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ギターの歴史と名機コミュのGibson SG

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オールマホガニーボディと独自シェイプで、ギター史に新風を巻き起こす


Story
 61年、レスポールのラインナップのフルモデル版としてデビューを飾ったSG。その後、68年にオリジナルのレスポールが復活するも、SGは独自のスペックで現在も君臨し続けている。今回は、その魅力に迫ります!

 61年初頭、レスポールのラインナップがレスポールSG(ソリッドギター)へとモデルチェンジ。すると、生産台数は約3倍あまりに上昇。フェンダーギターをも凌駕する、先進的なラインを備えたダブルカッタウェイ、ロングバイブロータートレモロ、鮮やかなチェリーフィニッシュといった最新スペックが、多くのギタリストを虜にした。
 そして63年、レス・ポール氏とギブソン社の契約が切れたのを契機に、レスポールSGは正式にSGへと改名。そのオールマホガニーボディによる独特の音色やルックス、抜群の演奏性などにより、今日まで絶えることなく多くのギタリストを魅了し続けている。


(写真のモデルのスペック)
Gibson SG Standard '68

Specifications
■ボディ:マホガニー
■ネック:マホガニー
■指板:ローズウッド
■ピックアップ:ハムバッカー(リア&フロント)
■ブリッジ:チューン-O-マチック&ストップテイルピース
■コントロール:2ボリューム、2トーン、3ウェイトグルスイッチ
■ブリッジ:デラックスバイブローター



Specifications
□ヘッド
▲61年の発売当初はレスポールの名残があり、トラスロッドカバーに“Les Paul”の文字が刻まれていた。しかし62年になるとレスポールの文字が消え、その後、68年頃にはヘッド形状やロゴの位置、トラスロッドカバーなども若干変更されている。


□チューナー
▲61年の発売当初は、レスポールやES-335にも使用されているダブルリングキーストンチューナーを使用。68年頃になるとチューナーが変更され、さらにヘッドの大きさにも若干の変更が見られる。ボリュート部(ヘッドとネックの接合部分)にも変化が。


□ネック
▲当初はレスポールと同様の台形型(トラピゾイド)ポジションマークを使用。ネックは薄めで、ジョイント部にも加工が施され弾きやすい。70年代に入ると、カスタムやジュニアなど、スタンダードを除くモデルの一部に採用された四角型(ブロック)ポジションマークも登場する。


□トレモロ
サイドウェイズトレモロ(写真中央)
▲操作性やチューニングの安定性もいまひとつだったため、短命に終わった。

デラックスバイブローター(写真左)
▲ギブソン製デラックスバイブローター(通称マエストロ)。このほか、ビグスビーを採用したモデルも存在する。


□ピックガード
1961年
▲66年にスモールピックガード(写真右)からラージピックガードへと変更。77年、スモールタイプが復活する。さらに同年、トレモロブリッジからストップテイルピースへと変更。

1966年
▲66年から採用のラージピックガード(写真左)。この変更に伴いエスカッションが不要となった。現行モデルには、このラージピックガードが多く採用されている。

1970年
▲オプションとして、一部のモデルにレスポールやES-335とほど同様のワイドベベルドロングピックガードが登場。ブリッジの位置にも変更が見られる。
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SGファミリーのバリエーション

 もともと、レスポールのフルモデルチェンジ版として登場したSG。よって、そのバリエーションはレスポールとほぼ同様だ。1ボリューム、1トーン、ピックアップにP-90を搭載したSGジュニア、ヘッドにバインディングを施した上位機種のSGカスタム、ピックアップにP-90を2基搭載したSGスペシャルなど、SGの後に付くモデル名が、レスポールファミリーのモデル名と共通している点に注目したい。そして、ギブソンの中でもひと際光彩を放っているモデルが、ダブルネックのSG。ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリン時代から愛用し続けている名機なのだ!

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SGに魅了されたアーティストたち

 新旧問わず高い人気を誇るSGは、特にロックやパンクなどのミュージシャンに愛用者が多い。その火付け役ともなったのが、クリーム時代のエリック・クラプトン。ボディに施されたサイケデリックなペイントが注目を浴び、人気がさらに高騰。
 ほかにも、故ジョージ・ハリスン、アンガス・ヤング、ピート・タウンゼンド、トミー・アイオミ、フランク・ザッパなど、やはりロック勢からの人気が高い。

コメント(5)

こんにちは。

当時、バイオリントップの重厚なレスポールを何年か見たあとに、いきなりこれが「新レスポール」です。と言われて、その頃は、きっと皆さん戸惑ったことでしょうね。

レオナルド・フェンダー氏の革新的なテリーやストラトに押されてのモデル・チェンジとの見方もあるほど。

でも、今となっては、ギブソン社の伝統的で優秀なラインナップですね。

これ、昔、バースイヤー・ギターとして持っていたなあ。懐かしいなぁ。
なんでSGこんなに過疎ってるの??
集まれー!

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