第11回日本模擬国連会議関西大会コミュのコソボだより　その１

コソボ情勢の会議監督、土井翔平くんからのお知らせですー！

↓以下貼り付けです。

2011年関西大会の安全保障理事会の会議監督の土井です。大会HPも公開されたので、議題について思っているところを書きます。そんなことよりBGを書けよって声が聞こえてきますが、書きます。まどかを見たらちゃんと書きます。

議題は何を隠そう「コソボ情勢」です。

珍しい議題や有名な議題が並ぶ中、いささか使い古された、時代遅れな感が否めない議題ですが、皆さんどれだけ「コソボ情勢」をご存知でしょうか？　おそらく、多くの方々が「コソボ」の名を聞いたことがあると思います。しかし、「人道的介入」の名の下において。

民族紛争の中で少数民族が虐殺されて、安保理決議は中露の拒否権で採択できない時に、ただ黙っているだけなのか！
国家主権よりも人権を大事にするときがあるんだ！
だから国際法違反の武力介入も仕方がない！

これはステレオタイプなコソボ情勢の理解です。僕は「本当にそうなの？」と問いかけたいです。コソボ問題は2つの点で単純化されています。

1つはコソボ情勢＝人道的介入＝虐殺を止めるための武力介入は許されるか？とされていること。
――その背景に何があったのか？
1つはコソボ問題はNATOによる空爆で終わったとされていること。
――その後に何があったのか？

一見、かび臭く、錆びついた議題かもしれませんが、ちゃんと磨き上げれば遠大なテーマがそこにあることを僕は参加者に味わって欲しいです。「じゃあ、どんなテーマがあるんだい？」と思うかもしれませんが、それを書いているとそれこそBGになってしまうので、また今度ということで。