SAHIB SHIHAB(bs,fl)
BENNY BAILEY(tp)
AKI PERSSON(tb)
FATS SADI (vib)
FRANCY BOLAND(p)
JIMMY HARRIS(per)
JIMMY WOODE(b)
KENNY CKLARKE(ds)
1. Set up
2. Peter's waltz
3. Yah, yah blues
4. End of a love affair
5. Om mani padme hum
6. Bohemia after dark
7. Campi's idea
8. Jay - jay
9. Waltz for seth
10. Herr fixit
11. Stoned ghosts
12. Companionship (I + II)
13.CT + CB
14. Djadar, djar
15. Talk some Yak-ee-dak
大名盤! フランコ・アンブロセッティ、ディノ・ピアナ、レナート・セラーニといった今なおイタリアジャズ界を牽引するメンバーに加えガトー・バルビエリも参加!マイルス「SO WHAT」やハービー・ハンコックの「TRIBUTE TO SOMEONE」といった選曲からもうかがえるようにアメリカでのモーダルなジャズを基調とした、いかにもイタリアン・ハードバップらしい、熱気がありながらもすっきりと洗練されたサウンドになっています。ニコラ・コンテも絶賛する、ガトーのオリジナル「HIROSHIMA」の美しさは必聴です!
Walking in the night / Quintetto Basso-Valdambrini
現在の日本でのヨーロピアン・ジャズ・ブームの火付け役の一角ともなったBasso-Valdambriniが、イタリアRCAに残した本作が、Paolo Scottiの Deja Vuから再発 ! 本作では、何と言ってもValdambriniの手による“Lotar”の存在。Schema Sextetのカヴァー・ヴァージョンも人気の楽曲で、 本作に収録のヴァージョンは再演となる、アフロキューバン・タッチのハードバップ・ナンバーだ。他、自作曲に加え、Piero Umilianiを始めとする イタリアのミュージシャンの手による楽曲を演っており、“Time was”、“Bashfully”、“Tea time”等、メロディアスで痛快なバップ・ナンバーが多く 収録されている。“Blues for Gerry”、“Walking in the night”等のムーディーな楽曲も素晴らしく良い。
1.LOTAR (O.Valdambrini)
2.BLUES FOR GERRY (A.Donadio)
3.TIME WAS (A.Grettici)
4.BASHFULLY (A.Grettici)
5.ESTROVERSO (P.Umiliani)
6.TEA TIME (H.Gefolge)
7.MITIGATI (O.Valdambrini)
8.SOFTLY (A.Grettici)
9.WALKING IN THE NIGHT (O.Valdambrini)
10.RENEE (A.Donadio)
11.DIALOGO (P.Umiliani)
12.RICORDANDO LESTER (A.Donadio)
GIANNI BASSO tenor sax
OSCAR VALDAMBRINI trumpet
RENATO SELLANI piano
GIORGIO AZZOLINI double-bass
GIANNI CAZZOLA drums
ブラジル産モダン・ジャズの最高傑作と名高いレア盤Meirelles E Os Copa 5の「O som」 ! リード奏者のJ.T. Meirellesは、サイド作も含め多くのジャズ・サンバを録音し、自身のOs Copa 7名義でもクラブ・クラシックの激レア・アルバム「Tropical」等を残している。それら中で最もモダン・ジャズに接近した作品となっているのが64年の本作だ。勿論根底にはサンバのリズムが流れてはいるが、幾つかのカヴァーを残す“Quintessencia”の優雅なLuiz Carlos VinhasのピアノとMeirellesのテナー、“Contemplacao”のモーダルな楽曲でのすすりなくテナー、トランペットは、LPタイトル「The Sound」が表わすように、シンプルながら力強いサウンドだ
UKジャズ・シーンのアマルガムを代表するテナー奏者による本作は、If結成前の正統派ジャズ作品としては最も後期の作品で、「Strom warning」の次作に当たる。楽曲としてはTubby Hayesの曲を2曲取り上げており、その内、TubbyがPaul Gosalvesと残した事でも知られる“Don't fall over the bridge”は、Tubbyヴァージョンよりもつんのめった疾走感がある。“El schtuck”はモードを取り入れたハード・バップで本作の白眉と言える1曲。バックには、“Storm warning”を自作で取り上げた事のあるビッグ・バンド・マスターであり、ピアニストのHarry South率いるトリオが務めている
Jimmy Deuchar (trumpet)
Tubby Hayes (baritone & tenor sax)
Derek Humble (alto sax)
Ken Wray (valve-trombone)
Harry South (piano)
Kenny Napper (bass)
Phil Seamen (drums)
1.My Funny Valentine
2.I Didn't Know What Time It Was
3.Bewitched、Bothered and Bewildered
4.I Could Write a Book
5.Heather Mis
6.Jak jak
7.Pal Jimmy
8.Split Second
欧州最高の楽団、Clarke Boland Big Bandでも中核をなすソリストの一人で、「リトル・ジャイアント」の異名をとるシカゴ出身のテナー・サックス奏者Johnny Griffin。本作は、CBBB のメンバーと残したJohnny Griffin名義での「Lady heavy bottom's waltz」から5曲を収録したコンピ。力強く、甘美なサックスが印象的なワルツ・タイムのタイトル・トラック等が聴き所であるが、他11 曲はClarke、Boland を中心とした編成の未発表音源を含むレア音源で構成されている。これが本当に素晴らしい。Boland がリードをとるピアノ・トリオ音源、3管編成のセクステット音源、本LP のタイトルが示す、Milt “Bags” Jackson 参加のクインテット音源と、ここでしか聴けない筆舌に尽くし難い素晴らしい未発表楽曲の目白押しだ。
1.Gamal Sady 'n' Em
2.Lonely Girl
3.Gyson's Bag
4.Turk's Bolero
5.Girl and the Turk
6.Muvaffak's Pad
7.Just Friends
8.I'm a Fool to Want You
9.Blues for K.
10.Like Someone in Love
11.Just You, Just Me
12.Foot Patting
13.Please Send Me Someone to Love
14.Deep Eight
15.Jampfs Are Coming
16.Lady Heavy Bottom's Waltz
ハードバップ期の数少ない生き残りの一人リトル・ジャイアント、ジョニー・グリフィンのスタジオでのジャズ・パーティの模様です!
グリフィンのテナーはその初期にブルースバンドにいたこともあって少々あくが強い、また「シカゴ一の早撃ち」といわれたように素早いパッセージを畳みかけるようにブローするところが魅力的だが、逆にしばしばオーバーブローになる事が欠点でもある。
さてこのアルバムだがバブル・ゴンザレスがホスト役となって 進行していく。彼の司会ぶりは我々日本人にとっては少々くどい用にきこえるが、そのユーモアたっぷりな司会ぶりがこのパーティをもりたて、グリフィンらのプレイを鼓舞している。プレイのそこかしこで聞かれるかけ声や笑い声がいかにこのパーティがリラックスした雰囲気の中で行われたかがよくわかる。また臨場感溢れる録音がこのアルバムの魅力を増している。特にヴィック・スプロールズのベースのブルンがたまらない。
ゴンザレスのグルーヴィーなアナウンスの後1曲目の「Good Bait」が始まる。グリフィンのテナーがなり始めた瞬間から自分もパーティに参加しているような気分になるくらい、リラックスして楽しい雰囲気だ。ノーマン・シモンズのピアノも快調。
2曲目の「There Will Be Another You」はスインギーなプレイ。
3曲目の冒頭ゴンザレスのアナウンスが洒落ている。「アロー・アロー、レディス・エンド・ジェントルメン、お静かに。だけどお酒とお友達同志のおしゃべりは除きます」デイブ・バーンズのオリジナル。もろハードバッピッシュなメロディと構成持った曲だ。シモンズのコロコロと転がるようなピアノがいい。グリフィンものってグルーヴィなソロをとっている。
4曲目はゴンザレスのフランス語でのアナウンス。ビリー・ホリデイの愛唱曲にちなんでデイブ・バーンズがたからかにメロディを吹き上げる。バーンズのベストトラック。
最後はホストのゴンザレスに敬意を表して彼のオリジナルだ。なんとなく「ブルース・マーチ」を彷彿とさせる。デイブ・バーンズのソロの後のグリフィンのテナーが素晴らしい。ブルージーな彼独特のフレージングが満喫できる。ちょっと甲高い彼の音がこの曲にマッチしている。シモンズのピアノも渋いながらいい味わいだ。シモンズのソロの後テーマに戻りこの素晴らしいパーティも終わりを告げる。
1 Party Time
2 Good Bait
3 There Will Never Be Another You
4 Toe-Tappin'
5 You've Changed
6 Low Gravy
Johnny Griffin(ts)
Dave Burns(tp)
Norman Simmons(p)
Vic Sproles(b)
Ben Riley(ds)
Paolo ScottiのDeja Vuからのイタリアン・ジャズ・リイシュー ! ユーゴ出身のトランペット奏者Dusko GojkovicがイタリアVistaに残した74年の超人気作 ! 近年、更に人気のレア盤が待望のアナログ・リイシューだ。彼が故郷とするスラヴ=東欧を素材として作られたこのアルバム、ヨーロピアン・ジャズを代表する名盤「Swinging Macedonia」の系譜を受け継ぎ、彼らしい哀愁漂う陰りを帯びたモーダル・サウンドが全編を支配する。“Slavic mood”、“Kosmet”、“East of Montenegro”と言った楽曲がその代表。そして、彼の代表曲であり、ヨーロピアン・ジャズ史上最も美しいメロディーを持つモーダル・ワルツ・ナンバー“Old fisherman's daughter”も収録。オリジナルな陰鬱感よりも優しさが引き立つアレンジが心地良い
1.Slavic mood
2.Got to money
3.No love without
4.Olf fisherman's daughter
5.Kosmet
6.East of Montenegro
7.Flying Rome
Dusko Goykovich (tp) Vince Benedetti (p) Ben Tompson (ss, ts.) Joe Nay (b) Andy Scherrer (ds):Recorded 24-25 October 1974, RCA studio in Roma
Vista TPL1-1115 , Italy原盤
The Five Corners Quintet等をリリースするRicky-Tickから60年代北欧モダン・ジャズ・コンピが登場 ! Staffan AbeleenのデビューEPからの”Pia”、Kjell KarlsenによるJimmy Heath / Big Pのカヴァー、Oktav盤Sahibの”Di-Da”、Otto Donnerは7インチに残した”Haka Blues”を。須永氏から日本のクラブ・ジャズ・シーンでも火が付いたLars Lysted / The runnerに、Sahibが参加している事でも人気のBrew Moore / Piger。そして、今、北欧モノの中で一番人気のChristian Schwindt「For friends and relatives」からの”Helshinki at Noon” ! 貴重な音源ばかりの全11曲
Staffan Abeleen Quintet / Pia
The Dexter Gorrdon & Slide Hampton Sextet / A day in Vienna
Kjell Karlsen And His Orchestra / Big p
Sahib Shihab & The Dsnish Radio Orchestra / Di-da
Esa Petheman / Mr. Peter
Jazz Quintet '60 / Buddah
The Otto Donner Element All Stars / Haka blues
Brew Moore / Piger
Erik Anderson Quartet / Cordon bleu
Lars Lystedt Sextet / The runner
Christian Schwindt Quintet / Helshinki at noon
Ricky-Tickの好評を博した北欧ジャズ・コンピ「On the spot」の第2弾が登場。今回は60年代のデンマーク産ジャズにフォーカスし、コンパイラーは地元出身のPovoの片割れであるAnders-Peter Andreasen.。彼はダニッシュ・ジャズのジャケット・カヴァー集「Cool Scandinavians」も出しており、筋金入りのコレクター。だから、このコンピにも半端でないレア音源が並ぶ。その代表がBent Jaedigの“B's waltz”、Mosehol, Axen & Wissingの“Hilsen fra Peter”といったところ。また、Louis Hjulmandの“Opbrud”、Max Lethの“Taboo”のように昔からDJには人気の高い作品もセレクト。もちろんダニッシュ・ジャズの金字塔Sahib Shihabの“Charade”も収録。
Jazz Kvintet 60 / Vacker flickor
Finn Mickelborg's Quintet / Bennie's groove
Erik Moseholm, Bent Axen & Peter Wissing / Hilsen fra Peter
Finn Savery / Night and day
Louis Hjulmand Quartet / Opbrud
Bent Jaedig / B's Waltz
Max Leth / Taboo
Cy, Maia & Robert / City Blues
Sahib Shihab / Charade
Bjarne Rostvold / Folk music
Pedro Biker / Wives and lovers