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ゼロからはじめる マネー講座コミュの【不動産:3】レバレッジ

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◇投資について考える [シリーズ:不動産投資(3)]

「レバレッジ」



※仕事の修羅場で昨日休講にしちゃったので、
 休日の今日、埋め合わせします。




前回の乳牛の話でもわかる通り、
借金というのは、投資に用いると絶大な効果を発揮します。

こういう借金の効果を「レバレッジ」と言います。
(借金以外をレバレッジに含む考え方もありますが、狭義にはこれを指します)

レバレッジの原義は「てこ(レバー、lever)の使用」。
 転じて
「経済活動において他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、
 またはその高まる倍率」を指します。

ぼくは以前どこかで
「借金が“加速装置”だ」というようなことを言ったと思いますが、
それがこの「借金のレバレッジ」です。

しかし普通、借金にはネガティブなイメージがつきまといますよね。
(もちろん、その意識がないと、リスクに無自覚なまま借金をする…という
 大変マズい事態になるのですが、怖れすぎると機会損失に繋がるのも事実です)

その長短両面を検討するためにも、
レバレッジについて考えてみましょう。


***


さて、レバレッジの例を簡単に紹介するために、
ここでまたも乳牛の登場です。
(不動産の項なのに…ということは、モウお気になさらず…(笑)

※例によって税金等の細部を考慮していない
 大ざっぱな試算ですので、あらかじめご了承のこと。


[前回のおさらい]

(前提となる基本的な数字)
調達費(イニシャルコスト)=40万円
維持費(ランニングコスト)=48万円
搾った乳の売値=8000×85=68万円
インカムゲイン(IGと略)=68万円ー48万円=20万円。


これを全額自己資金で賄うと、ROI(投資回収率)は50%ですよね。
(20万÷40万=0.5)





では、30万円を借り入れ、自己資金10万円(自己資金比率25%、レバレッジ4倍)
で運用した場合を試算してみましょう。


借金=30万円+利息(20%×3年単利)=48万円(÷3)
=16万円/年(返済額。うち元本10万円)
これをIG20万円から払います。差益は4万円です。


この場合のROI(投資回収率)はいくらでしょうか?

収入=
キャッシュフロー4万円+資本(エクイティ)増加分10万円
=14万円。

ROI=14万÷10万=1.4=140%になります。


ご覧の通り、借り入れを利用する事で、ROIは2.8倍に改善されました。

このように「借金のレバレッジ」というのは、
「スタートを早める」だけでなく、
「利幅を高め、資金回収を加速する“加速装置”」の機能も果たすわけです。


ただし、最大の注意点は
「リスク(振れ幅)が大きくなる以上、
 利益を加速すると同様、損失も加速する」ことです。

債務は常に利益より優先されるので、売り上げが上がらない場合は
その分が利益に食い込み、当然ROIも低下します。(最悪マイナスになることも)

マイナスの場合、自己資金だけでやる分には持ち出し分が失われるだけですが、
債務を履行できなければ(債務不履行=デフォルトともいう)、
破産ないし財産差し押さえという可能性もあるわけですから。

この損失と利益の境界(損益分岐点)を通常以上に意識しながら、
舵取りする事が必要になります。


***


くえすちょ〜ん♪

◇質問

「借金は返さなくていい」という主張がありますが、ぼくは賛同できません。
 自己破産はあくまで最後の手段。

 借金を踏み倒しても、命を取られるわけではないし、
 最低限生活に必要だと認められれば、家や車もある程度までは守れる。

 でも、確実に失われる大事な物があります。
 それは何でしょう?

(自分で考えて、よかったらコメントで返してくださいね〜)


***


ところで、広義で言えば、レバレッジはお金だけじゃないんですよね。
よく言われる「ヒト、モノ、カネ」は、
全部レバレッジの構成要素と言えるんです。


◇ヒト(=人材)

人間一人の労働力には限界があるので、大きな事をしようとすると、
どうしても他者の労働力を必要とします。

最初に一人でビジネスを始める時には何でも自分でやるけど、
他の人にできる仕事(もしくは他者の方が自分より上手くできる仕事)を任せていくことで
「自分にしかできない仕事(比較優位という)」をより多くできるようになります。
それが進むにつれ、ビジネスの規模は大きくなっていきます。
「労働力のレバレッジ」と言ってもいいかも。


◇モノ(=物的資源。特に文明の利器)

上記の通り、他者の労働力でビジネスの大規模化を果たせますが、
現代は科学文明真っ盛り。
人間一人の労働力を増加・加速するアイテムにも事欠きません。

機動力       →交通機関(自転車から航空機まで)
コミュニケーション力→携帯電話、インターネット
思考力・事務処理能力→パソコン
調達力・購買力   →物流網、宅配便、インターネット
家事・家政維持能力 →家電製品(AI)

鉄腕アトムなどのSFで、未来の象徴として描かれた空飛ぶ車や超音速旅客機、
ドラえもんのどこでもドアなどの交通機関は、インターネットの発達によって
大半が不要になりましたし、AI内蔵の家電製品により人型ロボットの必要性は
相当限定的になりました。
(だから現実の21世紀は、比較的地味な代わり映えしない世界に見えますが、
 実際には鉄腕アトムやドラえもんの世界よりずっと進んだ側面を多く持っています)

こうしたモノに囲まれた現代社会と同等の生活水準を、100年前に実現しようとすると、
相当数の使用人を必要とするでしょう。(戦国時代なら一国の主でも不可能かも)

昔の王侯貴族にも匹敵する豊かな暮らしができるのは、優れた物質文明のおかげです。
これらを使いこなすだけでも、自分自身のマンパワーをかなり拡大できます。


◇カネ

やはり資金調達がレバレッジの中心となるのは、間違いないです。
それは前述のように事業や投資を加速できるというだけでなく、
ヒト、モノについてもお金で調達できる部分が大半だからです。


***


Eクワドラント(Employee=従業員。いずれ説明予定)に属する、
サラリーマンを含む、多くの人々の不利さというのは、
これらのレバレッジを自由にコントロールできない点に求められるかも知れません。

不動産投資は、この「借金のレバレッジ」が利用し易いという点では、
他の投資より有利と言えるでしょう。

成功すると非常に速く資産を大きくできます。
ただし、失敗した場合の速度も相当速いわけです。

ネガティブ面は確かに怖いですが、使いこなすメリットも計り知れないので、
忌避せず、冷静に理解・把握すべきだと思います。



では、今日はこの辺で。

コメント(10)

>ちゃかぽこさん

貴重な休日を使って講義していただき、
ありがとうございます^^

>「経済活動において他人資本を使うことで、自己資本に対する利益率を高めること、
> またはその高まる倍率」を指します。

「レバレッジ=梃子」というのは知っていましたが、
正しくはそういう意味なんですね。
「レバレッジをかける」という意味がわかりました。

>ただし、最大の注意点は
「リスク(振れ幅)が大きくなる以上、
 利益を加速すると同様、損失も加速する」ことです。

なるほど、ハイリスクハイリターンになるんですね。
事業が順調にいけばいいですけど、
そうならない可能性だってありますもんね。
牛に例えたら、借金して
乳牛買ったのにミルクが採れないとか、
不幸にも口蹄疫が流行って全頭処分してしまった…
ということもあるでしょうし。
その場合でも借金は返さないといけない分、リスクが高くなりそうですね。

>この損失と利益の境界(損益分岐点)を通常以上に意識しながら、
舵取りする事が必要になります。

前回、できるだけ最悪の状況をイメージしながら
したほうがいい、といったのは
リスクも大きいからなのですね。
良い状態だけをイメージして借金したら、
うまくいかなかったときに、すぐに困窮して財産差し押さえ、
という状況になりかねないからですね。

***


くえすちょ〜ん♪

◇質問


今日は計算問題じゃない…!(ほっ)


>でも、確実に失われる大事な物があります。

社会的信用!
じゃないでしょうか?

銀行から借入したりローンを組むことはできないし、
クレジットカードも作れないし
相当不便すると聞いたことがあります。

あと、親戚に連帯保証をお願いしている場合、
彼らに非常な迷惑をかけますよね。
うちの父が、自己破産した叔父の借金をかぶって
すごく苦労しています。(他の保証人は家をとられてます…)

***

>他の人にできる仕事(もしくは他者の方が自分より上手くできる仕事)を任せて>いくことで
>「自分にしかできない仕事(比較優位という)」をより多くできるようになります。

へえー、労働のレバレッジ。
他人にできる仕事を任せていくことも、人的なレバレッジなんですね。
自己投資もレバレッジっていうのかしら?

>人間一人の労働力を増加・加速するアイテムにも事欠きません。

モノでレバレッジ…。
確かに、電卓がなかったら、私なんて計算にもスゴク時間がかかっちゃうし
交通機関がなかったら、
となりの県に行くだけで何日もかかったりと
不便極まりないですよね。
文明のおかげで、ずいぶん効率的に仕事できるようになりましたね。

>AI内蔵の家電製品により人型ロボットの必要性は
>相当限定的になりました。

AIって人工知能ですよね?
人工知能をもった家電があるんですか!?

>◇カネ

たしかに、お金があれば全てにレバレッジをかけることが可能ですよね。
お金のコントロールをすることがいかに大事か、
ということですね。

>ネガティブ面は確かに怖いですが、使いこなすメリットも計り知れないので、
>忌避せず、冷静に理解・把握すべきだと思います。

そうですね。
ただ単に怖がってるだけじゃあ、借金の本当の力を理解したとは
いえないですね。
イザという時正しく使いこなせるように
人的資本を磨いておくことにします。

今日もありがとうございました!
>管理人さん


>「レバレッジをかける」という意味がわかりました。

何気なく使われる投資用語ですが、
きちんと解って使わないと危険なものではあります。
もちろん「危険なほど力があるからこそ有用」なわけですが。


>なるほど、ハイリスクハイリターンになるんですね。

そうですね。
ハイリスクハイリターン(マイナスリターンの可能性もある)です。


>乳牛買ったのにミルクが採れないとか、
>不幸にも口蹄疫が流行って全頭処分してしまった…

そうそう。
だから元を取っていた人と、そうでない人とでは損失の質が大分違うでしょうね。
国や県の不手際も大きかったわけだから、せめて事業を再建する農家には
無利子で貸し付けするくらいの責任は取るべきだと思います。
(もちろん、他からの融資を返済する資金も含めて)


>良い状態だけをイメージして借金したら、
>うまくいかなかったときに、すぐに困窮して財産差し押さえ、
>という状況になりかねないからですね。

それでひどい目に遭ってますからね、今現在。
デフォルトになるかどうかが最悪かそうでないかの分岐点ですが、
資金調達の前によくよく計算してみた方がいいです。念には念を入れて。
一度借りちゃうと、かなりの部分が決まってしまうので。


***


>社会的信用!
>じゃないでしょうか?

正解!

特にブラックリスト(※)に載ったら借金するのが難しくなりますから、
それこそ犯罪行為まがいの事をやって、別人になりすましでもしない限り。

※ブラックリスト:
金融業界で用いる、借金申込者の事故情報(異動情報、借金の返済における事故=デフォルト)の
有無を確認をできるようにするための情報共有の取り決め。
金融業者が自社会員以外のブラックリスト(融資不適格者リスト)を作成してはいないが、
金融業界内での情報共有が進み、実際に1度デフォルト→自己破産に至った場合、
まっとうな業者から借り入れるのは難しくなる。違法な業者から借りるしかなくなる。

そこで「デフォルトに陥る前に他の業者で借りて返済」という泥縄的な自転車操業を
繰り返し、あちこちで借りたあげく、全部を焦げ付かせて逃げる
という悪質なユーザーも存在する。こういうのを多重債務(者)という。



「借金は踏み倒せ!」みたいな本では
「何も失わない、借金できないだけ」と書いてありますよね。

確かに一般に思われてるほど、日常生活で失うモノは少ないのですが、
借金がこれほどの威力を持つツールである以上、
それを失うことは「裕福になる道を自ら塞いでしまう事」に他なりません。



もちろん連帯保証人に非常な迷惑をかける他、
多くの人脈も失う事になるでしょうね。
(余談ですが、「連帯保証人を気軽に引き受けてはいけない」というのも
 案外、多くの人が認識してないので要注意。
 せめて自分の身内・子どもには教えておきたいです)


(つづく)
(つづきです)


>自己投資もレバレッジっていうのかしら?

「労働のレバレッジ」は会社で言えば、主に人事に当たります。
 自己投資(教育や資格など)はレバレッジというより、
 自分の比較優位(人にできない仕事ができる事)のランクを高める活動ですよね。


>文明のおかげで、ずいぶん効率的に仕事できるようになりましたね。

特にパソコン(ノート)とネットと携帯ね。

ぼくの本業(ディレクター業)は、もともと
「電話とデスク(事務所)と手帳があればできる商売」と言われてましたが、
それが今様にアップデイトされると、これらのツールになるというか。
電話が携帯に、手帳とオフィスがノートパソコンとネットになってからは
場所を問わないので、極論すればデスクと事務所も不要です。
(正確にはネットが使えればどこでもよくなった)

ぼくはこれに自転車と部屋(賃貸。現実的にはやっぱ出先拠点は必要)を加えて、
商売の必須アイテムと考えてます。


>AIって人工知能ですよね?
>人工知能をもった家電があるんですか!?

DVDレコーダーの留守録機能も、電気釜のタイマー機能も、
冷蔵庫の省電力機能も、車の動力制御や省エネ機能も
今はほとんど簡単なチップで制御されてますから、
ピンキリあるものの、それら全てが人工知能と言えます。
人間型の汎用の体ではなく、単機能の専用の体(筐体)を持っているAI。
一度設定(命令)すれば自動で実行される生活に必要な行動は、
昔ならすべて人力でやる他なかったわけだから、
家事だけでも4〜5人は使用人が要るんじゃないでしょうか。


>お金のコントロールをすることがいかに大事か、
>ということですね。

今はネットを使って光の速度で国際的投資が可能な凄まじい時代なので、
自分の身の丈だけでも相当な事ができます。
そういう点でも、人的資本(特にファイナンシャルIQ)を磨くことには
大きな意味があると思います。
>ちゃかぽこさん

>借金がこれほどの威力を持つツールである以上、
>それを失うことは「裕福になる道を自ら塞いでしまう事」に他なりません。

怖いですね。
それなら、一度失敗したら、
もう裕福になれないということでしょうか?
きっと例外はいるんでしょうけど…。
普通の人が事業で成功するより、もっと厳しい
茨の道を歩くことになるんでしょうね。

>もちろん連帯保証人に非常な迷惑をかける他、
>多くの人脈も失う事になるでしょうね。

そうですね。私の叔父は近親に多大な迷惑をかけてるので
もう絶縁状態です。
私も顔もみたくないし、保証人には絶対になりたくないです。

そういえば、このあいだ住宅見にいたときに話を聞いたんですけど、
最近は連帯保証人をつけなくても大丈夫らしいですよ。
代わりに、マイホームの金額に応じた「保証金」を払わないといけないんです。
3千万の家だったら、70万くらいかな。
貸し倒れしたときの「保険金」みたいなものですって。
今、誰も連帯保証人になりたがらないから、この「保証金」を一律に
払ってもらってるんですって。
全部そうしているかどうかは不明ですが。

>一度設定(命令)すれば自動で実行される生活に必要な行動は、
>昔ならすべて人力でやる他なかったわけだから、
>家事だけでも4〜5人は使用人が要るんじゃないでしょうか。

そうですよね。主婦業はずいぶんラクになったんだろうな〜
と思います。
今はお湯を沸かすのも、ポットのスイッチ押すだけですが、
昔は薪をとってきて火を焚いて
かまどをフーフーと吹いて、やっと湯が沸くんですからね。
昔は家事と育児だけでてんてこ舞いだったでしょうね。

>そういう点でも、人的資本(特にファイナンシャルIQ)を磨くことには
>大きな意味があると思います。

ええ、知れば知るほど、「知らずにいるのがモッタイナイ!」という
知識ばかりですよね。
なんで周囲の人は興味を示してくれないんだろう(泣)

そういえばですね、このあいだ知り合いの証券マンに
投資信託の話を聞きました。

「やめとけ!絶対絶対ソンするから」

の1点張りで、何も教えてくれませんでした。
彼はN村証券の、同期の中ではトップセールスマンなんですが。

「あなたは絶対ソンする商品を多くの人に売り付けてるの?」

と聞きたくなりました…。
でも私は、インデックス投資は自分で実践して納得いくまで
やってみたいと思ってます。もちろん、月の賭け金は小額で…。
>管理人さん


>怖いですね。
>それなら、一度失敗したら、
>もう裕福になれないということでしょうか?

そこまではないでしょうが、
再度信用を得るには相当苦労するはずです。
厳しい茨の道を歩くことになると思います。

普通に考えて、何でも現金で決済しなくてはならないし、
事業を興す場合も自力で資金を作る他ないでしょうから。
で、堅実に事業を成長させ、何らかの固定資産なり業務の実績なりを蓄えたら
それを担保に融資に応じようという金融機関が現れるかも知れません。
たぶんそれまでには20年や30年の時間は必要になるかも。
そこまでの回り道をするくらいなら、破産しないよう手を打ちたいものです。

第一「借りた金は踏み倒せばチャラになる」と簡単に考えるような人なら、
そういう堅実な手で事業を再興し、
再び信用を得るために粘り強く頑張ろうなどとは思わないでしょうけど。
もともと失う物がない人向けの戦略なんです。>踏み倒し破産。


>私も顔もみたくないし、保証人には絶対になりたくないです。

私も大失敗のさ中ですが、まだ、親類縁者の信用が
底まで落ちていないのが救いです。本当に感謝してます。
仮にやむを得ず破産するにしても、
逃げ出さず最後まで頑張らないといけないと思うんです。
心の中では既に軽蔑されているでしょうが、
今逃げ出すようなことがあれば、本当に見放されてしまう…
と思い、頑張ろうと思います。

だから自己破産は、やはり簡単に考えないでほしいと思うんです。
まだ間に合うなら、真剣に学ぼうよ…と。


>今、誰も連帯保証人になりたがらないから、この「保証金」を一律に
>払ってもらってるんですって。

信用保証協会を通すんですかね。
事業の資金(ぼくの場合は手形を担保とした手形割引の枠を作るためでしたが)
の保証にも信用保証協会を通すんですが、個人の場合もそうするんでしょうか?


>昔は家事と育児だけでてんてこ舞いだったでしょうね。

曲がりなりにも家事と育児が主婦一人でできるのは、
家事の省力化によるところが大きいかと。

昔なら家事と育児、どっちか一方だけでも一人じゃ到底手が回らなかった
だろうと思いますね。親類やご近所の手を借りないとたぶん無理。
地縁を無視して核家族が営めるのも、たぶん同様でしょう。


>なんで周囲の人は興味を示してくれないんだろう(泣)

もうね、ぼくは周囲の人を説得するのは諦めました。
自分だけでも行く、我が道を行く…と。

「みんなと違う道を行く孤独」を覚悟するとある意味、気楽ですよ。
最初は「自分だけ知ってるのはイカンのではないか」と思いましたが、
今は「知らずにいる自由もある」と思います。
かなりの労力を傾けるんで面倒だし、時間かかるし、知恵熱出るし。(笑)

「知りたい」と思い、相応の熱意と労力を惜しまない人には
教えたいと思います。
ただ、概要を説明するだけで1カ月以上毎日講義する必要があるわけですが、
それにつき合うくらいの興味と根性は見せてもらわないとね。
管理人さんがまじめで熱心な生徒さんで助かります、いや、ホント。


>「やめとけ!絶対絶対ソンするから」

ほう、大事にしてくれてるんですねぇ。友人として。
同期の中でトップ成績を取るほどの人なら、
構わず取り込もうとしてもおかしくないでしょうに。


>「あなたは絶対ソンする商品を多くの人に売り付けてるの?」

言わぬが花ということでしょ。
解ってて売るのは、なかなかしんどいことだから。
保険や証券関係の人が長続きしない理由のひとつかと思いますよ。
良心の呵責って。


>でも私は、インデックス投資は自分で実践して納得いくまで
>やってみたいと思ってます。もちろん、月の賭け金は小額で…。

ぼくも余力ができたら、いずれは。

でも、今は自分の会社を軌道に乗せる方が先決なんで、
持ち株は自分の会社の株だけ…。
上手く行けば、これが一番儲かる方法だし。(^^)
>ちゃかぽこさん

>第一「借りた金は踏み倒せばチャラになる」と簡単に考えるような人なら、
>そういう堅実な手で事業を再興し、
>再び信用を得るために粘り強く頑張ろうなどとは思わないでしょうけど。

確かに。
計画性なくお金を借り続けた末に、他人の迷惑を顧みず踏み倒すような人が、
現金と信頼を積んで事業を再生させるのは難しそうですね。
レバレッジをかけられない分、相当長い時間がかかるということですね。

>もともと失う物がない人向けの戦略なんです。>踏み倒し破産。

そうなんですね…。
踏み倒すことで、結局すべてを失う人も多いでしょうね。
身近な例でみると、離婚、家と財産没収、事業廃止、親戚縁者と絶縁、
と悲惨な感じですもの。
そうはなりたくないなぁ…。

>信用保証協会を通すんですかね。
>事業の資金(ぼくの場合は手形を担保とした手形割引の枠を作るためでしたが)
>の保証にも信用保証協会を通すんですが、個人の場合もそうするんでしょうか?

たぶん、信用保証協会を通して、個人でも
一律に保証金を払う、ということだったと思うんですが…。
確信は持てないので、今度業者さんと会ったとき確認しますね。

>今は「知らずにいる自由もある」と思います。
>かなりの労力を傾けるんで面倒だし、時間かかるし、知恵熱出るし。(笑)

なるほど、知らずにいる自由か…。
みんな、お金のことを考えなくても、
他に考えないといけないことは色々ありますものね…。
無理強いはできないですけど…。
知るとトクなのに、と残念になります。
家計の管理もうまくなるし、経済の本もよく分かるようになるから
面白いのに…と残念ですね。
最初の誘い水を向けるのが難しいですよね〜。

>管理人さんがまじめで熱心な生徒さんで助かります、いや、ホント。

とんでもないです。
数字に弱い生徒なんで、教えるのに骨が折れると思います…。
自習も一生懸命やりますので、どうぞよろしくお願いします。

>同期の中でトップ成績を取るほどの人なら、
>構わず取り込もうとしてもおかしくないでしょうに。

まぁ、その意味では有難いですね。
でも彼、ヘンな人なんです。
証券会社の営業成績は抜群なのに、マカオのギャンブルで
お金を増やそうとして、借金どっさり増やして帰ってくるような人ですから。
「やっぱり、証券マンは資産運用のプロではないんだな…」
というのは分かりました(笑)

>保険や証券関係の人が長続きしない理由のひとつかと思いますよ。
>良心の呵責って。

なるほど。かえって、分からないままでいる方が楽なのかもしれないですね。
分かってしまうと、罪悪感を感じて嫌になってしまいそうですね。

>上手く行けば、これが一番儲かる方法だし。(^^)

おお〜!頑張ってください!
成功したら講演会もできますネ。
楽しみにしてます〜!
>管理人さん


>レバレッジをかけられない分、相当長い時間がかかるということですね。

まぁ、レバレッジをかけた投資なんて考えもしない人なら、
別に大した事ではないのかも。
現金だけで生きていく分には何の支障もないでしょうから。


>踏み倒すことで、結局すべてを失う人も多いでしょうね。

ホントに失う物がない人ならそうでもないかも。

独身で、親類縁者とかともあまりつきあいがなくて、
日雇いとかで生活してるような境遇なら、
生活のため仕方なく多重債務者になりました、助けてください…
って言って自己破産はできるかも。(もちろん免責認められる形で)

でも、それやっても結局何かが残るわけじゃないですけど。
一時的に小金持になるけど、使い果たさないと自己破産できないだろうから。
だからちょっと豪遊して夢を見れるだけだと思います、たぶん。

橘玲さんの「亜玖夢博士の経済入門」に、
自己破産で違法業者の上前をハネる話があったけど、
末路はやっぱ悲惨だったもんなぁ。


>みんな、お金のことを考えなくても、
>他に考えないといけないことは色々ありますものね…。

それもあるけど、
自分の状況を直視したくない…ってのが大半じゃないかと。
おかげで考えようと頑張った少数の人が報われるわけだし。


>証券会社の営業成績は抜群なのに、マカオのギャンブルで
>お金を増やそうとして、借金どっさり増やして帰ってくるような人ですから。

人生、全部ギャンブルなんですけど、
彼はギャンブラーでなくセールスマンなんでしょうね。
身近に実例があって勉強になりましたね。


>成功したら講演会もできますネ。

逆に、もし成功したら人に教えたくなくなるかも。
穴場の旨い店を紹介したくないのと同じで…(^^)
>ちゃかぽこさん

>自分の状況を直視したくない…ってのが大半じゃないかと。
>おかげで考えようと頑張った少数の人が報われるわけだし。

たしかに、直視するのって大変ですよね。
時間も労力もかかりますし。
とりあえず、今我が家では食費を改善中です。
「買い物は週に一度、安いものを買いだめする」、など
節約を追及すると、作業効率もよくなるので一石二鳥です。

>逆に、もし成功したら人に教えたくなくなるかも。
>穴場の旨い店を紹介したくないのと同じで…(^^)

それが自然な心理ですよね。
逆をいうと、儲け話を積極的に紹介している人なんかは
疑ってかかるべきですね。

今年は、だまされない賢い主婦になろうと思います。
宜しくお願いします。
>管理人さん

>節約を追及すると、作業効率もよくなるので一石二鳥です。

いいっすね。改善も日常的に繰り返すと結構バカになりませんよね。
いろいろ頭も使うし。


>逆をいうと、儲け話を積極的に紹介している人なんかは
>疑ってかかるべきですね。

それと「誰にでも当てはまる一般論で語るのが難しい」
…というのもありますね。

人それぞれの状況次第で最適解は違うし、使える方法もまるで違うので、
最後はキッチリ自分で考えてもらわないといけないんです。

ある程度相手の立場で言うにしても、結局本当のところはわからないから、
無批判に実行されると同じような成果は保障できないんですよね。

だから、この講釈では
「判断できるようになるために必要な基礎知識」を中心に話しているつもりです。
例はあくまで例。使える場合もあるし、そうでない場合もある…と。

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