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海外不動産 〜カナダ〜コミュのこういうニュースを信じたらダメ!

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今日の某大手新聞のホームページに面白い記事が載っていた。
↓


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国土交通省の発表で「地価上昇率日本一」・北海道 倶知安「くっちゃん」町
地価上昇率33・3%を記録  〜倶知安町の ひらふ地区〜

地価上昇を支えているのが、ここ2、3年で急増して倶知安を訪れている
オージー(オーストラリア人)たちの不動産購入。彼らがバンバン別荘を
買ったり、コンドミニアムを買ったりしているため、地価が上昇しているのだ。
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というものだ。
この話はつとに有名で、オーストラリア人の間では、ニセコスキー場が
人気急上昇なのである。

某新聞社の女性記者は以下のように述べている。
↓



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もっか、オーストラリアは鉄鉱石や石炭などの資源バブルで空前の好景気。
そこで、スキー観光だけでなく、倶知安が不動産投資のチャンスとしても
注目されているのだというのである。
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まったく笑える。
「資源バブル」って、どんなバブルなのか? 教えて欲しい。
言うまでもなく、日本は人口減だが、世界は人口増加が著しく、経済発展が
顕著な中国やインドなど、21世紀は資源と食糧を国家間同士が激しく
奪い合う世紀と言われている。
必然的にエネルギー資源はあってもあっても足らないわけで、資源保有国は
買い手が殺到するわけなので、景気が良いのは当たり前のこと。
問題は、大新聞の記者が、ごくかんたんに「バブル」という言葉を使うことだ。
景気が良い = 適正インフレ とみなさず、景気が良いことをすぐに「バブル」
だと表現し、あたかも、今にもオーストラリアの景気が失速し、不景気になり、
ニセコに不動産を購入したオーストラリア人が不良債権で苦しみ出すと言わん
ばかりの表現ではないだろうか。
真面目で素直な読者が読めば、ほとんどそう感じるのではないだろうか。


さらに女性記者は次のように述べている
↓

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開発会社のオーストラリア人社長は、
 「実際にはコンドミニアムが立ち並ぶエリアは坪あたり30万円、
ペンションが多いエリアで12万円で取引されてる。
コンドミニアムは一戸あたり3800万円から7千万円で売れています。
これからもその勢いは続くでしょう」

 思わず、記者が、

 「冬季だけの別荘にその値段は高いですね」 と本音を漏らすと、
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この女性記者は何歳なんだろう?
大学出たての20歳代だろうか?
何を基準に高いと言っているのか、その根拠が分からない。
おそらく、自分の住んでいる家の値段か、アパートの家賃、あるいは自分には
買えるか買えないか、という視点で「高い安い」を判断しているのだろう。

よく考えて欲しい。
ニセコひらふ地区のコンドを買っているのは、「裕福なオーストラリア人」である。
つまり、世界的な基準からみても、海外に不動産を購入するだけの資金力を
有したリッチな人たちなのだ。
彼らは当然のことながら、本国でも立派な家を保有していることが安易に想像できる。
彼らはお金持ちなのだ。
彼らからみた日本円での4000万円〜8000万円というのは、高い買い物ではない
のである。少なくとも日本人よりはるかに金融資産の運用に長けている欧米人が
相場観より高い物件を買うわけがない。
この女性記者は、まるで自分と外国のお金持ちの金銭的感覚が同じだと思って
いるのだろうか?

女性記者のインタビューに対して、オーストラリア人の社長はこう述べている。
↓

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 「私たちは東京や日本ではなく、世界のリゾート地としてのポテンシャルを
見てビジネスをしている。投資物件としては、けっして高くはありません」
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全くその通りである。
例えば、カナダには世界的に有名なウィスラーというスキーリゾートがある。
カナダ人はもとより、欧米や産油国のお金持ちがこぞってウィスラーの
不動産を購入している。
ウィスラーのちょっとしたコンドミニアムは、軽く1億円を超える。
広さが十分にあるログハウス調のコテージなると、もはや3億、5億である。
それが世界のお金持ちが求めるリゾート用物件なのである。
この女性記者には、一度ウィスラーに取材に行って欲しい。

そして、この記者はさらに以下のように述べている。
↓

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 はてさて、地価上昇率1位の話はこれぐらいにして、今回の取材では、
上昇率1位の倶知安・ひらふ地区と「真逆」の、全国一となる17・6%の
地価下落率を記録した、札幌市のベッドタウンの岩見沢市幌向南にも行った。
倶知安から電車で3時間半ほどの距離だ。

 幌向は稲作中心の町だが、地価が急降下しているのは閑静な住宅街。
当の下落地点も、駅から徒歩5分ほどの交通の便のよい場所だったが、
正直言って、町並みも人影の数もひらふ地区と大差ない。住民の一人が、
 「なんで、倶知安が1位で、札幌にも近くて便利な幌向がビリなんだろうねえ。
同じようなもんなのに」
と首を傾げるのもわかる気がした。
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こうなると、もはや笑うしかない。
何と何をどういう基準で比べているのだろうか?
教えてちょうだい!

世界のお金持ちが不動産を買っているから地価が上昇してるところと、
不景気から脱することが出来ず、世帯収入も減少傾向で、しかも人口減の
日本人が住んでいるところを比べること自体がおかしい。
しかも、後者は流動性のある不動産市場ではないのだ。
札幌に近かろうが、どうだろうが、そんなことは世界のお金持ちには
関係の無いことなのだ。


この大手新聞社の記事を深読みすると、ちょっと怖くなってきた。

真面目な日本人が素直にこの記事を読むと、ほとんどの人が、

「ふーん、オーストラリア人が買って地価が上がっているけれど、そのうち
バブルではじけるんじゃない?」
と。

まるで、不動産価格が上昇することは「危険なこと」だと諭しているかのようだ。
つまりは、

■ 海外不動産に投資すると危ないよ
■ だから日本からお金を出したらいけないよ、
■ 海外の不動産の値上がり(本当は資産を築くチャンス)はバブルだよ
■ 危ない、危ない、だからお金は郵便局に預けましょう

と国の思惑を代弁しているかのように思えてならない。


でも現実はどうか?
欧米人は、堅実な不動産資産の構築で、自己財産を確実に殖やしているのに、
日本人は、この10年間、普通に働いて普通に暮らしていただけで、果たして
いくらの財産が築けたのか? 考えるまでもない。

今回、例に挙げたこのようなメディアの報道を鵜呑みにしてはならない。

コメント(1)

ふむふむ、考えすぎのような気がするが・・・。

日本は不況じゃないのだが・・・。

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