名も無き者たちからのメッセージコミュの皆既月食の日によせてのメッセージ

今宵　満月　皆既月食

あの月のエネルギーを感じるかしら

月が見えない土地であっても感じるはず

そなたになら

届くであろう

あなたたちなら

届いてるでしょう

我らがどれほどの決意を込めて

今宵　月を通して

そなたに訴えているのか

わたしたちがどれほどの祈りを込めて

今宵　月を通して

あなたたちに届けているのか

子供が体に悪そうな着色したお菓子などが好きなのは

バカだからじゃない

子供たちは　色のエネルギーを食べているのだ

色そのもののパワーを体内に取り入れてるのだ

あなたも出来るでしょう　もうやり方を忘れてしまったとしても

それでも

あなたの内側の火は　消えることがなかった
あなたに護られた炎は誰にも消すことができなかった
あなたが守り抜いた炎　今こそかかげ　聖火となれ

それでも

あなたの内側の水は　流れ続けた
よどむことあろうとも　枯れることあろうとも
こんこんと沸き出でる泉がほんとうに死ぬことはなかった

それでも

あなたの内側の風は　吹くことをやめなかった
風が吹くのには　いつだって理由があった
誰にも止めることなどコントロールすることなど出来やしなかった

それでも

あなたの内側の土は　経験により地層を増した
豊かなる土壌を化学物質で汚してしまったのは誰　しかし　いつだって
無意識に自己治癒力という神によりあなたの土は掃除され丁寧に耕されてきた

それでも

あなたの内側の光は　消え絶えることは無かった
どんなに絶望に染まった時であっても　
針の先ほどの光がちゃんと見えていたから　今あなたは生きている

それでも

あなたの内側の闇は　闇であり続けた
種を休ませ育てる場所として　安らかな休息として
無理に闇を排除しようとした時にも　消え去りはしなかったでしょう

それでも

あなたの内側の愛は　称え続けた
いつでも　どんなときも　なにをしても　なにを思っても
あなたは愛される価値があるのですよと　あなたに向かって叫び続けた

それでも

あなたの内側の核は　存在し続けた
誰かにコントロールされた時期であっても恐怖に支配されていた時期でも
自分のオリジナルは個性はちゃんと存在するのだと
そして　それは　輝かしいものであるのだと訴えていた

それでも

あなたの内側の永遠は　最初からそこに在った
それをなんと呼べばいい　無条件の愛　祝福　祈り　歓喜そのもの
消えるはずがない　消えるはずがなかったのだ　だからこそ永遠なのだから

祈りなんて何も特別なことなんかじゃない

太陽の輝きに目を細めること

月の満ち欠けに懐かしさを感じること

風が肌に触れるのを感じること

水辺に足を浸すこと

川の流れに物思うこと

地平線を眺めること

そんなことがすでに祈りなのだ

ゆっくりと歩いてみたかった　ゴールをなるべく先延ばししたかった

終わってしまうのがイヤだった　今　こんなにも長く感じるような

生き方ができている　人間として　細かい悩みにさえもじっくり向き合える

人間の歴史　侵略したり侵略されたり　あっというまに死んでしまうことも

多かった私たちが　今　やっと　こんなにも長生きできている

癒やせなかったことが　たくさん浮上するのは当たり前でしょう

魂の歴史がどれだけ多いことか　なんとなく感じるでしょう

あなたたちは深い海の底の底の力をまだよく知らない

地球の中心部の核の力をまだまだ知らない

空の彼方　広がる宇宙の力のことも

どれだけ惑星全体　銀河全体　宇宙全体が地球に注目しているのか

どれほどにサポートしているのか　サポートされているのか

どんなにあなたたちが地上で悲劇を繰り返しても

地球の核まで破壊することは出来ない

地球の核は簡単に傷ついたりしないのです

もっと信じなさい　地球の底力を

地球の自己治癒力を

あなたたちが「地球を救う」なんて上から目線で言うことなんかじゃない

あなたが　あなたであることを証明すればいい

あなたが　あなた自身であることを　証明すればいい

生きる目的なんて　それだけかもしれない

人生の目的なんて　それが全てかもしれない

あなたはいつから　そんなに鈍くなってしまったの　

不幸な人が立ち上がる姿に　やっと目が覚めるようになってしまったの

体が不自由な人が頑張ってる姿に　やっと励まされるようになってしまったの

あんなに繊細だったのに　自分の小さな嘘にもあんなに心を痛めていたハズなのに

感受性を取り戻して　感情が無いロボットを目指さないで

過度に期待するから裏切られる

都合のいい結果を求めるから得られない

コントロールしようとするから思い通りにならず傷つく

期待せず結果求めずコントロールしないことが　自由である

晴れの日ばかりじゃない
曇があるからこそ朝焼けは夕焼けはあんなにも美しい

土砂降りの日があるっていうのに
あなたに土砂降りのような気持ちの時が無いなんてありえないのよ
雷の日があるっていうのに
雷のような強い気持ちが激情が存在しないなんてありえないのよ

あなたの内側がずっと晴天であるならば
あなたは祈らずにはいられない
土砂降りも体験させて下さいって
雷も見せて下さいって

強烈な出来事を　不幸と呼ばれるものでもいいから
味わってみたいって　傷ついてみたいって
そして超えてみたいって

そんな貴重な体験を知りたいって
あなたの魂は叫ぶことでしょう

ひどいことしたらダメだよって頭を撫でて

でも　ひどいことしても君は悪くないと言って

ひねくれててもバカだなって笑って

ひねくれててもそれが本心じゃないって分かって

悪いことしたらダメだよって叱って

でも　悪いことしても君はいい子だよと言って

あなたは何を信じるの

どんな神を信じるの

あなたの神は　礼儀作法を間違えると怒るような神なの

神と呼ばれるような存在がそんなことで怒る訳ないじゃない

あなたの神は　いいか悪いかだけで裁くような神なの

そんなことしか出来ない存在なの

ああ　よかった　あなたに死ぬ勇気がなくて

よかったなあ　あなたの過去の恋人のおかげであなたがこんな性格になって

あなたは地球をあきらめようと思った

でも　あきらめられなかった

あなたは海をあきらめようと思った

でも　あきらめられなかった

あなたは山をあきらめようと思った

でも　あきらめられなかった

　あきらめきれなかった

戦いの向こうに何を見た

悲しみの向こう側をちゃんと見て

怒りの向こう側に何がある

悲しみの体験をするだけが目的じゃない

怒りに震えるためだけの出来事なんかじゃない

あなたはそこから何を受け取ることが出来るのだろう

あなたはそこからどの道を選んでゆくのだろう

いつでも向こう側がある

遠くに光るものがある

どんなに暗いとこからでも

遠くには一筋の光明が指す

今宵　満月　皆既月食

あの月のエネルギーを感じるかしら

そして

今日のように特別な日でなくても

いつでも太陽や月や風や火や水や

あらゆるものを通して　

わたしたちの全てを

あまねく注いでいますよ

もっと受け取って下さいね

　　永遠を込めて