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日本電力公社(仮称)コミュのこの原発事故は30年前から予測されていた

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私の2011年3月25日の日記です。
大変な反響で多くの人が転載・拡散して下さいました。

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その頃、私は大学を出たての新米プログラマでした。

とある企業から依頼を受けて私は当時住んでいた東中野の安アパートから、毎朝徒歩で神田川の横を通り、新大久保の商店街を通り過ぎて新宿副都心にあるとあるビルにある、その会社のオフィスに通っていた。

1979年、アメリカでスリーマイル島(以下TMI)にある原発事故が起きて間がない頃で、そのシンクタンクでは沖縄電力を除く電力9社と日本原電がクライアントである、あるプロジェクトを抱えていたのであった。

アメリカのローレンスリバモア国立研究所(以下LLNL)が開発した拡散モデルの計算コード:ARAC(Atmospheric Release Advisory Capability)をそこにあるスーパーミニコンに移植し、拡散モデルから万が一原発事故が発生した際、周辺にどれだけ放射能が拡散するかをシミュレーションして、実際の日本の地形データ(これは国土地理院から入手できる)と特定の日、もしくは季節の気象データ(これは気象庁のデータベースから容易に入手可能)を入力して報告書を作成するというものである。

一番、このシステムの心臓となるのが、「MATHEW」である。

http://www.linkpdf.com/ebook-viewer.php?url=http://www.ofcm.gov/atd_dir/pdf/arac.pdf

各国のシステムで計算したチェルノブイリ事故発生後の画像です。




このシステムを発展させたものが現在、原子力安全保安院が使っている「SPEELI」
である。

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3月23日朝の官房長官会見で発表された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算内容が発表されました。大気圏拡散シミュレーションモデル (06-03-05-02)
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つまり、30年近く前から電力9社と日本原電はこのような事態を予測していたのである。

それなのに、ひたすら「日本の原発は安全です、安全です」
このような事態を引き起こしたにも係わらず、東京電力と政府は、
「ただちに健康に被害を及ぼす事はありません。」
「この程度の被害で済んだことは、日本の原発の安全性を証明したことである。」

その他、うんざりするくらいのしらじらしい弁明は聞き飽きた!

昔の知り合いである大手ゼネコンの研究所に勤務していた人がその当時の東電の会長に対して、「そんなことばかり言って国民を欺くのか!」「それは、乞食と一緒じゃないか?」「そうだ、あんたは乞食だ!」「この乞食、乞食めが!」

それを言われた件の会長は「〜君は何か勘違いをしとる。」「誤解だよ、誤解」と言っていたそうである。

もう、その会長はとっくに鬼籍に入っているだろうし、その言った当人はすぐに都内の私立大学の教授になっていた。

いまごろ、そのA氏は何と言っているだろうか?
30年ぶりに会って話してみたいな・・・

(ここに書いてある事は全て実話です。今でも守秘義務がありますので、これ以上は明かせません)


・ちょっと物理学の素養がある方は読んでみて下さい。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=06-03-05-02

緊急時環境放射能予測計算コードARACのM200への変換
http://jdream2.jst.go.jp/jdream/action/JD71001Disp?APP=jdream&action=reflink&origin=JGLOBAL&versiono=1.0&lang-japanese&db=JSTPlus&doc=82A0458350&fulllink=no&md5=ae11a477c6a4e7ea846da98f272794e4

原子力安全に関する国際協力
http://www.nsc.go.jp/hakusyo/hakusyo17/pdf/03hen_syou6.pdf

放射性物質大気中移流・拡散・外部被曝線量計算コードのベクトル計算処理
http://www.iaea.org/inis/collection/NCLCollectionStore/_Public/15/059/15059831.pdf

変分法を応用した3次元風速場計算コード
http://www.iaea.org/inis/collection/NCLCollectionStore/_Public/15/054/15054044.pdf

財団法人環境科学技術研究所における研究評価の実施結果について

http://www.ies.or.jp/japanese/hyoka_pdf/hyouka17_5.pdf

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1695773934&owner_id=5691877

コメント(1)

「スリーマイル島原子力発電所事故」

スリーマイル島原子力発電所。中央手前の二つのドームが原子炉建屋で、その左隣の白い建物が制御室を含むタービン建屋である。奥に見える二基の塔状構造物は放熱塔。スリーマイル島原子力発電所事故(スリーマイルとうげんしりょくはつでんしょじこ)は、1979年3月28日、アメリカ合衆国東北部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故。スリーマイル島 (Three Mile Island) の頭文字をとってTMI事故とも略称される。原子炉冷却材喪失事故 (Loss Of Coolant Accident, LOCA) に分類され、想定された事故の規模を上回る過酷事故 (Severe Accident) である。国際原子力事象評価尺度 (INES) においてレベル5の事例である。

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しかし、今回の福島第1原発の事故については、福島原発事故「スリーマイル島より深刻」 国連委員長が見解
2011/4/ 7 15:04


国連の原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)のバイス委員長は、福島第1原発事故について、スリーマイル島9 件原発事故(米、1979年)より深刻で、チェルノブイリ原発事故(旧ソ連、86年)ほどの深刻度ではないという見解を示した。2011年4月6日、ウィーンでの会見で語った。

経済産業省の原子力安全・保安院は、同事故について、原子力施設事故の国際評価尺度(8段階)で「レベル5」と、スリーマイル島9 件事故と同レベルだとする暫定評価を示している。最悪の事故といわれるチェルノブイリ事故は、最も高い「レベル7」だった。

http://www.j-cast.com/2011/04/07092439.html

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