ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

地球と未来・グローバル・コミュコミュの人間性悪説

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
昨年の12月に開設した当コミュでありますが、開設以来、様々な事が起きました。特に3月に発生した東日本大震災は地震・津波によって戦後最大級の被害をもたらしただけにとどまらず、原発事故によって放射能が大量に拡散される、という事態に発展してしまいました。

私個人の話になりますが、制作していたCDが3月11日に発売になり、漁師が妻を失い海辺に毎日たたずむ、という歌が収められていて、ちょうどその曲を聴いている時、地震が起きたのです。まさに神のお告げのような出来事でした。

これが何千年前なら私は予言者として、あるいは神の使者として注目を集めていたかもしれません。私自身もこれは神からのメッセージなのだろうか、と真剣に受け止めました。しかし同時に神を信じる、というのは愚かなのではないかとも考え始めました。神を信じる、そう言うのは簡単です。しかしそれが具現化される事はあり得ないのです。信じるか、信じないか、それは人の自由。しかし証明できない事を信じるのは、人間として推進的な行為とは言えないでしょう。宗教によって神を盲目的に信じる人は、洗脳されているとも言えます。

3月16日から東北を回り、今まで7回、東北地方にボランティア活動に出かけました。地元のミュージシャンとも仲良くなり、9月11日は東京で大きなコンサートに出演してもらいました。そうした活動によって人から感謝され、数々の笑顔を生み、前向きな想いを伝える事ができたと思います。

あの日、神が私に何かを託したとか、そんな事はどうでも良い事だと思うのです。頭で考えるだけではなく、行動を起こす事、人にできるのはそれだけです。つまり具体的に何をするか、重要なのはそれだけなのですから。

さて前置きが長くなりましたが、このトピでは行動を起こすまでの人の心についてお話をしたいと思います。

ちょうど1ヶ月前、トルコの災害救助隊と一緒に東北へ行ったのですが、その時に彼らがお守りと言って、小さな目のついた飾りを皆に配っていました。訪問先の保育園では園児全員にトルコから持ってきたTシャツを着せ、そのお守りを一人一人の袖につけていたのです。

調べてみるとこれは「ナザールボンジュ」というもので、トルコでは誰もが身につけていると言うのです。

「ナザールボンジュは嫉妬や悪意の目から身を守るお守りです。誰でも持っている人間の感情の中で一番恐ろしく、醜いものは、嫉妬・ねたみの感情です。トルコの人もそう思っています。ですからトルコの人はお守りとして、みな必ずと言い切れるほど、身につけたり、家にこのナザールボンジュをかざったりしています」

http://www.silkandjewel.com/nazarboncu.html

トルコ人は嫉妬深く、人の幸せを妬むのでこうしたお守りが流行るそうです。新しく建てた家や新車などには必ずこの「ナザールボンジュ」を飾って、人の嫉妬心を吸い取ってもらうとか。人は何故、他人の事を羨むのでしょう?

21世紀の今日、物質に恵まれ、技術に囲まれ、我々は近代的な生活を送っていますが、世界を見渡すと素晴らしい世界だとは決して言えないでしょう。世界に平和が訪れるように、人の心が愛で満たされるように、そういう思いで生きている人もいます。しかし世界には憎しみが存在し、足を引っ張り合う世の中であるのが現状。

私はその一番大きな要因は「嫉妬」だと思うのです。言い換えれば、人が人を羨むという行為をやめた時、世の中は変わっていくのではないか、と。

2011年1月19日に立ち上げた「非暴力と感情のコントロール」というトピと関連しますが、ここでは人の性質に焦点を当てて考えていきます。

最後に一言。この半年、東北の復興支援に随分と時間を割いてきました。まだまだ東北ではボランティアの力を必要としていますが、私自身もそろそろ自分中心の生活に戻りつつあります。これからまた、このコミュも活性化させていくつもりであります。どうぞよろしくお願いします。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

地球と未来・グローバル・コミュ 更新情報

地球と未来・グローバル・コミュのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング