん

 写真の左右にある矢印をクリックしてください。
えっと、小沢チルドレンと呼ばれる面々・・・
すみません鈍くて
小沢さんの影響力とか、菅・小沢の抗争とかそういうお話でしょうか?
 2011年5月9日 「5/6_岩上安身さんのインタビュ−」

 小佐古さんの辞任と2日に予定されていた記者会見中止の件でした。

 以下にその動画があります。 

 http://www.ustream.tv/recorded/14514180

 空本さんによれば、「記者会見」ではなく「勉強会」だったとのこと。
 で、小佐古さんが言ったという「首相官邸から注意された守秘義務云々」のことについては軽く飛ばして、「勉強会だから事前にもらった質問に対して私が説明した」という意味のことを言っています。

 さらに、学校における屋外活動の規制値の基になった 20 mSv/y については、「8月末までの暫定的基準」ということ、「低い値に移行する」ことも、空本さんは飛ばして、あたかも 20 mSv/y の値そのままを使っているような言い方でした。

 そして、「20〜100 mSv/y が、いつのまにか 1〜20 mSv/y にすり変わった」とも言っています。

 ICRP の勧告によれば、緊急時においては 「20〜100 mSv/y」 で、「汚染地域内に居住する人々の防護の最適化のためには 1〜20 mSv/y の下方部分から選定すべき」 ということです。

 8月までの暫定基準であれば被災地において 20 mSv/y からスタートすることは、ICRP の勧告からみても高めの設定ということにはならないでしょう。

 空本さんによれば小佐古さんは、「1993年から2005年までの12年間、ICRP の委員をやっていたから 20 mSv/y の意味をよく知っている」 ということですが、

 20 mSv/y は小佐古さんが ICRP の委員を辞めたあと、2007年の勧告で出た数字です。

 で、1mSv/y というのは、しきい値がないものという仮説のもとに、「自然放射線以外の被ばくはできるだけ浴びないほうがいい」 という考えで設けられた数値。科学的な根拠を持つものではない。

 内部被ばくを含む自然放射線の世界平均は 2.4 mSv/y で日本の平均は 1.5 mSv/y。
 これはあくまでも平均値であって、日本でも地域によって差がある。
 さらに、定期健診でのレントゲン写真撮影や、それよりも格段高い線量のCTなど医療に関わる放射線被ばくで1mSv/y 以上被ばくしている人はたくさんいるし、世界には平均で 10 mSv/y 、最高で 260 mSv/y という自然放射線の地域もある。これらには遺伝的要因を除外した研究報告もあって、疫学的研究だけでなく、細胞レベル、分子レベルの研究も進んでいます。

 とくに、精神的・肉体的なストレスによって免疫力が低下することもわかっていて、原発事故などでの障害ではこれを無視することができなくなってきています。さらに、ストレスによってアポトーシスが抑制され、放射線障害のいき値に影響するとか、放射線被ばくなどによって活性酸素の発生量が増えれば、スーパーオキシドジスムターゼが活性化する、などの研究報告もあります。

 こうしたことも含めて、100 mSv という値が決定されたのです。

 空本さんによれば、20mSv という値は、職業人の計画被ばくに対する線量限度の値である。子供は大人に比べて放射線感受性が高いとした上で、校庭利用の基準に 20mSv を用いるのはは適切ではない、としています。

 さらに、労災認定基準を 5.2 mSv とし、白血病で認定された例があるとしています。
 これなんかも、原発作業員は短期間に集中しての外部被ばくであるケースが多く、被曝線量だけで現在の一般人の環境との単純比較しているという問題があります。
 たとえば、5.2 mSv/y の放射線を浴びてた医療従事者が白血病になったとして、労災認定されるでしょうか。

 法定基準を下回る放射線に被ばくした人のなかにも何らかの疾病を患うケースがないとはいえません。しかし、風評による恐れからのストレスからの免疫力低下もある。低線量の放射線に被ばくした人の疾病を放射線によるなどとは断言できません。


 さて、水に関する日本の基準は3月16日までは WHO 基準相当の 1 Bq/L だったけど、政府により3月17日から暫定規制値を 300 Bq にしました。
 政府は、WHO 基準相当の 300倍の放射能を含む水道水まで許容することになった訳ですが、これはあくまでも原発事故による暫定規制値で、乳幼児ではその三分の一の 100 Bq としました。

 政府の暫定基準値 300Bq/kg は、ICRP の勧告した放射線防護の基準、年間 50mSv を基に決めているとのことです。
 50mSv/年は、甲状腺等価線量で、この三分の二を基準とし飲料水、牛乳・乳製品、野菜類の三つのカテゴリーに三分の一ずつ割り当てた。さらに摂取量を考慮し、それぞれの甲状腺等価線量に相当する摂取制限指標を算出した、とあります。
 http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/history/59-15.pdf 108ページ。

 空本さんによれば、小佐古さんが政府に提言した飲料水の基準、3000 Bq は、IAEA の 「運用上の介入レベル」 ということらしい。「運用上の介入レベル」とは何なのか? というのが当然次の疑問になるけど、具体的には分からないという。

 で、水道水ではなく、「沢の水を飲んでいる人がいる」「沢の水は 3000 Bq 以上かも知れない」「3000 Bq に近いかもしれない」。「規制値を 300 Bq にしたら、そういう人には水を飲むな、ということになる」「3000 Bq は暫定基準だ。放射性ヨウ素の半減期は短いから・・・」。

 空本さん、「原子力防災関連法令集」(2010年5月)を取り出して、それを開き、赤でマーキングした下記の条文を読み上げました。

 事故発生後、初期段階において放出源情報を定量的に把握することは困難であるため、単位放出量又は予め設定した値による計算を行う。SPEEDIネットワークシステムの予備図形を基に監視を強化する方位や場所を決める。


 決まったことを政府はやらない、と糾弾していました。ところが、最初、SPEEDIネットワークシステムによる情報を公開したものの、トラブルが発生した。使わなければならないときに使えないものだったという声もあるのです。

 

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