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教育空間 色んな声が集う場所コミュの陰山式授業を見て

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今年の1月の話しですが、
100マス計算で有名な陰山先生の学校へ行きました。
当時は、広島の土堂小学校の校長先生をしてみえました。


「百聞は一見にしかず」言葉で伝える事は無理!
               と言うのが正直な感想です。
 
「読み書き計算」の大切さを
     自分の五感で感じることが出来感動をしています。



        声を出す大切さ!


これが授業を集中させる大きなポイントではないかと感じました。



6年生の英語の授業は私達の時代の
中学2年生レベルと超えていました。

IT活用の授業では文科省の指定モデル校だけあって
10年先20年先を見ているようです。

何より最大の感動は

       『子供の無限の可能性を知らされた』





どうやって子供達をここまで

         『その気にさせたのか』

                 大変興味を持ちました。



東京工業大学教授の講演後、
少人数で陰山校長から裏話を
100分ほど聞かせて頂く事が出来ました。

生陰山を目の前にして聞く話はとっても
理論的ではありますが全ては
実践からの答えだと本人は言われます。

論に対して論で答えていては保護者は納得行かない!
保護者を納得させるには結果を出すしかない。


土堂小学校の平均偏差値が60弱だそうです。


陰山先生の前勤務校である山口小学校の
卒業生が受験で成果を上げているのは
当然の結果と現場を見て感じました。
本で読む世界が目の前にあり
理屈ではない結果を出せ!
日本一と言われるのは十分納得できます。

陰山先生の言葉で

明治維新を成し遂げたのは寺子屋の読み書きそろばんである。

      『読み書き計算は脳を高める』

          なるほどと納得をしてしまいました(笑)



そんなだれもがスゴイ!と言われる
学校の今後のテーマは

一言で言えば「情報教育の応用」でした。

ITを活用した授業は十分過ぎるほど行われていますが、
児童自身が活用・応用はまだされていません。



陰山校長の言われる「読み書き計算」を
現場を見た上で現段階で私なりに解釈をすると

読むとは
声を出すこと→集中力を高める
書くとは
記憶をすること
計算とは
イメージトレーニング

きっともっと奥は深いとは思いますが、
           現段階ではこのように受け止めます。


大きな口で大きな声を出してしゃべる時に
余所事が考えられるかと言えば難しいと思います。
授業中に余所事を考えないようにするには声を
出させることは効果があるかも知れません。

算数の授業では問題を考える前に
全員で声を出して読みます
         「次の問に答えなさい」

   これだけの問いを声にして読む必要があるだろうか?



陰山先生がどのように考えてみえるかは解りませんが
私なりの解釈は
30人中10人が余所事を考えていたとしたら、
20人が突然声を出すので話を聞いていなかった10人は
我に返るのではないでしょうか?
そして、先生はどのクラスも手を上げさせません。
突然の指名です。そして出題の仕方も会話の中から突然されます。



つまり、児童は気を抜く事ができない環境で授業が行われます。
授業後の講演会で聞きました話の中に「IT活用の意義」として
先生が黒板に書き込む時間が子供の気を散らす。とのことです。
黒板に書き上げる時間が集中力が落ちると言う
意味合いの説明がありました。


ここまで追い込まれながら
         授業を受ける子供達も可哀想な気もします。


2年生の授業では百人一首の「98首は?」
と言う突然の先生の問いかけにクラス全員で答えていました。


1分間に130文字の入力(変換なしのローマ字入力)です。

間違いなく私は負けます。はい。

こんな現場を目の前にすると「陰山式はスゴイ!」と
思ってしまうのは無理もないのではないでしょうか?
他にも驚く場面はいくらでもありました。


でも、スゴイのは、子供ですから!
記憶するとは脳を鍛えることになるそうです。
陰山先生曰く、脳は筋肉と同じで鍛えれば鍛えるほど
強くなる医学的見解があるそうです。



つまり
脳を鍛える手段のひとつに


         『暗記する』
 

                があると思います。



腕立て伏せをして腕の筋肉を鍛えれば、
鉄棒もできるようになるし、
ボールも遠くへ飛ぶとうになる。




イラクの場所を知らない若者が多いとニュースで騒がれた。

しかし、小、中、高と世界地理、日本地理を学ぶ機会がない。
47都道府県の場所を勉強する事は12年間でないそうです。
記者はそれを知らずに記事を書いている。
いかにも若者が勉強してないかのように・・・


学力低下を訴える!


      しかし、悪いのは彼らでなく国が悪い!



10年後校長になる人は県の場所を知らない教師が
沢山いると知って学校経営をしないといけない。と言ってみえました。


陰山先生がここで言いたい事は、
だれもが、自分たちが受けて来た教育と
違う教育を受けた者を部下に持つことになる。



その違いがまさか?と思える
47都道府県の場所、県庁所在地である。



びっくりせずに覚悟して10年後人の上に立て!
         でないと部下の心を知る事ができなくなる。


つまり、衝突が起きる。データを持ってモノを語れ!
そんな風に私には聞こえて来ました。

この話に見え隠れする事は、
詰め込み教育をされてこなかった時代の人は


モノを覚える習慣がないが為、



   『頭の中にデータを蓄積させることが不得意である』





         それが何を意味するか

             ・
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             ・

       私は判断力の低下だと思います。




何かを判断しようとした時、今までの経験や記憶を一瞬にして
思い出し必要な事を必要な時に頭の中を巡らせる事ができない。



つまり判断材料が少ないので誤った判断をする
可能性が高いと言うことになると思いませんか?



例えば、宮城県の位置が解らないと言うことは、
            北緯が解らないってことになります。


旅行に行くのに、寒いのか暖かいのかも
判断できないって言うことになると思いませんか?


「宮城県に出張に行くから」この一言を聞いて
         1枚余分に上着を 行こうなんては考えない。


「逆に何で教えてくれない」と言われる。
「そんな事も解らないのか」とボッソと言うもんなら
「馬鹿にされた」と言われるのが落ちではないでしょうか(笑)



ゆとり教育で育った時代の東大、
京大生はハーバード大学でついていけないそうです。


学力低下は庶民の問題でなく、
エリートの問題だと陰山先生は言われました。


そんな話と現場からの両面から私が思うことは、
6年間に渡って暗記の習慣をつけると
中学、高校と陰山式から遠ざかっても、
目の前にデータがあれば


     【暗記をしてしまうのではないでしょうか】



もし、その子に

  「江戸時代の主だった出来事とその年号を覚えられる?」

     と聞いたら当然のように「はい」と答えると思いませんか。



それは、どこから来ているのかと言えば
百人一首を覚えた自分の実績だと思います。




つまり、自信ですよね。   【子供に自信を持たせることが大切】
  



どうやって自信を持たせたらいいのかは

             ○○が善い手かも知れません。




これらは陰山式を肯定しているのではなく、
            学校現場で子供と接して感じたことです。




陰山先生は明言されています。

        【IQが上がると偏差値が上がる】

なぜか
IQが高い子は理解が早い。1度説明をすれば殆ど理解する。
細かく丁寧に教える必要がない。
全体のIQが上がれば、先生が楽をする。先生が楽をすれば、
  授業に余裕ができる。成績が上がれば、子供もやる気になる。親も喜ぶ。



【私は陰山方式を肯定も否定もしません。しかし見習うものはあると言い切ります】

それは
結論だけを言えば成績が上がると思われるからです。

なぜ、成績が上がるのか?
勉強が楽しいく出来るからです。

なぜ、勉強が楽しくできるか?
授業が理解出来るからです。

なぜ、理解できるか?
授業に集中しているからです。

なぜ、集中するのか?
集中できる環境があるからです。

なぜ、環境があるのか?
環境があるのでなく、環境を作っているからです。

どうやって環境を作っているのか?
それが陰山式なのです。

陰山式の何を見習うのか?
集中させるテクニック!つまり心理ではないでしょうか・・・・



私が、陰山式を見て、

    感じたこと、考えさせられたこと

         陰山先生から教えて頂いたことをヒントにして



私達が情報教育アドバイザーとして2300時間以上
6000人を超える児童の授業現場を見た経験から


 ”子供の集中力の育て方”

      ”記憶力を向上させる親技”

               ”興味を示す勉強法”


         これらをメルマガにしました。



    なぜパソコン好きな子供は成績が伸びるのだろうか?
      http://www.mag2.com/m/0000194074.html


6月5日の特別増刊号は教師も絶賛され授業で取り入れて頂けました。
「今までにない新発想です!よそ見すらする子供がいなかった授業になりました」
そんなお礼の言葉を頂けたメルマガです。是非お読み下さい。

コメント(3)

声を出すこと・・・その他、とっても参考になりました。
レポートありがとうございます。

私は、勉強へのパソコンの活用の可能性を探っています。

パソコンと生の人間との違いもハッキリあるでしょうし、それぞれの長所を最大に生かすことができればと思っています。
レスありがとう御座います。

ここで、私が目にしたものは、ITの活用授業であります。

世間一般的には、パソコンを先生代わりに
してしまおうと言う発想が強いようです。

しかし、私はパソコンに興味を示す子供の心理を突いて
テーマを与えることによる学習方法の提案を考えています。

パソコンやインターネットを使って
子供の無限の可能性を引き出すことが出来ると思います。

よろしければ、こちらをご覧下さい。

http://www.kyoiku-labo.jp/


IT活用授業とは
ひとつ例をご紹介しますと

タブレットを使った書き取りの授業で
間違えた漢字だけをプリントすることが出来ます。

これが、今日の宿題となる訳です。
>パソコンを先生代わりに・・・しかし、私はパソコンに興味を示す子供の心理を突いて テーマを与えることによる学習方法の提案を考えています。

いいですねー♪
私も、生身の先生の存在感には勝てないと思っています。
先生が中心となって、やはり、パソコンはツールでしょう。

ワードとか、ガンガン触らせると、いろんな漢字に出会い、意味のわかりにくい語句は意味がでたり、日本語的におかしな部分に緑線が付いたりしますものね。

触らせておくだけでも、知らぬ間に国語力をつけたりしそうな気がします。

タブレットによる漢字の書き取りとかもいいですね。
日本語IMEの文字認識(マウスなのでちょっと使いにくいですが・・)機能を使うだけでも、漢字能力アップにつながりそうですものね。

私は、小学生からプログラムを組ませることによって、思考能力や想像力などを大いに養成することができると思っていますが、今のところ、あまり実践していません。

エクセルの式入力も有効かとも思うのですが。

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