陰陽師‐平安妖絵巻＠式神大図鑑コミュの【ｲﾍﾞﾝﾄ】朱刻む鬼草子～前編～：台詞5～25

　帳鬼-ﾁｮｳｷ-
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5：山の麓

**--**--**-- 【あらすじ】 --**--**--**
大江山で茨木童子と争っていた酒呑童子。
彼ならばこの鬼達の争いの原因がわかるかもしれない。
そこへ現れた酒呑童子の配下だった帳鬼が現れるが、彼は酒呑童子を見限ってしまう。
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**--**--**-- 【FLASH】 --**--**--**

酒呑童子
「おい、てめぇいつまでついてくるつもりだ？」

いつまでと言われると…
鬼達の抗争の真相がわかるまでだろう

帳鬼
「よう酒呑童子の旦那
人間とつるんでるなんて鬼の統領が聞いて呆れるよ」

酒呑童子
「好きでつるんでるんじゃねぇ
それよりてめぇ、なんで此処にいやがる」
「今日の見張り当番はお前だろうが
集落が襲われたらどうする」

帳鬼
「俺が何処に居ようと勝手だろ
だってもう旦那の派閥は散り散りになってんだから」
「今から他の鬼の派閥に仲間入りするのが賢い生き方ってもんだろ？」

酒呑童子
「…てめぇ！
集落にはまだ弱い鬼だって残ってんだぞ!!」

帳鬼
「おぉ、怖い怖い
まぁ今のあんたなんて威厳もくそもないからな」

この帳鬼という鬼は酒呑童子の仲間なのだろうか？
一触即発の雰囲気だ…

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10：山の麓

**--**--**-- 【あらすじ】 --**--**--**
集落の見張りの役割を放り出した帳鬼に怒った酒呑童子は彼を追いかけた。
帳鬼は酒呑童子の鬼としての権威を示す『かんざし』を持ちだしていたのだ。
鬼の権威の証を他の鬼の群れに引き渡されては酒呑童子の一派は不利な状況になってしまうだろう。
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帳鬼
「よう、酒呑童子の旦那。
あんたも焼きが回ったな？」

酒呑童子
「帳鬼!!俺の命令を無視して集落の見張り役を投げ出しやがったことを後悔させてやるぜ!!」

帳鬼
「くく、怖い怖い。
おっと、あんたの鬼の権威はここにあるんだったな？」

酒呑童子
「なっ、それは俺の権威の証…！」

あれが酒呑童子の権威の証…。
並みならぬ妖力を感じる。
帳鬼はあれを使って何か企んでいるのか？

酒呑童子
「そいつを返しやがれ!!」

帳鬼(★4)　との戦闘

帳鬼との戦いに勝利した!!

帳鬼
「ちっ、ここは退かせてもらうぜ」

酒呑童子
「待ちやがれ、帳鬼!!
くそ、権威の証を持ちだしやがって…！」

あのかんざしはそんなに特別なのか？

酒呑童子
「あれは俺と茨木童子、四天王童子で手に入れた特別な証なんだ。
込められている妖力も半端ねぇ…
って、何でお前にそんなこと教えないといけねぇんだよ！」

なるほど、酒呑童子にとっては大事な物なのか…。
取り返しにいこう!!

酒呑童子
「あ、あぁ…。
本当にお前、変な奴だな…」

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15：山の麓

**--**--**-- 【あらすじ】 --**--**--**
奪われたかんざしを取り返す為、酒呑童子と共に帳鬼を追うが、なかなか打ち解けてくれないのはやはり鬼と人との垣根のせいなのだろうか。
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帳鬼
「もう追いついたのか。
かんざしの妖力が強すぎてすぐ分かっちまうのか」

酒呑童子
「そのかんざしを返して貰おうか。
てめぇには過ぎた物なんだよ」

帳鬼
「そうはいかないな。
俺はこれを賄賂に別の鬼の集落に参入するんだからよ」

酒呑童子
「てめぇ…!!
恩を仇で返すっていうのか!!」

帳鬼
「はっ、恩だって？
俺は好きに暴れられる所なら何処だって良いんだよ」

鬼の派閥のことは良く分からないが…
それは酒呑童子の大事な物には違いないんだ。
かんざしを返して貰おう!!

帳鬼(★4)　との戦闘

帳鬼との戦いに勝利した!!

帳鬼
「やりやがったな…。
ふん、けどこのかんざしが俺の元にある限り、あんたに負ける気がしねぇな…！」

酒呑童子
「…かんざしの妖力で強くなってやがる」

帳鬼
「待てよ、これがあれば他の鬼の派閥に参加せずとも俺の力で新しい鬼の派閥も作れるな…」

帳鬼はそう呟くと去ってしまった…。
かんざしの妖力は強いのですぐに居場所はわかるが…。

酒呑童子
「くそ、どいつもこいつも目の前の力ばっかり見やがって…」

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20：山の麓

帳鬼
「ククク、力が漲るぜ」

酒呑童子
「おい帳鬼、悪いことは言わねぇ。
早くそのかんざしを返せ」

帳鬼
「何を馬鹿な事言ってるんだ？
そうだ、この力を示して『四天王童子』と茨木童子を仲間にしよう。
どうやら酒呑童子の旦那はあいつらに見限られちまったようだしな」

酒呑童子
「なんだとコラァ!!」

帳鬼に乗せられてはいけないが、かんざしを奪い返すには帳鬼と戦うしかないようだ。

帳鬼(★4)　との戦闘

帳鬼との戦いに勝利した!!

酒呑童子
「いい加減にしやがれ！
かんざしを使っても俺に勝てねぇようじゃ誰もお前に付いてこねぇよ！」

帳鬼
「くっ…今のあんたに言われたくねぇなぁ…。
いつもならがんがん攻めて相手を潰すっていうのに、随分丸くなったもんだ。
今度の鬼同士の争いだってあんたは一歩引いて様子見だなんて、らしくねぇんだよ！」

酒呑童子
「それは…」

帳鬼
「俺は俺のやりたいようにさせて貰うぜ」

帳鬼の言葉に酒呑童子は少し言葉に詰まったように見えた…。

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25：山の麓

**--**--**-- 【あらすじ】 --**--**--**
ようやく帳鬼を捕え、鬼の権威の証であるかんざしを取り返すことができたが、集落を守る主力の鬼が出払ってしまっていることが発覚した。
鬼同士の権力争いが起きている中、集落が無防備な状態であることはとても危険なことであった。
急ぎ、酒呑童子の集落へ向かうことになったが…。
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帳鬼
「今度こそ俺が勝つぜ!!
覚悟しな！旦那ぁ！」

酒呑童子
「あの野郎、かんざしの力に溺れてやがる！」

帳鬼
「ははは!!どうした!!
四天王童子や茨木童子が居ないと心細いか!?
まぁたかが人間一人連れてても仕方ねぇからな!!」

酒呑童子
「おい、陰陽師、てめぇも馬鹿にされてんだぞ!!」

自分のことはさして気にしていないが、明らかに帳鬼は酒呑童子を煽っている。
冷静に対処すべき…
そう言っている間に酒呑童子は帳鬼に殴りかかっていた。

帳鬼(★4MAX)　との戦闘

**--**--**-- 【FLASH】 --**--**--**

帳鬼
「くっそ…
腐っても鬼だな…」

酒呑童子
「誰が腐ってるだと!?
どうやらまだ痛い目にあいたいようだな！」

やめろ…！
それじゃ話が進まない！

酒呑童子
「人間ごときが俺に指図すんじゃねぇよ！」
「…ちっ、まぁ虎熊童子が居るから集落が襲われても簡単に落ちやしねぇか…」

帳鬼
「あー…
その虎熊の姐御なんだけど、先刻から姿が見えないんだ」
「酒呑童子の旦那と茨木童子が喧嘩し始めた時から集落を飛び出してってよ…」

酒呑童子
「…ンだと！？
なんでそんな重大な事を先に言わねぇんだよ！」

ということは今、酒呑童子の集落は…
酒呑童子、早く集落の様子を見に行った方が良いかもしれない

酒呑童子
「分かってらぁ!!」

その頃、鬼の集落では…

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帳鬼との戦いに勝利した!!

酒呑童子
「気が済んだかよ？
さっさとかんざし返しやがれ。
ついでに他の鬼達の様子も吐け」

帳鬼
「虎熊の姐御はさっき言った通り、集落飛び出して姿が見えないけど…
あぁ、星熊童子も子供連れて森に蜂蜜取りに行ったな。
金熊童子も熊童子も遠征からまだ帰って来てねぇよ」

酒呑童子
「金熊童子と熊童子はまぁまだ戻って来ないだろうな。
集落が危ねぇな…」

星熊童子、虎熊童子、金熊童子、熊童子…彼らが酒呑童子の配下の四天王童子だ。
のんびりしている暇はない。
主力の鬼である彼らが集落から出払っているとあれば、急いで酒呑童子の集落の安否を確かめなくては。

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