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転職支援 英会話教室コミュの40.ビジネスなのに「伝わればいい」のか? 『Google英語勉強法』で、ネイティブ表現を身につけよう!

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 皆さん、英語の勉強ははかどっていますか?ビジネスシーンでは、やはり「書くスキル」が重要です。そのスキル向上テクニックを、『Google英語勉強法』の著者・藤田英時さんに教えていただきました。
ブロークンでも伝わればいい……本当に「伝わって」いますか?

 それでは最初に、腕試し。次の2つの文は「the」の有無の違いだけだが、内容は大きく異なる。違いがわかるだろうか。

(1)Do you have time?
(2)Do you have the time?

 その答えだが、(1)は「時間はありますか?」=「ヒマ?」「遊ばない?」という意味。ナンパ目的のセリフとしても使われる。一方(2)は「時間はわかりますか?」=「いま、何時ですか?」である。

 日本語でも「てにをは」を間違えるだけでミスコミュニケーションを招くことは多々あるが、それは英語でも同じ。昨今、「伝わればいい」と、とにかく英語を使ってみることが推奨されているが、なまじ英単語や言いまわしを中途半端に知っていると、ネイティブに「違った意味で伝わる」ことも大いにあるわけだ。かといって、「その表現イマイチですよ」と指摘してもらえることはそうそうなく、「伝わった!オレの英語もなかなかイケてる!」と満足してしまうことにもなりかねない。

表現に迷ったら、Google検索でネイティブチェックを

 こうした事態を防ぐためにも、『Google英語勉強法』の著者・藤田英時さんは、「英語を使う前に、ネイティブチェックをするべき」と呼びかける。それには、Googleをうまく活用することが有効だという。

 「自分で書いた英作文に自信がない、ネイティブはこういった表現をするのだろうかと迷ったとき、私はGoogle検索でネイティブチェックします。方法はいたって簡単で、思いついた英文を検索ボックスに入力すればいいだけです」

 具体的な手順は次のようになる。このケースでは正確性を重視するため、アメリカの教育機関に限定して検索を行った。(site:edu はアメリカの education サイトの検索コマンド)

「私が好きなベスト10」を英語で表現したい。
⇒「my best ten favorite」で正しいか、ネイティブチェック。
「`my best ten favorite` site:edu」で検索
⇒検索結果は0件。つまり、ネイティブはこういった表現をしないということ。
「`my top ten favorite` site:edu」で検索
⇒「about 1,670 results」と表示。1670件ヒットするので、ネイティブも活用していると判断できる。
 辞書や翻訳機能はもはやお馴染みのツールだが、ビジネスシーンでの文章となると、なかなか満足のいく結果を得られずにいる人も少なくないはず。ちょっとしたことだが、検索テクニックがモノを言う。藤田さんのワザを教えていただこう。

http://careerzine.jp/article/detail/1815

英語のプロが実践する!Googleネイティブチェックの検索テクニック

 翻訳や通訳などの仕事を手がける藤田さんが実践する、検索テクニックを紹介しよう。ちなみに藤田さん、「計画停電」のネイティブが使う英語表現 rolling blackouts にも、このテクニックでたどり着いたという。まずはGoogleの検索コマンドと検索記号を知っておこう。

検索コマンド

site:
サイトを指定して検索する
例 site:uk (イギリス United Kingdom のサイトに限定)

filetype:
ファイルの種類を指定して検索する
例 filetype:pdf (PDFファイルに限定)

define:
用語の定義・意味を検索する
例 define:reimburse (reimburse の定義・意味を検索)

検索記号

“ ”(ダブルクォート)
フレーズ検索(完全一致検索)をする
例 “Please indicate a convenient time” (文が正しいかを確認)

*(アスタリスク)
適切語検索(穴埋め検索)をする
例 "why don't you get * my car" (適切な前置詞を検索)

~(チルダ)
類義語を検索する
例 〜reimburse (「払い戻す」の類義語を検索)

 詳しくは藤田さんの著書を参照いただきたいが、こういった機能を使いこなすことで、よりネイティブに近い表現にたどり着けるわけだ。

ビジネスはメールが主流 相手によって表現を使い分ける

 英語スキルというとスピーキングが重視されがちな日本において、こうした英作文のネイティブチェックの繰り返しは、面倒なだけだと受け取られるかもしれない。しかし、藤田さんは「『読む』『書く』から始めて、豊富で正確な表現を身につけるべき」という。

 「たくさんの英文に触れることで表現方法やボキャブラリーについて学べ、さらに英作文をすれば論理的な思考や英語の発想が早く身につきます。こういったインプットがないまま英会話を始めたとしても、豊富な表現方法はマスターできません。また、近年のビジネスにおいてはメールが不可欠で、ここでも書くスキルが求められます。よって、会話よりも読み書きのスキルを優先したほうが、実戦に役立つというわけです」

 じつは多くの識者も「書く英語」の重要性を指摘している。

「これからの実用英語の中心は、文章英語だ。文章では、言葉そのものが問題とされる。誤った文章を書くと、発信者の能力が疑われる」(野口悠紀雄『超英語法』)
「これから当分の間はむしろ書く英語、読む英語が主流になる。そして国際電話より電子メールのほうが時差の問題もなく、コストもはるかに安いのだから、英語の読み書きのコミュニケーションが会話よりはるかにウェイトが高くなる」(和田秀樹『大人のための勉強法』)
 とくに、ビジネスシーンでは細心の注意が必要だ。日常なら許される表現の間違いも、ことビジネスにおいては多大な損害を招く危険性がある。

 「英語のメール内容に誤りがあったことで、海外の取引先との交渉が決裂するかもしれませんし、基本的にビジネスシーンでの間違いは許されません。会話では冠詞や単数形・複数形のミスはある程度許されるかもしれませんが、メールだと誤解が誤解のまま解釈されるかもしれませんしね」

 ネイティブの表現に近づくためには、日本語で発想し英語に置き換える、という流れを変えるべきだという。

ネイティブは使わない、日本人発想の英語とは?

 日本語で発想し英語に置き換える発想だと、具体的にどうまずいのか。たとえば、「私は地下鉄で通勤しています」の場合は、以下のような文章が出てくるだろう。

I go to the company by subway.

 藤田さんの評価は、「意味は通じますがたどたどしく、ネイティブは使いません」というもの。お手本の表現は、以下のとおり。

I go to work by subway.  (「働きに行く」という発想)
I take the subway to work. (「地下鉄を使う」と発想)

 日本人は「出社」というように、働く=会社という意味合いが強い。ところがネイティブの場合、あくまで「自分が働きに行く」と考えるので、「work」を使うわけだ。

 また、日本人があまり知らないネイティブの発想として、「同じ単語を何度も使うのは『幼稚』」というのがある。たとえば、英語でプレゼンを行ったとして、それをまとめる際、次のように表現すると、とてもスマートだ。

I'd like to recap the main points of my presentation.(プレゼンの要点をまとめます)

- First I covered … (最初に…をカバーしました)
- Then we talked about … (その次に…について話しました)
- Finally we looked at …   (最後に…に目を向けました)

 すべて「I covered」と表現すると、「イケてない」ということになり、類義語を多用することで、「洗練された」印象を与えることができる。

メール文章は日本語同様、必要以上に丁寧な表現を

 日本語のメールでも、相手によって「恐れ入りますが」「いただけましたら幸いです」など、丁寧な表現と、「この件よろしく」「これは至急でお願い」など、ラフな表現を使い分けている。同様に、英語のメールでも使い分けるべきだという。

 以下、5つの例について、フォーマルとインフォーマルを比べていただきたい。インフォーマルについては、丁寧な表現だと思って使っていたものもあるのではないだろうか。表現が長いほどフォーマルになる。

〜について教えていただきたい

◎フォーマル

Could you give me some information about …

◯インフォーマル

Can you tell me a little more about …

〜をお送りください

◎フォーマル

I'm interested in receiving …

◯インフォーマル

Please send me …

〜していただけますか?

◎フォーマル

I wonder if you could …

◯インフォーマル

Could you … ?

〜いたしましょうか

◎フォーマル

If you wish, I would be happy to …

◯インフォーマル

Shall I … ?

ご協力に感謝

◎フォーマル

Thank you in advance for your help.

◯インフォーマル

I’d appreciate your help on this.

「検索キーワード useful phrases business emails で検索」

 藤田さんは、こうしてネットを最大限活用し、自らの英語スキルに磨きをかけている。

 「ネット上は本物の英語の宝庫。政府、教育、報道機関など信頼のおけるサイトを中心に、その都度、検索・ネイティブチェックするクセをつければ、お金もかからず、効率的に英語が学習できます。使わないなんてもったいないですよ」

 仕事をしている社会人だからこそ、ネットを活用する機会が多いのではないだろうか。Twitterやブログ、ビジネスメールやプレゼンではもちろん、発信する前にぜひネイティブチェックをかけるクセをつけていただきたい。

http://careerzine.jp/article/detail/1815?p=5

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