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陰陽師‐平安妖絵巻@式神大図鑑コミュの【イベント】朱刻む鬼草子〜前編〜:エンディング

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**--**--**-- 【FLASH】 --**--**--**

茨木童子を見つけた!!

茨木童子
「うぁぁぁあああ!」

カイナ
「苦しいって言ってる!
助けてあげて!!」

酒呑童子
「暴れるんじゃねぇよ!
おい、陰陽師しっかり押さえてろよ」

茨木童子
「うっ…わ、私…
あの勾玉が入ってきて、それから…」

酒呑童子
「おい、それ以上喋るな!」

茨木童子
「情けない、な…
お前が他の鬼の派閥に遅れを取るわけがないと、」
「四天王の童子達と私が居れば敵などおらぬと思って慢心していた…」
「お前の勘はよく当たる…
これが私の最期だと分かっていたのか」

酒呑童子
「…そうじゃねぇよ
何勝手なこと言ってやがる!」

カイナ
「どうしよう、腕から妖力がどんどん漏れてるよ…
このままじゃ消えちゃう」

茨木童子をこのまま消させるわけにはいかない…!

酒呑童子
「茨木童子!!
誰が勝手に死んで良いって言った!!」
「お前はこの大江山の鬼、酒呑童子の片腕だ!!」


茨木童子
「そ…そんな…かんざしの妖力を私に使ったのか!?」

あのかんざしに込められた力のおかげで茨木童子の腕が元に戻った!!

酒呑童子
「ちっ…
手間かけさせやがって」
「あーあ、これで俺の権威の証が無くなっちまったな」

茨木童子
「す、すまない…私の為に…」
「これからはお前に絶対服従を誓おう!」

酒呑童子
「誰がそんなもん要るか
お前は今まで通り俺の副将として堂々としてろ」

カイナ
「お父さんは優しいんだね!
さすがカイナのお父さん!」

茨木童子
「…お、お父さん?」

酒呑童子
「勘違いだ!!
これはこいつが勝手に…!!」

カイナ
「お父さんはカイナのお父さんだよ?」

茨木童子
「へ、へぇ…そうか」

それにあの黒い勾玉
あれは自然にできたものでは無い気がする…
どうやらあやかしを凶暴化させるような力があるようだし

酒呑童子
「それなんだが、俺達の派閥争いの発端は鬼達の凶暴化なんだ」
「鬼達の派閥の中ではまだそういう奴がいなかったから集落を出るなって言ったんだ」
「それがあだとなっちまって仲間割れの挙句集落も潰されこの様なんだが…」
「それも俺が皆を納得させられなかったのが原因か」

集落を襲撃したのは本当に鬼の仕業なのだろうか…
ん…?鬼の争いの発端は鬼の凶暴化と分かっていながら、何故教えてくれなかったんだ?

酒呑童子
「ハァ?陰陽師にそんなこと言ったら全土に鬼の討伐令が出ちまうだろうが」
「まぁ、今はお前はそういう安易なことはしねぇだろうから明かして平気と思ったんだ」

茨木童子
「これからどうする?
私はまず四天王童子を集めたほうが良いと思うが」

酒呑童子
「そうだな、権威の証のかんざしと和鏡も集めるしかねぇし」
「集落もまた一から作り直さなきゃなんねぇな」

茨木童子
「おい、陰陽師俺の手助けをしたいって言ったな?
てめぇも手伝え!」

カイナ
「カイナもお手伝いするー!」

何だか大変なことに巻き込まれてしまった…
そう気づくのが遅すぎた



朱刻む鬼草子〜前編〜 完


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※--※--※--※--※--※--※--※--※

がまん顔 管理より

最後の 『「おい、陰陽師俺の手助けを〜」』 の台詞は茨木童子の台詞となってましたが
おそらく酒呑童子の間違いだと思われます。

※--※--※--※--※--※--※--※--※

次項有 朱刻む鬼草子〜前編〜 へ戻る
http://mixi.jp/view_event.pl?id=75829813&comm_id=5477033
 

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