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東日本大震災記録コミュの240、東日本大震災:温かい食事、まだ3割 暖房不足は5割

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2011年3月31日 21時7分 更新:3月31日 21時46分

 東日本大震災は4月1日、発生から3週間を迎える。約17万人が避難生活を続ける中、岩手、宮城、福島3県の避難所29カ所(避難者計7941人)に毎日新聞が30〜31日にアンケートしたところ、暖房が十分は55%、燃料が十分は34%で、温かい食事が3食取れるは34%にとどまった。490人以上が病気を抱え、5人が避難後に死亡したことも判明。被災地は4月上旬も寒さが続く見込みで、3週間たっても支援が十分には行き届いていない実情が浮かんだ。死者は1万1532人に上り、1万6441人が行方不明となっている。
 20日に同様のアンケートをした3県の避難所33カ所のうち、統廃合されたところなどを除く29カ所で、運営責任者に改めて状況を聞いた。内訳は岩手12カ所、宮城9カ所、福島8カ所。
 暖房が十分な避難所は16カ所。燃料が十分にあるのは10カ所にとどまり、「ない」が3カ所あった。温かい食事が3食取れるのは34%。少なくとも1食は45%で、21%は何日かに1食しかない。日用生活品が十分なのは45%。電気は86%の避難所が使えるが、水道は38%、ガスは45%で使えていない。
 医薬品が十分ある避難所は20日時点で6%だったが、今回は62%に増えた。しかし、35%は必要な人全てに薬を渡せる状態になく、岩手の1カ所は現在も「全くない」。17カ所に少なくとも490人の病人がいる。
 アンケート対象の避難所にいる65歳以上の高齢者は少なくとも2085人だが、全体の半数以上を占める避難所が8カ所あり、「ほとんど」と答えたところもある。また、2カ所で計5人が避難後に死亡。内訳は、老衰2人、夜中に体調が急変したのが2人、持病の悪化が1人だった。
 避難生活の長期化などで精神面に変調を来す避難者も少なくないとみられるが、避難所で「心のケア」をしているのは62%。専門機関を紹介するのが17%で、対応できていないところも17%あった。
 避難所の使用期限は6カ所が「期限なし」の一方、12カ所は「未定」。「学校再開まで」「自治体の判断」「水道復旧まで」が1カ所ずつあり、4月中旬に教室から体育館へ移る中学校もあった。
 気象庁は31日、4月2日から少なくとも7日ごろまで、平年より気温が低い状態が続くとして、東北地方に「強い寒気に関する気象情報」を出した。晴れる日が多いが、最低気温は3月上〜中旬並みとなり、場所によっては氷点下まで下がるという。


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