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ゼロからはじめる マネー講座コミュの【株式投資:3】税金というコスト

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◇投資について考える [シリーズ:株式投資(3)]

「税金というコスト」



今回は「投資信託」の概略の続きと
「税金というコスト」についてお話しましょう。


前回もお話ししましたが、
投資のパフォーマンスというのは、
「コスト」に大きく足を引っ張られます。
(これは株式でも債券でも、全ての投資で同じ事が言えます)

このコスト、
前回話した「手数料」と並ぶものに
「税金」があります。

 たぶん並ぶどころか、それ以上…
 最大のコストと言ってもいいかも。


***


投資信託自体、
「コストがパフォーマンスを下げる」という構造的欠点を持つのですが、
それをさらに悪化させる典型例として「毎月分配型投信」というのがあります。

毎月分配型投資信託は、
収益の決算を1ヶ月ごとに行い、
その度に分配金(配当金)を出す投資信託です。

2000年代に入り、団塊の世代が退職を迎える時期になって、
毎月年金代わりに分配金を受け取れる事をメリットと感じた高齢者を中心に、
大量の資金がこの種の投信に流入するようになった…と言われています。

しかし、この「お小遣い的魅力」を持つ投信には
大きな落とし穴があります。


それは「配当にはコストがかかる」ということです。

株式や債券に限らず、
税金は「確定した利益」に対して課されます。
(株式や債券、銀行の利息などは分離課税20%)

毎月配当するということは、
元本から十分な果実を得る間もなく配当されてしまうのみならず、
その都度(確定する都度)、税金と手数料を払う事になるわけで、
利殖で不利な影響を2重に受ける事になるわけです。

本当は「企業価値の成長」という面から見れば、
さらに不利になるのですが…


***


くえすちょ〜ん♪

◇質問

「企業価値の成長」という面から見れば、さらに不利になる…
 と書きましたが、その根拠は何だと思いますか?

ヒント:配当は税引後利益から行われます。

(自分で考えて、よかったらコメントで返してくださいね〜)


***


ちょっと話はそれますが、日本の税制についての概略を少し。

いくら儲けたところで税金でバリバリむしられたんでは
せっかくの苦労が水の泡なので、
税制はできる限り詳しく知っておく必要があります。

「税制からコストを逆算して、投資手法を選ぶ必要がある」
 とまで言っても大げさではないかも。


さて、投資で利益や損失を出すと「確定申告」が必要になります。

確定申告は、複雑な上にややこしく、
さらには毎年のように細部が変わりますので、
なかなか簡単に要点を説明できないのですが、辛抱して読んでください。

もちろん大幅にはしょりますが、専門家ではないので、
例によって“細部はだいぶ怪しいぞ”くらいに思っていただけると助かります。


1)損益通算

税金のうち、ここで問題にするのは所得税(国税)ですが、
まず大きく「総合課税」と「分離課税」に分かれ、
「分離課税」はさらに「源泉分離課税」と「申告分離課税」に分かれます。


総合課税と分離課税の差は
「損益通算ができるかどうか」です。

「損益通算」というのは、
 それぞれの所得に生じた損失と利益を相殺することです。

「損失<利益=黒字」、「損失>利益=赤字」となり、
 赤字の場合は課税されません。
 総合課税では損益通算でき、分離課税では損益通算できません。

また、個人の場合「青色申告」と「白色申告」があり、
「白色申告」は年を跨いだ損益通算ができません。


「損益通算ができない」場合、
「儲かったら課税、損しても救済なし」という状態になり、
「損しても税金を払わねばならない」ということになってしまいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[資料:所得の種類] ※興味がなければ読み飛ばしても結構です。

 同じ項目の所得でも、内容によって両方に跨がるものもある。
 [ ]内は重複する項目。
(資料は「平成20年分 所得税の確定申告の手引き」による)


◇総合課税(→所得を合算して税額を決める)
 [所得の種類]
 ・給与所得(※1)
 ・事業所得
 ・不動産所得
 ・一時所得
 ・譲渡所得
[・利子所得]
[・配当所得]
[・雑所得]

◇分離課税(→それぞれ課税され、それで完結する)
 [所得の種類]
 ○源泉分離課税(→受け取り時に源泉徴収され、納税が完結する)
 ・利子所得
 ・配当所得(※2)
[・一時所得]
[・雑所得]

 ○申告分離課税(→確定申告により他の所得と分離して所得税を計算する)
 ・山林所得
 ・退職所得
[・事業所得]
[・譲渡所得]
 ・雑所得


※1:給与所得は、受け取り時に源泉徴収されて納税が完結するが、
   他の所得と損益通算して既に支払った額より納めるべき税額が少ない場合、
   還付(返金)される。
※2:上場株式の配当は多少優遇されている模様。所得税7%、住民税3%。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2)累進課税

所得税は「累進課税」という構造を持っています。
これは「稼げば稼ぐほど税率が上がる」方式で、
簡単に言えば「稼げば稼ぐほど、税金をたくさん取られる」ということです。

逆に言えば「抜け目なく経費を計上し、計算上の儲けを小さくする」のが
節税の基本となります。


この税率の決定は以下のように行われます。

「収入ー経費」→所得
「所得ー所得控除」→課税所得
「課税所得×税率」→税額
「税額ー税額控除」→申告納税額

つまり「税金は3つのひき算と1つのかけ算で計算する」わけです。
このうち、何が経費になるのか、何が控除されるのか等を
あらかじめ知っておくと役立ちます。
(とりあえず自他問わず、領収書を集めるクセはつけた方がいいかな)


3)2重課税の禁止

これは税制の鉄則なんですが、
一度税金を徴収したらそれを課税対象にはできません。

だから先に徴収されている健康保険税や年金税は控除されますし、
源泉分離課税された利子所得は課税所得に含まれません。
(退職金などの非課税収入は申告自体不要)

でも、配当所得は分離課税の対象なんですよねぇ。理不尽だ。
(憲法違反だと訴えてる人もいるんじゃなかったかな?)


4)直接税(個人に直接かかる税金)の種類

サラリーマン家庭だと「天引き(源泉徴収)」や自動振込が多いので、
意識していない人が多いのですが、ついでにちょっと紹介を。
所得により税率や額は変わります。

◇所得税 :最大40%(国税。2007年度以降、課税標準1800万円以上)
◇県民税 :一律 4%(地方税。都道府県民税とも。所得割部分)
◇市税  :一律 6%(地方税。市町村税とも。所得割部分)

◇健康保険税:所得・家族構成により変動
◇  年金税:15100円(国民年金の場合。ウチは夫婦2人分を払います)
[↑上の2つ、税扱いしない人もいるけど、税より先に間違いなく徴収されるので
  ぼくは税と見なします]

◇分離課税


課税標準1800万円以上稼ぐと、
あわせて半分持って行かれるというわけですね。
(実質税負担率だと、だいぶ違ってくるのですが…)
その上、健康保険税、年金税もかかるわけで(所得が高いから大金のはず)、
実質何割取られるんだろう?


ここには節税の面白いポイントがあります。
それはほとんどが「所得に連動している」ところです。
(人頭税である年金税、都道府県民税の均等割、市町村税の均等割
 それ単体で完結している分離課税は当てはまらない)

仮に課税所得を0にできれば、
所得税、県民税、市税は0(均等割部分も低所得だと免除される)に、
健康保険税は最低金額にできます。

ここをコントロールできないサラリーマンの不利が
どれほどのものか、お分かりいただけるでしょうか?
(サラリーマンの妻は年金税が免除されますが、
 その程度では合わない巨大な差です)

一度計算してみてはいかが?
もし、知らずに払っているなら驚くと思いますよ。


***


さて、話を戻しましょう。

あくまでぼくの見解ですが、
投資は「長期保有して、本来の価値を“複利”で増やす」のが
最上だと思います。

複利(ふくり)とは、
複利法(元金から生じた利子を、次期の元金に組み入れる方式)
によって計算された利子のことで、
元金だけでなく利子にも次期の利子がつくため、
投資では雪だるま式に利子が増えていくことになります。

ということから、毎月分配型は悪い方の極で、
その対極にあるのが再投資型(増えた価値をそのまま加えて運用する手法)
ということになると思います。

※冒頭の画像は、例として毎月分配型と再投資型それぞれを試算した表です。
 設定は元本100万円、年利6%(月0.5%)、税率20%。
 毎月分配型は利子分を毎月全額配当し、再投資型は全額再投資しています。



上の見解を目指すために色々な手段を検討・勉強しているわけですが、
そのためには、以下の条件を満たす方法を探すべきだと思っています。

◇できるだけ長く持つ。
(長期保有して複利で増やす)
◇できるだけコストをかけない。
(複利の効果を減らさないために、手数料の少ない方法で調達・運用する)
◇できるだけ利益を確定しない。
(複利の効果を減らさないために、課税されない方法で調達・運用する)

素人の株式投資は「インデックスへの投資が最適」というのは、こういう理由です。
できればコストをかけずに再投資できると、なおいいんですが。

そうすれば堅実すぎて小さいリターンを、
「複利の魔法」でカバーでき、手堅く増やせるはずです。

あ、でも「やたらと時間がかかる」というデメリットがありますね。
そうなると「時間」がないと使えませんねぇ。
(「若いうちから老後資金を蓄えるような運用」には向いてるかも)


***


[おまけ]

さて、このインデックス投資ですが、
税制やパフォーマンスの面で、現在ではさらに進んでいるようです。

各論はこみいってきますので、概略にとどめます。
この先を知りたい方は、各自調べてみてください。


[証券投資に関する変化]

◆「第1の革命」→アクティブからインデックスへ
◆「第2の革命」→インデックスファンドからETFへ
◆「第3の革命」→ETFから株価指数先物へ


アクティブ投資よりインデックス投資が優れているという
「第1の革命」については概説しました。

その出口戦略である「換金」に関して、少し補足を。

◆インデックスファンド→
 ・保有分に応じて、投信会社がNAV(純資産価額※)で買い取ることを保障。

※純資産価額:投信会社が信託資金に応じて投資・保有している持ち株の資産総額。
 ただし、コスト等の様々な要因から、株価とNAVがかけ離れていることが多く、
 インデックスに十分連動できてないということで、
 必ずしも狙った成果を上げることができていなかった。


「第2の革命」で登場する「ETF」とは
「上場投資信託(Exchange-Traded Fundの略)」のことで、
 会社として運営され、証券取引所で株として取引される投資信託です。
 上場投信とも言います。

◆ETF→
 ・株価とNAVが一致するよう設計されている。
 ・投信が株と同じように売買でき、調達コストや信託報酬も低く抑えられる。
 ・株式市場で売買でき、換金も容易。
 ・日本の税制ではインデックスファンドより優遇されている。
 これらの点でインデックスファンドの問題点の多くが解消された。
 ただし、配当を自動再投資することができないなどの欠点もある。


「第3の革命」で登場する「株価指数先物」は
 インデックスを先物で取り引きする商品。

※一部のギャンブル志向な投資家向けと考えられていた
 先物・オプション等の「デリバティブ」取引は、
「通貨先物(外国為替証拠金取引(FX)のリスクヘッジ商品)」や
「株価指数先物」の登場により、
 近年、資産運用のツールとして注目されるようになりました。

◆株価指数先物→
 ・インデックス投資を、より高度に展開できる。
  ・さまざまな取引コストがETFよりさらに安い。
  ・損失への保険をかけたり、レバレッジをかけたりできる等、柔軟性が高い。
 ・決済の度に課税される点は変わらず、税制上は現在のところ長期投資に向かない。


「インデックス投資を組み合わせてアクティブ投資を行う」という
 昔は機関投資家にしかできなかった離れ業も
 現在では、個人でもやりようによっては可能なようです。

 奥が深いなぁ。


***


ともあれ、株式投資に限らず、
節税というのは投資を考える上で外せないコストです。
これは投資における永遠の大テーマと言えるでしょう。


では、今日はこの辺で。

コメント(6)

>ちゃかぽこさん

今日も実践的なお話ですね!
どうぞよろしくお願いします。

>投資のパフォーマンスというのは、
「コスト」に大きく足を引っ張られます。
(これは株式でも債券でも、全ての投資で同じ事が言えます)

投資を真剣に検討しだすと、
気になるのがコストですよね。
では、今日もよろしくお願いします!

> たぶん並ぶどころか、それ以上…
 最大のコストと言ってもいいかも。

え?税金?
手数料はともかく、税金もそんなにかかってくるんですか?
これは盲点です…。(投資って盲点が多いですね?)


>毎月年金代わりに分配金を受け取れる事をメリットと感じた高齢者を中心に、
>大量の資金がこの種の投信に流入するようになった…と言われています。

なるほど、確かに、よく本などで「お小遣い代わりに」と
薦められてるのがこのタイプですよね。

>その都度(確定する都度)、税金と手数料を払う事になるわけで、
>利殖で不利な影響を2重に受ける事になるわけです。

うわー。全然旨みがないじゃないですか。
そもそも、資産運用の目的のひとつって、長期運用+複利で
雪だるまを作ることなのに
毎月毎月税金や手数料を差し引かれていたら、
いつまでたっても元本が増えそうにありませんね。

***


くえすちょ〜ん♪

◇質問のこたえ

>「企業価値の成長」という面から見れば、さらに不利になる…
>と書きましたが、その根拠は何だと思いますか?

うわー…難しい!

普通に考えたら、企業価値が上がるのは
良いことばかりだと思うんですが…
なぜ不利になるんでしょう…すみません、わかりません!


***

>いくら儲けたところで税金でバリバリむしられたんでは
>せっかくの苦労が水の泡なので、
>税制はできる限り詳しく知っておく必要があります。

確かに、税金の話は難しいですけれども
知りつくしておいたほうがいいですよね。
将来自営業を始めるかもしれませんし。
普段、どれだけ税金を支払っているか把握しておかなきゃいけませんね。

>◇所得税 :最大40%(国税。2007年度以降、課税標準1800万円以上)

所得税も、法人税と同じく40%まで上がることがあるんですね。
それでも、サラリーマンは自分の支出を経費として計上出来ない分、
ほとんどそのまま税金を持っていかれるので損なんですね。

>ここをコントロールできないサラリーマンの不利が
>どれほどのものか、お分かりいただけるでしょうか?

なるほどなるほど、
所得が増えれば増えるほど負担は大きくなるなんて
まったく勤労意欲が低下しますね。
そういえば、また高額所得者に負担を集中させる税制改革が
行われそうになってますね。
(無計画な子供手当のバラまきのしわ寄せですかね…)
これじゃあ、「よし、バリバリ働いてマイホームを持つぞー」と
頑張って稼いできても、バリバリ税金をむしり取られて
手取りが減るんですから、ガックリきますよねー。

これでさらに、改正で高額所得者いじめが進行すれば
日本の優秀な人材は海外に逃げていっちゃうかもしれませんね。
あ、独立すればいいのか。

>◇できるだけ長く持つ。
(長期保有して複利で増やす)

投資はできるだけ早いうちに始めた方がいいと
言われるゆえんですね!
コストの削減は、調べてみると意外にいろんな方法があるみたいですね。
たとえば最近初めて知った楽天のネット証券などは
手数料も安いし、楽天ポイントもたまるので還元率やサービスも良かったです。

>あ、でも「やたらと時間がかかる」というデメリットがありますね。

なるほど。
時間をかけてゆっくり雪だるまを作っていくから仕方ないんでしょうね。
短期で稼ごう!と思ったらリスクが高まるし…。
慣れたらインデックスとアクティブを併用するのが一番かなぁ。

>「第2の革命」で登場する「ETF」とは

ちょうど今「ETF」に興味を持ってたところなので
タイムリーな話題でした^^
株のように取引できる投資信託なんですね。面白いですね。
インデックスファンドの問題点が、これで改善されたんですね。
デリバリティブも最近よく耳にします。
もっと自分で調べてみよう!

>ともあれ、株式投資に限らず、
>節税というのは投資を考える上で外せないコストです。

そうですね。何しろコストが大きいですものね。
よくよく考えて投資します!

今日もありがとうございました!
>管理人さん

カラオケ帰りのノリで酔って書いてるので、
いつもよりさらに“怪しい”コメントなのはごカンベン。


>え?税金?
>手数料はともかく、税金もそんなにかかってくるんですか?
>これは盲点です…。(投資って盲点が多いですね?)

サラリーマン世帯だと、これが盲点だってのが危険ですよねぇ。
ウチら自営業だと、ここは2大戦場のひとつです。(もうひとつは売り上げ)
「稼ぐ」のと「取られない」のとは車の両輪のようなもので
 以前説明した通り、どちらも重要です。

投資も勤労所得も、税金との戦いが一番…
と言っても過言じゃないんですよ。

以前説明したラーメン屋さんの例とかは、この辺についても
いろいろなヒントを入れてあるんですけどね。


>うわー。全然旨みがないじゃないですか。

ええ、そうなんです。
油断してると買い手に全然旨味のない投資商品が
未だにバリバリ売られてたりするんですよね。
こういう商品では、いつまでたっても元本が増えないのは
言うまでもありません。

どの投資業界でも、ある程度は言えることですが、
「ラクして儲けようとすると誰かにぼったくられる」ので、
 どこかで努力して、自分が戦える土俵を探らないとイカンのではないかと。


***


>くえすちょ〜ん♪

>うわー…難しい!

少しは難しくないと、勉強になりませんからね。(笑)


少し税制を知ってればわかるんですが、
ヒントにもあるように配当は税引後利益から行われます。

だから「配当所得は2重課税」なんですよ。
2重課税禁止の原則に反するので、憲法違反だと言われるのも当然です。

会社の利益から法人税をがっぽり(40%も)取った後で配当するのに、
個人からも20%も(しかもモノによっては源泉徴収までする)ぼったくるんですから。
インカムゲイン投資をしてる投資家狙い撃ちの罰則税制ですわね。
つまり配当すると「企業価値」は上がるどころか、下がるんです。

これだけ税金を取られるなら、会社に少しでも残した方がマシだってんで、
配当せずに、会社の価値を増すべく設備投資したり、人を雇ったりするわけです。
(それが狙いなのかもしれないけど…)
会社の価値が増せば、間接的に株の価値も上がるわけだから。


それなら株主を雇えばいいじゃん…ってなるけど、
普通は株主を雇うわけにはいかないですわね。
でも、マイクロ法人は…。(おっと!この先は秘伝だから自分で考えてね)


(つづく)
(つづきです)


>確かに、税金の話は難しいですけれども
>知りつくしておいたほうがいいですよね。

少なくとも投資をするなら、まず税制の勉強が先だと思います。
基本だけでもね。将来、自営業を始める時にも役立ちますし。
どれだけ税金を支払ってるかは調べてみてください。


>所得税も、法人税と同じく40%まで上がることがあるんですね。

まぁ、だからサラリーマンで出世するのはお勧めできないというか…。
その不利をフォローできるような方法
(就業形態なのか投資手段なのかはわからないけど)を講じないと、ちょっとね。


>所得が増えれば増えるほど負担は大きくなるなんて
>まったく勤労意欲が低下しますね。

その代わり、節税への闘志が湧いてくるでしょ?(笑)


>これでさらに、改正で高額所得者いじめが進行すれば
>日本の優秀な人材は海外に逃げていっちゃうかもしれませんね。

高額所得者の方が経営者に近く、そういう手管に長けてるのが普通なんで、
(それだからこそ高所得を得ることに成功しているわけです…)
頑張って価値を手元に残す方法を考えるんじゃないかなぁ?

税制を知り、節税のやり方次第では、
日本やアメリカはタックスヘイブン(租税回避地)顔負けの
節税ができるという話もありますよ。


>投資はできるだけ早いうちに始めた方がいいと
>言われるゆえんですね!

アンテナを張っといて、ヤバい穴がないかどうかを
日頃から色々検討しとくといいかも知れませんね。
証券や先物も、今ならネットを使うのは前提でしょうね。


>時間をかけてゆっくり雪だるまを作っていくから仕方ないんでしょうね。

まぁ、60歳定年で平均寿命が80歳オーバーなら、
まだ20年あるから十分長期投資は可能…という意見もありますからね。
(それだと使う時間がないんじゃないか?)


>慣れたらインデックスとアクティブを併用するのが一番かなぁ。

「インデックス投資を組み合わせて、アクティブ運用する」というのも
 今は可能らしいので、そちらを研究する方がいいかも。
 証券の話は今回で一応終わりなんで、
 そのうち番外編かなんかで話題にしますか。


>ちょうど今「ETF」に興味を持ってたところなので
>タイムリーな話題でした^^

ETFとデリバリティブはスゴいらしいですよ。
「インデックスをアクティブ運用するポートフォリオ」もこれらがカギらしいんで。
堅実な使い方もできるらしいんで、研究すると面白いかも。
>ちゃかぽこさん

>「ラクして儲けようとすると誰かにぼったくられる」ので、
>どこかで努力して、自分が戦える土俵を探らないとイカンのではないかと。

なるほど〜。「ラクして儲けられない」
というのは、肝に銘じておかないといけませんね。
わたしの親戚のオバちゃんが
「お金を預けただけで、利子が30%増えて戻ってくる」という
あやしげな会社を利用してましたが、
預金額を増やした途端、ドロンされてましたね。

せめて、投資信託の相場がわかっていれば
騙されることはないのに〜と思いました。
まぁ、「誰でも儲かる話」はまず嘘だと見て間違いないでしょうねー。

>だから「配当所得は2重課税」なんですよ。
>2重課税禁止の原則に反するので、憲法違反だと言われるのも当然です。

あっ、確かに二重課税だ!
いやーこれは思いつきませんでした…。
法人税とったあとで、個人から所得税もとるなんて…
どっちかにしてくれればいいのに!

>これだけ税金を取られるなら、会社に少しでも残した方がマシだってんで、
>配当せずに、会社の価値を増すべく設備投資したり、人を雇ったりするわけです。

たしかに、配当を出してもガッポリ税金で持っていかれるなら、
企業価値を上げるためにお金を使った方が
よっぽど良さそうですね…。

>でも、マイクロ法人は…。(おっと!この先は秘伝だから自分で考えてね)

なんでしょう?
秘伝!?うわー気になる…!!


>その不利をフォローできるような方法
>(就業形態なのか投資手段なのかはわからないけど)を講じないと、ちょっとね。

サラリーマンの税金の不利をフォローできる方法があるなら
ぜひ知っておかないとな〜。
これも主人が出世(するかどうかはわかりませんが)する前に
勉強しておかなきゃ!

>堅実な使い方もできるらしいんで、研究すると面白いかも。


へえー!デリバリティブってなんとなくリスキーなイメージがありましたけど
堅実な使い方もできるんですね。
インデックスベースのポートフォリオに混ぜ込むのかな。
このへんの勉強って楽しいですねー!
来週、主人の知り合いの証券マンと飲みにいくので
聞いてみようかなー。
>管理人さん


>まぁ、「誰でも儲かる話」はまず嘘だと見て間違いないでしょうねー。

ぼくも結構騙されてますから。
体験談多いなぁ、ああ痛い痛い。(苦笑)


>あっ、確かに二重課税だ!

普通に考えるなら、配当も経費にしてほしいですわね。

しかし調べてみたら結構ありますね、二重課税。
裁判で勝訴して驚いた相続税&所得税の例以外にも。
間接税(ほとんどは消費税)の2重取りは想像してたけど。


>秘伝!?うわー気になる…!!

もうほとんど教えちゃってるようなものなんで、
あとは考えてくださいね〜。


>へえー!デリバリティブってなんとなくリスキーなイメージがありましたけど
>堅実な使い方もできるんですね。

もちろん普通の株式投資よりリスキーな側面は多々ありますが、
もともとヘッジファンドとかでポジションを守るのにも
使われてたものなんで、やり方次第なんでしょう。


>来週、主人の知り合いの証券マンと飲みにいくので
>聞いてみようかなー。

あくまで話だけでね〜。
知り合いの証券マンとかが一番危ないんで。(^^)
>ちゃかぽこさん

会社員の税金についてちょっと調べてみました。
それでちょっとした発見がありました。
社内預金のなかでも、年金財形と住宅財形は、
銀行と違って利子非課税なんですって。
これは活用ポイントかも?
(ちなみに、目的以外の解約をすると、課税されるそうです)
住宅は、買うかどうか微妙なところなので
年金財形で積み立ててもらおうか…と思ってます。

>知り合いの証券マンとかが一番危ないんで。(^^)

そ、そうなんですね。
気ごころが知れてる相手なので、かなり話の内容を鵜呑みにしそうでした。
油断大敵、と…。

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