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東日本大震災記録コミュの67.東日本大震災 震災報道、子供の心理に影響 親が声かけ、不安取り去る工夫

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 東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」と注意を呼びかけている。

 「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から先生のそばを離れなくなった子、1人でトイレに行けなくなった子や、ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。安心させるような対応を心がけている」

 認定こども園「あいゆう園」(茨城県龍ケ崎市)の大越和美主任は震災以降、園児たちの心の変化に気付き始めているという。

 筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、という母親から話を聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、テレビの映像もよく見せていた」。

 こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、『死んだら会えないんだよ』などと話しかけたりする。震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。

 平成7年の阪神大震災後、徳田教授のグループがニュース映像を見た幼児を調査したところ、被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。

 中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。

 幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、悲惨な映像をなるべく見せない▽親がテレビを見る時には近くにいて、「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる−などを挙げる。

 徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、悪影響の方が大きい。不安を取り去るよう工夫してほしい」とアピールしている。(草下健夫)

産経新聞 3月20日(日)7時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000103-san-soci


  (以下心理士さんから教えてもらったサイトを紹介します。)

●『もしものときに・・・ 子どものこころのケアのために』(16ページ)
http://jpa.umin.jp/download/kokoro/PTSD.pdf
・幼年期、小学生、中・高校生別に分けた理解と対処の仕方。
・子どもに見られる反応と、大人に出来る支援の仕方が具体的に説明。
・他には、大人のセルフケア、専門家の援助が必要な場合の判断の仕方など。

●『トラウマの理解と心のケア』(2ページ)
http://kokoro-osaka.jp/info/crisis/ptsd.pdf
・PTSD、トラウマ反応、回復に役立つこと、周囲の人への助言など。
・短く分かりやすいので、ゆっくり情報を読めない人に最適。

●『子どものトラウマと心のケア』(2ページ)
http://kokoro-osaka.jp/info/crisis/ctrauma.pdf
・PTSD、子どものトラウマ反応と各年齢によるあらわれ方、対処の仕方など。
・短く分かりやすいので、ゆっくり情報を読めない人に最適。

●『災害時の「こころのケア」の手引き』(20ページ) 
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/video/leaf/files/saigai.pdf
・被災地における支援者用の情報のわかりやすいまとめ。
・被災された方用に、大人、子ども、高齢者別に、ストレス反応症状、対処の仕方、など。
・支援者自身のストレス反応とその対処の説明など。
・支援者および被災者にも役に立つ、わかりやすく書かれたガイド。

●『こころの健康通信<臨時号>』(1ページ)
http://kobaken-shizuoka.cocolog-nifty.com/blog/files/kokoro.pdf
・ストレス反応のまとめと、リラックスの仕方の教示。
・中学生以上ならば、子ども本人が呼んで理解・実践できる作り。
・簡単に出来るリラックス法の図解あり。

コメント(4)

「心のケアが課題」日赤大阪府支部の医療チーム 仙台から帰阪
2011/03/15 21:42
【東日本大震災】

 「日がたつにつれて心のケアが課題になる」。東日本大震災が発生した直後の今月11日夕方に大阪を出発し、仙台市で被災者を診療してきた日本赤十字社大阪府支部の第1次救護班の医師らが15日帰阪し、大阪市天王寺区の大阪赤十字病院で会見した。同支部は入れ替わりで第2次救護班10人を派遣、今後は被災者の心のケアが課題になるとみて数カ月に及ぶ支援活動を検討している。

 第1次救護班は医師と看護師、支援員ら12人体制。伊丹空港から飛行機で山形県に入り、車で仙台へ向かったが、途中、高速道路が一部損壊していたために到着が遅れ、当初予定していた2泊3日の行程を4泊5日に延長したという。

 現地では宮城県庁前に仮設診療所を設け、自力で避難してきた軽症患者を治療するとともに、仙台市青葉区や若林区の避難所20数カ所を巡回し、診療した。

 救護班の山崎順久医師(32)によると、避難所に逃げてきた人たちは日に何度も起きる余震や家族と連絡を取れないことに大きな不安を募らせており、時間が経過するにつれて心のケアが重要になりそう、という。

 仙台市内のライフラインは水道や電気に大きな問題はないが、灯油など暖房器具の燃料が不足。毛布1枚では夜も寒くて寝られない状況が続いている。

 きょう16日からあす17日にかけて最低気温が氷点下になるなど厳しい冷え込みが予想されており、睡眠不足から疲労が蓄積し、体力のない高齢者を中心に風邪やインフルエンザが流行することが懸念される。

 また、出張で仙台へ来たサラリーマンらが帰宅のめどがたたず、糖尿病や高血圧といった持病の薬が足らなくなる状況も生まれており、物心両面の支援体制の確立が急務となっている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/496669/
気力失う避難住民も「精神的ケア必要」と医師
2011/03/18 08:51
【東日本大震災】

 約6千人が避難生活を続ける岩手県大槌町。薬や医療器具がほとんどない厳しい環境で、地元の医師らは体調が悪化した住民の治療を続ける。中には気力を失っている人もおり、精神的なケアが求められている。

【東日本大震災】(3月13日) 避難…
原発20キロ圏の避難本格化 対象者8…
 避難所になっている体育館で、けが人の手当てに駆け回る外科医の佐々木達哉さん(53)によると、当初は津波に巻き込まれた人が多く運ばれたが、服を脱がせて温めるのが精いっぱいで、そのまま亡くなる人もいた。

 突然の避難で、日ごろ服用している薬を持ち出せなかったお年寄りも多い。避難住民の精神的なケアも課題だ。

 佐々木さんは「『生きていても仕方ない』と話す人もいる。悩みを聞いてあげたり、ケアをしたりする専門家が必要だ」と指摘した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/497398/
日本まるごと「伊達直人」に
2011/03/20 01:01

 「戦時中、都市部の住民を地方が受け入れてくれました。今度は逆」「大阪はしっかりとお迎えします」

 大阪府の橋下徹知事(41)は短文投稿サイト「ツイッター」でそう表明した。東日本大震災で各地の自治体は、被災者の一時的な避難でなく長期間の疎開のための受け入れ態勢づくりを急ピッチで進めている。

 ■生活資金支給も

 自治省時代に宮城県庁に出向し、地方課長などを歴任した兵庫県の井戸敏三知事(65)は19日、宮城県庁を訪れて村井嘉浩知事(50)を激励。「三陸と似たような所に来れば気分も晴れるのではないか」と、疎開先の候補地として淡路島を挙げた。

 佐賀県武雄(たけお)市は樋渡(ひわたし)啓祐(けいすけ)市長(41)や市議の自宅でもホームステイを受け入れる。「家は部屋が空いているから受け入れられる」という市民からのツイッターの書き込みが相次いだのがきっかけだった。

 島根県は疎開住民を受け入れる際、生活資金として1世帯当たり30万円前後を支給すると発表した。県は「住宅だけ用意して『どうぞ来てください』では無責任だ。布団や家具などの購入に充ててほしい」としている。

 福島第1原発の事故後、避難指示が続いている福島県双葉町は町民1000人以上をさいたま市のさいたまスーパーアリーナに集団避難させ始めた。福島県川俣町に移していた災害対策本部などの役場機能も一緒にアリーナに再移転する。避難区域内の自治体が役場機能ごと県外に移転したのは初めて。

 震災では多くの子供が両親を失った。子供は学校にいて無事で、両親とも津波で流されたケースも多い。

 鳥取県智頭(ちづ)町は、宮城県内の孤児を含めた子供の集団疎開を民家や風呂付きの公民館で受け入れる予定だ。また、厚生労働省が孤児の心のケアのため現地に派遣する保育士を全国で募ったところ、これまでに200人以上が応じる意向を示した。

 ■ツイッター投稿相次ぐ

 こうした中、忘れられていた「あの人」の活躍を望む声が上がっている。

 ツイッターで、各地の「伊達直人」に支援を呼び掛ける投稿が相次いでいるのだ。昨年末から今年初めにかけて全国に広がった「伊達直人現象」を被災地に向けて復活させようとする試みで、日増しに熱を帯びている。

 昨年末、前橋市の児童相談所前に漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」名でランドセルが寄付されたのをきっかけに、全国の児童養護施設や市役所などにランドセルなどが続々と届いた。

 ツイッターでは「今こそ被災地に伊達直人が登場すべきタイミングだ」などと毎分のように復活を呼び掛ける投稿が続いている。「不謹慎かなあ」とためらいながらも「『国民総伊達直人計画』だ」と訴える人もいる。

 タイガーマスクのエンディングテーマ「みなしごのバラード」が聞こえてきそうだ。

 「吹く風が冷たい時も 降る雨が激しい時も 眼をあげて明日に希望をかけたのさ」

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/497827/
小さな体に大きな不安=絵からピンク色消えた―被災児童、言動に変化・東日本大震災

 東日本大震災で被災し、避難所で暮らす子どもたちの言動に早くも変化が表れ始めた。突然泣く、怒る、はしゃぐ、無口になるなどさまざまだが、専門家は「子どもの心にいろいろな変化が起きても当然で、そこが出発点」と指摘している。
 大津波で壊滅的被害を受けた宮城県女川町。総合体育館で避難生活を送る阿部利恵子さん(31)は母子3人で暮らしていた家を失った。被災後、長女(4)は夜泣きがひどくなり、長男(7)も「うるさい」「あっち行け」など言動が乱暴になったという。
 千葉奈緒子さん(45)の三女麗奈ちゃん(4)も夜泣きが始まった。少しでも離れると「お母さん」と駆け寄ってくるなど、小さな体で大きな不安を抱えているのが見て取れる。届けられたぬいぐるみをもらった19日の夜は熟睡。最近は母から離れて友達と遊び始めたが、ぬいぐるみはしっかり抱いたままだ。
 石巻市の河北総合センターで暮らす高橋里美さん(26)の息子優斗君(5)は日中にお漏らしをするように。一緒に避難している祖父母も含め誰かがそばにいるよう注意している。先が見えない生活に自分も不安だが、「伝わらないように気を付けています」。
 「笑っているけど、本心は分からない」。津波で自宅が半壊し、仙台市若林区の七郷小学校に避難している女性(36)は、三女(9)の描く絵が「殴り書きで、ピンク色を使わなくなった」のに気付いた。絵にストレスが表れると耳にしたことがあり、カウンセリングに連れて行くつもりだ。兵庫県西宮市の小学校教諭として、阪神大震災や中越地震などで被災した子どもの心のケアに当たってきた神田英幸さん(62)は、「泣いて叫ぶという表現をすることで一つの壁を乗り越えたことになるが、心の傷のケアはまだまだ先」と指摘。周囲の親や先生に「子どもがどういう状態になっても認めてほしい」と求めつつ、「大人もつぶれないよう余力を残してほしい」と話した。

時事通信 3月22日(火)17時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000111-jij-soci

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