クリスの英会話レッスンコミュの英語の大量インプットを行うためには

英語ができる人とそうでない人の差は，語学の才能ではなく，英語のインプット量の差であると前回説明しました。　では　そして英語のインプット量を増やし英語ができるようになるためにはどうしたらいいのか。

それは　次のことが基本条件になります。

（１）基本的な文法と語法と発音の基礎をしっかりと身につける
（２）辞書引きや和訳などに多くの時間を費やさない
（３）既知の英文ややさしい英文をたくさん読む・聞く
（４）英語は簡単にマスターできないものと心得る

つまり，（１）基本的な文法と語法と発音の基礎を身につけた上で，（２）できるだけ辞書引きに時間を取られないようにしながら，既に理解した英文や自分のレベルと同等か少しやさしめの英文をたくさん読む・聞くことが大切です。　

特に（３）「既に理解した英文や，やさしい英文をたくさん聞く」という学習は，英語の表現と英語の思考に慣れ英語の処理速度を上げる訓練として最も効果的です（聞き取りがうまくいかない場合は英文を見ながら聞いてもかまいません）。発音の基礎では　「Ｒ」と「Ｌ」との差以外に母音の違い（英語は母音が１３個ある）を認識しましょう。発音の基礎ができれば自然に
英語のコントラクション（短縮）等の発音の変化も理解できるようになります。

自分と同じレベルか少しやさしめの英文を大量に

既知の英文を繰り返し読んだり［聞いたり］，やさしめの英文をたくさん読む・聞くというのは，このような「瞬時に理解できる語いやフレーズ，文章のパターン」をどんどん増やすということです。ですから，自分のレベルに合った英文をたくさん読む・聞くことは言語習得の上で非常に重要なことなのです。やさしい英語を思考でフォローしながら読んだり聞いたりすることが重要です。

英語ができない人に限って難しいことをやりたがるものです。「ＴＩＭＥ」や「ＮＥＷＳＷＥＥＫ」のようなジャーナル英語をいくら読んで語彙力はつくかもしれませんが　瞬時に理解できる
単語や文章のパターンの習得には役立ちません。

（４）英語は簡単にはマスターできないものであると認識するですが、やはり　自然に英語が口から出てくるためには，簡単なことを繰り返し行う練習が必要です。何度も繰り返すことで、反射的に英語が出てくるまでには時間はかかることを理解することが重要です。
あせらずやれば　必ず実力はついてきます。

ではでは