![ユルオフ★2024年[4月20]*今52名](https://logo-imagecluster.img.mixi.jp/photo/comm/83/66/5868366_143s.gif){kind=logo}
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コメント(61)
>>[3]
初めまして。土星人です（●＾o＾●）
私がタミヤ在職中に設計したチェリヤビンスクを製作して頂き、有難う御座います。
このキットは、現在、アーマーモデリングに連載を掲載している田村さんと設計致しました。製作していて気付いたかもしれませんが、砲身を水平にした状態で後ろに旋回させようとすると、防盾の下側が車体後部のエンジングリルに干渉して砲塔が廻りません(/o＼)
金型が出来てからこの事に気づき、田村さんからきつく叱られました。
歩兵が持っている対戦車ライフルも私の設計です。
この車両は、以前、1/48のモーターライズキットで「ボルガ」と言う名前で発売されていました。
初めまして。土星人です（●＾o＾●）
私がタミヤ在職中に設計したチェリヤビンスクを製作して頂き、有難う御座います。
このキットは、現在、アーマーモデリングに連載を掲載している田村さんと設計致しました。製作していて気付いたかもしれませんが、砲身を水平にした状態で後ろに旋回させようとすると、防盾の下側が車体後部のエンジングリルに干渉して砲塔が廻りません(/o＼)
金型が出来てからこの事に気づき、田村さんからきつく叱られました。
歩兵が持っている対戦車ライフルも私の設計です。
この車両は、以前、1/48のモーターライズキットで「ボルガ」と言う名前で発売されていました。
ノンナ嬢の愛車（但し、劇場版以降。TV版ではT34/85）としておなじみのIS-2ことJS-2（タミヤ1/48）。
幼い頃、プラモデル製作と共に戦車や軍艦等について勉強してT34やKVについては知りましたが、ISのことは知りませんでした。それから数十年、「ガールズ&パンツァー」でIS-2に出会いました。
何とタミヤ1/48ではJS-2が入手困難状態に！
そこで検索したところ、ヨドバシカメラに在庫があると判明して、直ちに注文。そしたら、半時間後に準備ができたとの連絡メール。
先に作ったタミヤ1/48のT34/76はパーツが細か過ぎて、ソ連戦車特有の手すりが折れたり紛失したりの失態続きでしたが、その反省を踏まえて今回は完璧に作れました。
タミヤ1/48はパーツの小ささもあって職人芸を要求し過ぎです。
履帯のたわみ具合に痺れます。
T34に続いてワイヤーが白紐なのは残念過ぎ。
一方、T34は（全体の造形美に比べて）主砲が無愛想でしたが、JS-2はマズルブレーキでドイツ戦車に劣らぬ美しさ（ちなみに、ソ連初のマズルブレーキ）。
また、T34は機能性の面で第二次世界大戦中、最も優れたものとされている割に主砲が余り下を向きません。でもJS-2は（�弦羸鐚屬筌┘譽侫．鵐畔造法坊觜讐爾泙覗世し發舛任�ます。
砲身を覆う庇も格好良いです。
マーキングは終戦目前のポーランドとベルリンとの非在ハイブリッド。
幼い頃、我らが74式は当時、世界最先端技術の粋で、デザイン的にも世界最先端に思えました。
でも、そのカブトムシ・デザインは40年も先に既にIS-2で完成の域に達していたことに気づかされました。
ティーガー�気�第二次世界大戦という短く異常な時代における徒花のような美しさを咲かせたのに対し、IS-2はその後の長い冷戦期という近未来を予測するスタンダード像を示すパイオニアであった、と思われます。
（続く）
幼い頃、プラモデル製作と共に戦車や軍艦等について勉強してT34やKVについては知りましたが、ISのことは知りませんでした。それから数十年、「ガールズ&パンツァー」でIS-2に出会いました。
何とタミヤ1/48ではJS-2が入手困難状態に！
そこで検索したところ、ヨドバシカメラに在庫があると判明して、直ちに注文。そしたら、半時間後に準備ができたとの連絡メール。
先に作ったタミヤ1/48のT34/76はパーツが細か過ぎて、ソ連戦車特有の手すりが折れたり紛失したりの失態続きでしたが、その反省を踏まえて今回は完璧に作れました。
タミヤ1/48はパーツの小ささもあって職人芸を要求し過ぎです。
履帯のたわみ具合に痺れます。
T34に続いてワイヤーが白紐なのは残念過ぎ。
一方、T34は（全体の造形美に比べて）主砲が無愛想でしたが、JS-2はマズルブレーキでドイツ戦車に劣らぬ美しさ（ちなみに、ソ連初のマズルブレーキ）。
また、T34は機能性の面で第二次世界大戦中、最も優れたものとされている割に主砲が余り下を向きません。でもJS-2は（�弦羸鐚屬筌┘譽侫．鵐畔造法坊觜讐爾泙覗世し發舛任�ます。
砲身を覆う庇も格好良いです。
マーキングは終戦目前のポーランドとベルリンとの非在ハイブリッド。
幼い頃、我らが74式は当時、世界最先端技術の粋で、デザイン的にも世界最先端に思えました。
でも、そのカブトムシ・デザインは40年も先に既にIS-2で完成の域に達していたことに気づかされました。
ティーガー�気�第二次世界大戦という短く異常な時代における徒花のような美しさを咲かせたのに対し、IS-2はその後の長い冷戦期という近未来を予測するスタンダード像を示すパイオニアであった、と思われます。
（続く）
今年最後の戦車として、T34/76（1943年式）を完成させました（タミヤ1/35）。
「花の75年組」として半世紀に渡って店頭に並び続けるロングセラー。
ロングセラーには訳がある、とは良く言ったもので、実際に手掛けてみて、改めて戦車プラモデルの歴史に残る傑作だと実感しました。
同じ花75のパンサー中戦車は初心者には辛い不親切なところもありましたが、このT34/76（43）は初心者にも自信持ってお勧めできます。
まず、T34/76自体が戦車の歴史上、不滅の傑作で、その歴史的意義と同時に造形美も堪能できる。
古い金型だけにバリはあるにもせよ、初心者でも組み立て易い。
しかもコンパチでアクセサリーパーツも豊富ということで、選択肢の幅が広く、その豊かなヴァリエーションの中から自分なりの理想の戦車を組み立てられる喜びが感じられる。
そんなヴァリエーション豊かなのに、お手頃価格。
確かに、ワイヤーを曲げるのは大変だし、極小パーツや手すり、またフィギュアの手やアクセサリー等、接着が難しいのもありますが、そういうのを思い切って放棄して戦車本体だけを組み立てるというアプローチも悪くはないと思います。
というわけで、これを読んでいるプラモ初心者で、まずはじめに何から挑戦すれば良いか悩んでいるのなら、迷わず、このT34/76（43）を作りなさい。
「迷わず作れよ。作ればわかるさ」って感じ。
（続く）
「花の75年組」として半世紀に渡って店頭に並び続けるロングセラー。
ロングセラーには訳がある、とは良く言ったもので、実際に手掛けてみて、改めて戦車プラモデルの歴史に残る傑作だと実感しました。
同じ花75のパンサー中戦車は初心者には辛い不親切なところもありましたが、このT34/76（43）は初心者にも自信持ってお勧めできます。
まず、T34/76自体が戦車の歴史上、不滅の傑作で、その歴史的意義と同時に造形美も堪能できる。
古い金型だけにバリはあるにもせよ、初心者でも組み立て易い。
しかもコンパチでアクセサリーパーツも豊富ということで、選択肢の幅が広く、その豊かなヴァリエーションの中から自分なりの理想の戦車を組み立てられる喜びが感じられる。
そんなヴァリエーション豊かなのに、お手頃価格。
確かに、ワイヤーを曲げるのは大変だし、極小パーツや手すり、またフィギュアの手やアクセサリー等、接着が難しいのもありますが、そういうのを思い切って放棄して戦車本体だけを組み立てるというアプローチも悪くはないと思います。
というわけで、これを読んでいるプラモ初心者で、まずはじめに何から挑戦すれば良いか悩んでいるのなら、迷わず、このT34/76（43）を作りなさい。
「迷わず作れよ。作ればわかるさ」って感じ。
（続く）
このT34/76（43）は落語にたとえれば「道灌」みたいなものです。
柳家一門に入門した新弟子は、まず「道灌」を教わるというならわしがあるそうです。
つまり、新弟子でもできる程度の簡単なネタ。でも、簡単だからと言って、聴くに値しない、つまらない噺というわけではない。
先年、物故した名人・柳家小三治は初心に帰る為、ここぞと言う時に「道灌」を語ったそうです（自分も生で聴く機会に恵まれた）。
つまり、新弟子でもできる程度の簡単な噺で、しかも小三治のような名人が改めて聴衆に聴かせるに値するもの。
実際、自分も同じキットをもう１つ買って、後期冬装備で改めて作ってみたいと思います。
まぁ、１年以上、先のことになりそうですけど。
再チャレンジしたくなるくらい素晴らしいキットです。
もし、まだ手掛けていないなら、是非とも作ってもらいたいです。
大きなことを言うようですが（by春風亭柳昇）、戦車プラモに関わる全ての人が作っておくべきキットだと思います。
柳家一門に入門した新弟子は、まず「道灌」を教わるというならわしがあるそうです。
つまり、新弟子でもできる程度の簡単なネタ。でも、簡単だからと言って、聴くに値しない、つまらない噺というわけではない。
先年、物故した名人・柳家小三治は初心に帰る為、ここぞと言う時に「道灌」を語ったそうです（自分も生で聴く機会に恵まれた）。
つまり、新弟子でもできる程度の簡単な噺で、しかも小三治のような名人が改めて聴衆に聴かせるに値するもの。
実際、自分も同じキットをもう１つ買って、後期冬装備で改めて作ってみたいと思います。
まぁ、１年以上、先のことになりそうですけど。
再チャレンジしたくなるくらい素晴らしいキットです。
もし、まだ手掛けていないなら、是非とも作ってもらいたいです。
大きなことを言うようですが（by春風亭柳昇）、戦車プラモに関わる全ての人が作っておくべきキットだと思います。
タミヤ1/35のT72M1。
戦車に興味を持つようになった幼い自分にとってT72は「最強の敵」。冷戦期の当時、我等が74式はT72に勝てるのか、が話題になっていたものでした。
言うなれば、74式がアントニオ猪木なら、T72はタイガー・ジェット・シンかスタン・ハンセンか、といったところ。
これに先立つT54もT62も名車ではありますが、所詮、T34のモデル・チェンジといった感じ（あくまで個人的な意見）ですが、このT72はその最終形態。T34に始まった栄光の戦車王国・ソ連の最後の光芒（あくまで…以下同文。意見には個人差がありますbyさだまさし）。
T34に始まった流線型という機能美の最終形態、近未来型。
言わば、74式と共に「戦車が戦車らしく美しい格好良かった時代」の掉尾を飾った名車。
そんな第二次世界大戦から冷戦期という戦車の黄金時代の幕引きを告げる戦車であると同時に、昭和末期というミリタリー冬の時代を過ぎて平成というミリタリー復活の狼煙を上げた傑作キット。
実際に組み立ててみて、車体部は感激するくらい素晴らしかったです。昭和キットのようなズレや隙間等、修正が必要な不具合がなくジャストフィット。初心者にも組み立て易く、推薦したくなります。おまけに、当時としては画期的なエッチング・パーツ付き（別売りでなく）。
また、初出から30年余り経っているのに、金型劣化によるバリも全くない。
…が、砲塔に入ると、何故か昭和的悪習と言うかズレが結構あったり、曲芸みたいな職人芸が要求されたり。
価格のことも含めて、初心者には推薦できなくなりました。
とはいえ、歴史的な名車であり、達成感はありました。
或る程度のキャリアを積んで、チャレンジする価値はあります。
なお、デカールはソ連、東ドイツ、チェコスロヴァキア、そして中東の４パターン。
自分は東独を選択。でも、小さな国章２つだけという淋しさなので、史実無視の見た目優先で、少しソ連やチェコの要素も。どこだか、おわかりだろうか？
（続く）
戦車に興味を持つようになった幼い自分にとってT72は「最強の敵」。冷戦期の当時、我等が74式はT72に勝てるのか、が話題になっていたものでした。
言うなれば、74式がアントニオ猪木なら、T72はタイガー・ジェット・シンかスタン・ハンセンか、といったところ。
これに先立つT54もT62も名車ではありますが、所詮、T34のモデル・チェンジといった感じ（あくまで個人的な意見）ですが、このT72はその最終形態。T34に始まった栄光の戦車王国・ソ連の最後の光芒（あくまで…以下同文。意見には個人差がありますbyさだまさし）。
T34に始まった流線型という機能美の最終形態、近未来型。
言わば、74式と共に「戦車が戦車らしく美しい格好良かった時代」の掉尾を飾った名車。
そんな第二次世界大戦から冷戦期という戦車の黄金時代の幕引きを告げる戦車であると同時に、昭和末期というミリタリー冬の時代を過ぎて平成というミリタリー復活の狼煙を上げた傑作キット。
実際に組み立ててみて、車体部は感激するくらい素晴らしかったです。昭和キットのようなズレや隙間等、修正が必要な不具合がなくジャストフィット。初心者にも組み立て易く、推薦したくなります。おまけに、当時としては画期的なエッチング・パーツ付き（別売りでなく）。
また、初出から30年余り経っているのに、金型劣化によるバリも全くない。
…が、砲塔に入ると、何故か昭和的悪習と言うかズレが結構あったり、曲芸みたいな職人芸が要求されたり。
価格のことも含めて、初心者には推薦できなくなりました。
とはいえ、歴史的な名車であり、達成感はありました。
或る程度のキャリアを積んで、チャレンジする価値はあります。
なお、デカールはソ連、東ドイツ、チェコスロヴァキア、そして中東の４パターン。
自分は東独を選択。でも、小さな国章２つだけという淋しさなので、史実無視の見た目優先で、少しソ連やチェコの要素も。どこだか、おわかりだろうか？
（続く）
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