大御所だしマイルスのコミュもあり、皆さん一家言ある方が多いと思われるので、あっさり目に書きます。 マイルスの素晴らしい所は、皆さんおっしゃるけど、「変わり続けること」を変えなかったこと。バンドサウンドが一つの形についに安住しなかった。マイルスのフレーズ自体はそれほどドラスティックに変わった訳ではないけど、トータルサウンドは変わり続けた。エルヴィンにしてもハンコックにしても、レパートリーは案外十年一日だったりするので、やはりこれは凄い。 そして、帝王という異名を取り、恐ろしいというイメージの強い彼は実は凄く暖かい人であるということ。それはMiles Aheadという映像作品でのk彼の語りが象徴してる。 「オレは同じことなんて二度とやらない」と行って憚らない彼は「クリシェを覚えろ。決まりきったやり方を覚えておけば、メロディってのは自然に湧いてくるものだ。自分らしく吹くには時間がかかるものだ(it takes a long time to play like yourselves)」と言っているのだ。これを聞いた時は驚いたし、一層素晴らしいと思うようになった。会ったことはないけれど、凄く誠実な人だったという気がする。内面的にはああいう風に歳をとりたいな。って無理かな。