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映画「BEYOND SIGHT」コミュの22 もう食べられない

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インドで私達が関わったインド人はみなベジタリアンだった。
私達もみんなが食べるのと同じものを一緒に食べた。
ロッティー、チャパティー、カレー、豆のスープ、トマトのサラダ、ヨーグルト。
どれも素朴てとっても美味しかった。

6週間の滞在で気温が10度上がった。
空気も乾燥して知らないうちに軽い脱水症状になりよく頭痛がした。
そんな時、香辛料の効いたカレーは妙に気持よく体に入った。

1週間目ちょっとインド料理に疲れた頃に泊まった田舎のホテルで、
私達はチャイニーズかなにかどうしても食べたくなった。
日もどっぷり暮れた初めての土地、
ホテルのルームサービスで腹ごしらえをすることにした。
メニューを見ると、
「マンチュリアン・フライドライス」とある。
なぜにマンチュリアン(満州)???
確かにマンチュリアンも中国料理ではあるのだが・・・
二人で頭を抱えながらも、おそるおそるチャレンジする事にした。

数分後運ばれてきた食事の保温蓋を開けると、
そこにはまぎれもない茶色のフライドライス。
でもこれがマンチュリアン?
・・・カレー風味の焼き飯と言った感じだろうか。
私達はちょっとがっかりした。
やっぱりこれもインド料理だという結論に達し、
携帯で持っていた醤油をその上にかけた。

こうなれば、何でもいい!
醤油さえかかっていれば!

私達はそれでも美味しいと言いながら喜んで食べた。



私たちがインドに出発する時何か非常食を持っていくべきか相談した。
しかし、インド料理好きだし、しかも米の国、
大丈夫だろうということで、醤油の瓶以外特に何も用意しないで行った。
これは大きな誤算だった。


味は多少辛さの違いはあるものの一定に淡々としていて、
病院の食堂で同じ食材の料理が1週間続くこともあった。
あるアメリカ人医師が食事を見て皮肉まじりに言った。

「フライドポテトがいい?それともゆでたポテト?それとも炒めたポテト?」

つまり、そんなに沢山の食材はないから、
必然的に同じ素材を色々と調理法を変えてだしている。
フライドポテトは絶品だったが、さすがに1週間食べると辛くなった。


インドでの6週間程殆ど毎日地元の人と同じインド料理を食べた。朝、昼、晩。
と、言っても都会で普通食べる料理のようなインド料理ではない。
ナンもなければ、チーズも一度も見なかった。
しかし村ではお米を食べられない人が沢山いた。
だからどんなにクタクタに煮込んだ野菜カレーと豆、
ヨーグルト、そしてチャパティと白米でも贅沢なメニューだった。
しかし私にはそれがだんだん苦痛になった。





私はインドから帰ってきておよそ1年間
インド料理を食べられなかった。
考えるだけでも辛かった。

同じくインドの貧困層を撮影したことがある友人に
「もうホントに辛かった。特に食事がー。
今もう一度インドに行けって言われたちょっと考えちゃうな」と言ったら。

「そういうもんだよ。みんなそうなんだ。一種のトラウマさ。
でもね、あと数ヶ月もするとすぐまた行きたくなるよ。」と笑って答えた。


あれからおおよそ2年。
少し時間はかかったが、
今私は、もう一度インドに行きたいなと思っている。

コメント(10)

インドはまりますねー(笑)。インドへ行った人はもともとインドへいく運命だったそうな、、。私もインドから帰国した当初は頭からインドが離れず、中谷美紀の「インド旅行記」読んだりインド料理屋(紹介して頂いた料理屋どちらもGOODでした!)いったりしてました。あとインド映画の踊りとリズム。荒唐無稽に見えるあのストーリと歌、振り付けが好きですね。
もうちょと香港から直行便が増えればなあと思います。
インドはまりましたか。いいなあ。
YKさんは南インドですよね。私は北です。
確かにあのラジャスタン地方の赤土や、荷物を引きながら歩くラクダなどはとても幻想的でした。

しかし私は帰国してインドの事を思い出すのも実は嫌だったんですよ。インド関係のものを全て身の回りから排除したいぐらい辛かった。殆どの時間をインドの貧しい田舎で過ごしたというのもあるかもしれませんが、インド料理をたべるなんてしばらくは選択支の中にありませんでしたよ。(笑)あれほど好きだったチャイももう2年ぐらい飲んでないですね〜。(笑)

でももう一度行ってもいいかなと思うのは、そこに住む人々が今元気に暮らしているか、子供達は大きくなったかなとか、そういうのを見に行きたいなあと思います。この子供達は映画の中ででてきています。
でもこのままはまったら普通の世界に戻れないなあという感覚がありました(笑)。ビートルズのメンバーがはまったり、
ヒッピーの聖地というのもなんとなくわかりますね。ラジャスタンはホンダも工場作るの決定しましたし、仕事絡みでいきたいんですどね、。日系の工業団地?もあるようですね。ただ仕事でいくとジャム子さんが見られた「インドの現実」が見えないでしょう、、。その子供達も映画でみたいです。
 一週間同じ食事もきついですね、。それは考えたくないです(笑)。
食べ物には、なかなか難しいものがありますよね(^^;

わたしも、
インジャラとかが、一生続くと思うと、
ちょっとつらいかも(^^;

後、キューバの味付けもつらいと思います(笑)
YKさん
私が今香港に仮住まいをしていて、本当にありがたいなと思うのは食べ物です。朝からおししい米線(お米で出来たヌードル)とかが食べられるというありがたさ。本当に身にしみています。
(私の個人の日記に食ベ物系が多いのはそのためかも・・・)

インドでどの程度物質的に裕福な人々と行動するかで、インドの経験は全く違う物になりますね(笑)
南インドはヨガの発祥地でもある聖地があるからこそそういったヒッピーみたいな人が世界中から集まるのかな。

ミッシェルさん。
いやあ〜。このインドの経験がかなりこたえたのと、さすがにインジェーラは私もかなり辛いだろうなと予想したのとで、エチオピア出発前に万全を準備して行きました。やはり撮影に行くと体力勝負みたいな所があって、食べ物が合わないとかなり辛いです。

今回エチオピアに持って行って大大成功だったのは、SANYOから出ている海外使用の電気鍋セットです。コンパクトにまとまる電気コンロと小さな鍋。食材は現地で殆ど調達しましたが、夕食はこの小さい鍋を使い、ホテルの自室で密かに、でもガンガン作る日々でした。あれがなかったらと思うとちょっと恐ろしい。

首都アディスでは確か毎週水曜日が菜食の日で、この日街のお見せでは本当に新鮮はインジェーラと(さすがに本場はおいしかった)野菜のおかずを出してくれます。それは美味しかったですねー。

白状しますと、一番苦手だったのはお肉のスープに、酸っぱいインジェーラをそのまま落としてスープでクタクタに崩しながら食べるもの。いわゆる日本でいうと雑炊みないな感じなんだけどー。
私、たいがい普通の食事は何処にいっても大体なんでも食べれて、しかもお腹も壊さないたちなんですが、初めて本当に食べながら涙がチョチョ切れました。

本当にチョチョぎれました。

私の食が進まないのを見て心配してくれたエチオピア人には本当に申し訳なかったけど、あの時ばかりは演技できなかった。
ごめんなさい。
私はインド料理が好きなんだけど、たまにしか行けないんです。
このあたりのインド料理はちょっと高いので。
でも、結局私なんかが食べた事あるインド料理はいわゆるカーストの上の人達の食事なのかな?
一般の人達が食べているインド料理はなんにも知らないのかもしれない.....。

私の友人は中国の田舎に住んでいたときに油が合わなくてやせ細って帰ってきました。
どこの国の料理でも「よそいき」に味付けし直した料理と現地で食べるのはまったく違うんでしょうね。
地元の田舎で食べさせてもらったインド料理は一言「おいしい」です。みなさんが想像するインド料理よりももっとあっさり辛く、気取らないインド野菜カレーです。美味しいですよ♪。

ただやはりレストランのインド料理と比べるとないものも多いですね。ラッシー(ヨーグルトとミルク)のような飲み物も、あることはありますが、高級ドリンクのようでした。そもそもミルクは毎朝お母さんが自分とこのヤギの乳を搾って、チャイを作って家族と一緒に飲みます。もし、ヤギの乳がでなければチャイも飲めませんし、お金にもならない訳です。

みなさんが想像しているようなインド料理はお金もちかカーストの上の人がお手伝いさんに作らせてるような感じなのかもしれません。

たとえ田舎の人がつくる美味しいインド料理でも、私の印象として1ヶ月間毎食同じ物を食べたという感覚がトラウマとして残っています。不思議なんですが、同じタイプの物をずっと食べてると思考回路が止まりそうになります。(笑)

私はみなさんに驚かれるのですがインドではお腹を壊して寝込んだりすることはなかったんですねー。(ベトナムではありますよ!自慢)しかも村の人が出してくれるチャイやご飯を一緒に食べても平気でした。(汗)

しかし、さすがの私も油には参りました。いつも胸焼けがしてました。ま、瘠せる所までいかなかったんですがー(笑)

あと、滞在中に10度以上も気温が上がったインド撮影で凄く助かったのがポカリスエットでした。過酷な中での撮影でしたので、ペットボトルの水に粉末ポカリをいれて毎日1リットルとか飲みながら撮影。元気に撮影できたのは、ポカリ様の陰のお力です。(笑)
インドって湿気もあるんですよね?
すっごいですね、そんななか仕事出来る事が。
ほんとうに尊敬します。

私もどこにいっても食は結構大丈夫なほうなんですよ。
その友人に沖も会い言った時も痩せれるかと思いきや、美味しく食べて帰って来てしまった。
でも、彼女も1年いたからかも。わたしなんかい一週間だけだしね。

私のあった事のあるインド人達はみんな自分で食事は作らない人でしたね。(つい癖でみんなに聞いてしまうんです。)
時期にもよると思いますが私達がいた2月末から4月初めは湿気はなかったです。でも知らぬまにものすごく脱水症状になったりしてました。意識的に水をとらないと気がついた時はかなり調子が悪くなっていたり・・・

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