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AED フィリピンコミュのヒロイン誕生

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舞台は八戸 ER ・・・ではなく、なんと八戸市役所。

ある市民が市役所を訪れ、そこで倒れました。
目の前の女性職員が、すばやく CPR を開始。
すぐに AED と救急車の要請をしました。
市役所には6年前から AED が設置してあります。

10時44分、119番通報。
10時46分、救急車出発。そしてドクターカーにも出動要請。
10時49分ドクターカー出動。

女性職員は、落ちついいて対応しています。
AED が到着しました。
講習会通りにスイッチを入れ、白いパッドを右胸に、そして左胸に貼ります。
AEDが心電図波形を解析する少しの間、患者に触れず、じっと待ちます。
固唾を呑んで見守ります。

すると、メッセージがはっきり流れました。
「ショックが必要です。離れて下さい。
 オレンジ色のショックボタンを押して下さい」

女性は、みんなを患者から離して、オレンジに点滅するボタンをしっかり押しました。

救急隊が現場に到着したのは、ちょうどそのころ。
隊長が観察すると、患者の意識はありません。JCS 300です。
頚動脈の脈拍はしっかり触れます。血圧は160ありました。

10時56分、ドクターカーが到着しました。
河野医師は患者をすばやく観察します。

しかし、もうヒロインが十分に大仕事をやってのけました。
今ここで緊急に行うことは、何も残っていません。
救急車への収容を宣言しました。

11時03分、救急車が現場を出発しました。
河野医師は救急車内で、心エコーを行います。
痛み刺激で目は開きません。体も動きません。
脳の機能を守るための大量の酸素を投与するため、気管挿管しました。

11時15分、ER到着。
気管挿管された状態で入室した患者でしたが、
脳保護のために行う低体温治療を準備しているころ、目を開けました。
意識が改善したのです。
これなら低体温治療は必要ありません。

気管チューブも、抜くことにしました。
すると場所こそ言えないものの、簡単な命令に応じたり会話したりできます。

検査を進めたところ、どうやら心臓の血管が詰まったことが原因のようでした。
狭い血管を広げる心臓カテーテル治療が行われ、循環器内科が担当になりました。

心停止後3分で装着された AEDの威力。
すべては、名も知らぬヒロインのおかげです

コメント(1)

素晴らしいですね。
このようなヒーロー、ヒロインが一人でも多くこの世の中に誕生してくれることを強く感じます。

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