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■危機管理@放射能情報倉庫コミュの幼い子どものいるママたちへ

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何度かつぶやいた件なんだが、

バトルもようやく「マトモな議論」となってきたので、今一度「放射能への感受性の強い子どもの被曝の危険性」について言及した部分を記しておく。

出来るだけ多くのお母さんたちに「原発事故の放射能汚染による低線量環境下」が幼い子どもにとっていかに危険であるかを再認識して欲しい。


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Ackeyくん(京都大学原子核工学助教)の日記より
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(一連のバトルや荒らしどもの邪魔があって)



JUN2012年02月12日 03:44

また素人の解釈ですが、
ここのみなさんの仰っていることってあまり変わらないんじゃないですかね。

科学かどうかは判りませんが、
「大丈夫」なはずだった原発が一夜にして(昼でしたが)あんな事故になってしまったことも事実だと思います。

そしてnaka-takeさんから見せてもらった中にも
「現時点では」とか「調査の進展による見直しが必要」、「おおざっぱには信頼できる、ただし不確かさが伴う」、「1人1人の相違までは考慮されていない」、「リスク評価の方法を改善する努力は続けるべきだ」など現在の科学(いや、この言い方が正しいか判りませんが)で完全には判ってないことや修正、更新の必要性などは書かれてましたし、Ackeyさんも「はっきり断言できるデータがまだない」とし同じようなことを仰っていた気がします。

確率は低い。
でも10万人のうちの健康被害がでる5人が自分や家族である可能性もある。
そういう今分っている情報の中で、あとは自身でどう判断するか。
だと思っています。
(Ackeyさんも仰ってましたが)今の放射線のリスクと今の生活を変えるリスク。
放射線量もそれぞれ違いますし、生活を変えられるかもまた同様でしょう。

オークションで買った2つの計測器とにらめっこしながら状況の変化に注視しつつ、
ニュートラルな状態で考えていきたいと思います。

みなさん今後もいろいろ教えてください。



酋長

酋長2012年02月12日 04:41 削除
>JUNさん

良いコメントだったので少しだけコメントします。

被曝に関する危険性に「道義的見地」を加えた良い見解ですね。

ただ事故原発も収束せずに放射能を放出し続けている現状、全国的に地震が活性化している現状においては、その見解に「危機管理の観点」を加えて考慮、判断する必要があると思われます。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62263134&comm_id=5524954

それと、

放射能汚染や被曝の危険性に「道義的見地」や「危機管理の観点」を加えて考慮、判断出来ないままに「汚染地域の復興」「汚染地域の食品を食べよう」などと訴えている安全厨には何を言っても無駄ですよ。



Ackey2012年02月12日 14:19
JUN さん
こちらがコメントする直前にコメントされていたのですね・・・

naka-take2012年02月12日 04:55
のコメントが概ね私の言いたいことを代弁して下さっていると思います。

検出器についてですが、μSv/h 単位で表示はされてはいても、実際には原理的に実効線量を評価することは出来ない検出器が多数あります。ですので、まあ、相対的に評価して頂ければよろしいかと。

「10万人のうちの健康被害がでる5人が自分や家族である可能性もある。 」ですが、なかなか本質を突いていると思います。

酋長さんの話とも関連しますし、だいぶ上の方に既に私も書いていますが、紫外線によるDNAの損傷すら修復できず、皮膚ガンになってしまう人が居ます。遺伝的な病気なのですけどね。

これは極端な例にしても、人によって放射線への感受性は異なります。また発がんはかなり確率に左右されます。だからこそ、同じ線量を被曝しても発がんしたりしなかったりと、統計的な拡がりを示すわけです。

その裾野を切り捨てるのか、という話ですが、心情的、人情的にはゼロである方が望ましいことは当然なのですが、残念ながら公衆全体への他のリスクも考慮して、相対的に判断するしかない、というのが私の結論です。

良く分からない、というのは、低線量率の状態では現在取っている LNT仮説よりも影響は小さい可能性がある、ある一定以下の線量率ではほぼ影響が見られないのではないか、という可能性もあったりするのですが、良く分かっていないから、一番影響が大きい状態での最悪のシナリオを考えて評価しましょう、というのが現在の考え方です。



Ackey2012年02月12日 14:39
酋長さん

「同線種同線量なら影響は同じ」



「セシウムとカリウムの比較においてはその崩壊方式や半減期の違い、起源としての天然と人工の違い=人類の適応の差によってセシウムの脅威の方が遥かに大きい」

の間をつなぐ考え方としては、

現在の実効線量計数が間違っているため、
その影響 = 実効線量がそもそも間違っている

とお考えなのでしょうか? 違っていたらご指摘下さい。

半減期は K-40 の方がはるかに長いですし、
化学的性質はほぼ同様なため生体への分布はほぼ同様、
放出する放射線は
K-40 β- 1.312MeV 89.3%, γ 1.461 10.7%
Cs-137 β- 0.514MeV 94.4%, 1.176MeV 5.6%, γ 0.662MeV 85.1%
でどちらもβ/γ核種で、γ線のエネルギーはK-40の方が大きい(放出確率は小さい)

のですが、どのようなファクターで Cs-137 の脅威の方が遥かに大きいという結論が導かれるのでしょう。

人類、というか生物は、放射線に対抗して様々な進化をしてきたことは確かです。驚くほど精緻な仕組みでDNAの損傷を修復し、修復しきれない場合はアポトーシスにより自爆、さらに人類の場合はテロメラーゼの不活性化で無制限な細胞分裂を防いでいたりします。

が、あくまでも放射線に対する防衛であり、特定の核種に対する対応ではありません。



酋長

酋長2012年02月12日 16:21 削除
>Ackeyくん

やっとマトモな話しになりそうだね。

オレは原子力は専門じゃないので、個人的には線量に対しての人体のへの影響は天然も人工もそれほど変わらないと考えてる。細胞への影響は多少の線量の上下よりもその核種の特性と生体への照射時間の方が問題となるし、生体に影響する環境汚染も均一の汚染ではないから、「線量だけで判断しようとしても影響特定できない」が個人的見解だ。

医学的には、被曝の影響は「DNAや細胞の修復、再生の余地があるかどうか」が問題となるから、天然核種の場合にはそのための核種利用や排泄の能力によって「適応度」は多少の個体差があってもほぼハッキリしているが、人工核種においては進化の過程において生体はそれを利用することは全く無く、また排泄能力も個体差が大きく出てくると考えられる。

いわゆる天然核種は、生体はその影響を「修復、再生時間を自ら生み出すこと」によってパターン化出来ているが故に「例え放射性同位体であっても利用する」という進化を遂げてきているが、人工核種においてはその核種の生体認識も含めて全く適応できていないが故に、その影響に対して「修復、再生の余地の取り方が対応できない可能性が高い」と言える。

故に人体の被曝の影響は、よほど線量に開きが無い限り、核種の線量よりも「その核種への生体適応とその個体差」が被曝障害発症の重要なファクターとなる。

>現在の実効線量計数が間違っているため、
>その影響 = 実効線量がそもそも間違っている

実行線量係数が間違ってるかどうかはオレには解らないが、「実行線量係数から割り出された被曝の影響から考慮された基準値」と「被曝障害発病の実情、被曝による死亡者の累積線量」には「被曝基準値が安全とは言い切れない要素が多々ある」というのが良識ある医学関係者の考えであり、それは基準設定の政治的な背景からも十分疑う余地がある。

従ってオレは、その専門分野においての研究従事者は「現在の数値を鵜呑みにせずに、被曝障害発症や死亡例を中心に据えて係数や基準を疑い、試算し直す必要性があるんではないか」と言っているんだよ。

>良く分からない、というのは、低線量率の状態では現在取っている LNT仮説よりも影響は小さい可能性がある、ある一定以下の線量率ではほぼ影響が見られないのではないか、という可能性もあったりするのですが、良く分かっていないから、一番影響が大きい状態での最悪のシナリオを考えて評価しましょう、というのが現在の考え方です。

君がそうでも政治家や官僚、御用学者は違う。

原発建設の議論においても活断層の存在を無視して「地震は起きない」と決め付けたのは有名な話しだが、常に「良く分からないから一番影響が小さい状態でのシナリオに従って評価し、対応する」が御用学者と官僚と政治家の基本的な考え方であることは、「児童の被曝限度量20ミリ引き上げ」においても「昨年の冷温停止宣言」においても周知の事実だ。

これは官僚主導の国家運営においては、その全てのデータから「道義的見地、危機管理の要素」を排除した「見て見ぬフリ対応」が基本にあるからであり、住民避難の基準も被曝基準の引き上げも冷温停止宣言も原発推進も復興の御旗もその全ては「人命尊重」ではなく「税収確保」が根本的な判断基準となっているからだ。



Ackey

Ackey2012年02月12日 18:16
ようやく少しずつ何を仰りたかったのか分かってきました。
# 急に丁寧になったので多少戸惑っていますが(^^;

「線量だけで判断しようとしても影響特定できない」というのは、実はその通りです。
線量率の影響を外して考えていますし、一般には全身に対する実効線量で議論されており、
特定の臓器に対する等価線量の評価は全発がん率の影響より小さいわけでよりはっきりしていません。

が、それほど大外れではなく、特に今回の事故で放出されている Cs-137 に関しては全身に分布し、β/γ核種であるため、これまでの知見から十分議論できると思います。

排出の話に関しては、放射性核種であれば簡単に調べることが出来ますから、かなり正確なはずです。実効線量計数は、この実際の放射性核種の場合での排出速度を元に計算されています。まあ、かなり人によって違うのは確かですから、どういった条件でのどういった値を元にしたのか、という元ネタがないと判断が難しいのですが、このあたりは保健物理学会などで常に議論されていると思います。
思います、というのは細かい条件まで行くと、私も保健物理の専門家ではありませんから、いきさつまでは分からないという意味です。

おそらく最も主張したかったであろう点が、
「実行線量係数から割り出された被曝の影響から考慮された基準値」と
「被曝障害発病の実情、被曝による死亡者の累積線量」には
「被曝基準値が安全とは言い切れない要素が多々ある」
という点なんだろうと思います。

天然、人工の話が片付いたらこちらに議論を移したいとは考えておりましたが、
なかなか先に進まなかったもので。
いや、逆に、
"実効線量から推定される影響よりも人工核種による被害が大きい事例があるから、
そもそもの実効線量の推定が間違っている"
と考えておられるのかも知れません。

しかし、現在の線量と発がん率の関係は、原爆などでの人工核種からの大量被曝のデータを元に求めた物です。それ以外の医療事故などのデータも入っていますし、現在の医療照射はこの仮説を元にリスク評価が行われていますが、膨大な患者数に対して今のところ問題は起こっていません。

それから天然核種といえども、ほぼ一定量が体内に存在するK-40と異なり、ラドンの娘核種の量は、地域、住環境によって大きく異なります。実際に地下室で採取したことがありますが、とんでもない量が溜まっていたりします。(以前の日記: http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1767978036&owner_id=8261539
鉛、ビスマス、ポロニウムといった核種はどう考えても生体で必要な元素ではありませんし、肺胞に吸入されると排出は非常に困難です。まあ、寿命が短いんですけどね。その代わりずっと吸入し続けるわけで。
これらの核種から被曝する量の地域による変動は、今回の事故で被曝する量よりも大きいのではないか、というのが元のコミュの趣旨でしたね。

結局、我々は非常に低線量で影響が出たという報告が疑わしい、と考えているわけです。
政府、御用学者の報告が信じられない、と仰るように。
でも、仰るように疑ってかかって見直す、洗い直す、という努力は当然今後とも必要でしょうし、
言われなくてもやっているはずです。


最後に、行政側がいい加減なのは多分みんなそう思っています。
官僚側が硬直化しており、よりベターな方に見直すと言うことをしようとしませんでした。
ただこれにはサヨク側の、0か1かという極端な安全性の論じ方で、対策すると言うことは今まで安全じゃなかったんじゃないか、というやり口に端を発していると考えます。
そうなると役人は事なかれ主義ですから・・・
まあ、このあたりの話は本筋ではありませんのでこのぐらいにしておきます。




酋長

酋長2012年02月12日 19:34 削除
>Ackeyくん

正直言って原発事故や放射能汚染がない平時であれば、君の言ってる事にほぼ異論は無い。だが現在の日本は「世界最悪レベルの原発事故と放射能汚染」という有事にある。


保険物理に関するデータも係数や基準値同様であり、医療被曝に関しても最新の医療機器導入という観点を重要視した基準であるために「放射線技師がその取り扱いを少し間違えば障害発病の危険がある」という事実がある。

それと天然のラドンの娘核種に関しても、その存在分布そのものが「どこにでも存在するもの」ではなく大きなバラつきがあり、人間がその存在に気づきさえすればその危険から距離を取ることは容易であることから大きな危険とは言えない。


またベトカウ効果にもあるように生物のDNAや細胞膜というのは、天然放射能への適用から「短時間の放射線照射」に対しては、照射後に修復、再生の機会さえ取れれば十分耐えうる能力を持ち、また君が言ってるように重篤な損傷については自爆という手段も取る。

いわゆる放射線によるDNAや細胞損傷において問題なのは「損傷したままの細胞分裂」であり、そういう状態に至る最大の要因は線量の高低ではなく「長期的にDNAや細胞が放射線を受け続けること」であり、この状態が損傷したままの細胞分裂に直結することだ。


ラドン温泉が治療効果を発揮するのは「長期的被曝」ではないからだと考えられている。


「高線量の被曝」が危険なのは多くの人間も理解しているだろうが、個人的には「低線量の長期的、継続的被爆」「昼夜を問わない常時低線量被曝状態」という条件下、環境下の方が「DNA、細胞損傷⇒被曝障害へと発展」という結果に陥り易いと考えている。

「代謝が激しく、成長著しい子どもほど放射能の感受性が高い根拠」もここにあり、また現在の原発事故による環境汚染は、代謝が激しく、成長著しい、細胞分裂が盛んな子どもにとって最も危険な「長期的な低線量被曝状態」を生み出す環境と著しく合致している。


「文部科学省の子どもの被曝限度量20ミリ」「子どもを年間1ミリ以上の地域から避難させない政府対応」がキチガイ沙汰である根拠もここにあり、オレが「現在の線量では今の生活環境を捨ててまでの必要性はありません」と言う無責任さに抗議する理由もここにある。


幼い子どもを被曝させてはいけない根拠
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=63152220&comm_id=5524954
チェルノブイリハート
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=64801685&comm_id=5524954
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=62589435&comm_id=5524954

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