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頑張れ飲食人!外食産業!コミュの今、僕らにできること。

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3月11日の発生した、東北地方太平洋沖地震は、かなりの被害を出しました。
発生から、3日経った今も被害の全様も把握できず、救済もままならない状況です。
被災地にいる多くの人たちにお見舞いを申し上げるともに、出来るだけ早い復旧復興をお祈り申し上げます。

関東地方では、節電を呼びかけており、計画停電も実施されています。
今、被災地でない、僕たち飲食人に出来ることは何でしょうか?
少し考えてみたいと思います。

計画停電が行なわれる今週あたりは、外食を控える人も多いと考えられます。
また宴会やパーティーは自粛の方向へ傾いています。
関東のコンビニやスーパーでは、我先に保存食を買い込もうと、冷凍食品やインスタント食品、レトルト食品、缶詰が大いに売れております。
本日、株価は1万円を切り、円は高騰しました。
災害時の一時のものであればいいのですが、不況真っ只中の大デフレ時代の現在、日本はこのまま景気回復するとは考えにくいです。

何が言いたいかと申しますと、今は全力で世界全体で、東北地方の救済を行なわなければなりません。
被災地の皆さんが安心して生活が出来るようにすることが最優先です。
ただ、私が飲食人として考えたいことは、関東や関西などの大都市圏で、外食の力が弱まってしまっては、東北地方で生産がはじまっても、購入する力が飲食店舗になくなってしまわないかということです。

災害前の国内の食品などは、デフレの影響で大きく買い叩かれていました。
東北地方から仕入ができない現在、安い外国食品の使用は致し方ないと考えます。
弊社が運営しているカフェでも、業者から乳製品の仕入が滞りそうな通達がきました。
生ものですから国外品という訳にはいきませんが、当然、仕入先を探さなければなりません。
また、災害前に議論になっていたTPPの問題もあるでしょう。
東北地方が復興したときに、商品競争力はあるんでしょうか?

私は、出来るだけ、東北地方のお米や野菜、肉、魚介類を仕入れて、飲食店舗やスーパーで販売することが、本当の復興へ繋がるのではないかと考えています。
もちろん、今そんな議論は時期尚早であり、不謹慎なことも承知です。

おせち問題で話題となったグルーポンのような、共同クーポンサイトをご存知の方も多いと思います。
一時のブームとはいえ、デフレの象徴のような現象でした。
飲食店舗が藁にもすがる思いで、50%offのクーポンを発行し、赤字覚悟で営業をする。
当然、利益は生まれず、従業員の給料は上がりません。
そして、仕入業者を買い叩くのです。
デフレ社会の負のスパイラルです。

消費者は安くて良いものを追い求めます。当然のことです。
それは、しょうがないことです。
日本の外食産業は、すでに弱りきっています。
東北地方の製品を購入できる力が、今後戻るか心配です。

そこで勝手ながら、お願いがあります。
もう少し落ち着きを取り戻したら、余裕のある方は、変に外食を自粛することはやめてください。
頑張って営業する店舗を非難することや、外食する人を非難することもやめてください。
この時期、歓送迎会を行なうことも多いと思いますが、ぜひ開催してください。
外食業界で生計を立てているパート、アルバイトさんも沢山います。
出来るだけ仕事を与えていただきたいと思います。

外食が力強く営業できれば、美味しくて安全な国産食材を必ず買います。
そして国内の自給力を回復させると思います。
飲食業に従事の皆さまにおかれましては、日本の食文化は大きく変わりはじめてしまっていることを理解しながら、長い目で東北地方の食材を待って頂きたいと思います。
それが、今僕ら飲食人が将来へ残せることではないでしょうか。

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